日本の言論界の懸念。
相変わらずの
「ロシアの軍事行動は許されないことだが、、」論。
その後に続く、
① 「ウクライナにも、或いは欧米にも、責任があった。」
② 「ロシアを追い込むことだけで、解決するのか。」
③ 「これ以上、戦争を続け市民の犠牲を増やすのはどうか。」
であろう。
H山氏やS木氏は、「ロシアから幾ら貰ってるの?」と陰謀論的考えが浮かびますが。
彼らは明らかに親ロシア派ですから、さもありなんです。
また、H本氏にしても日頃の言動からも、民主主義的姿勢を感じられないので
驚きはないのですが。
彼の大阪市長時代の政治手法は、トランプ氏やプーチン氏と通底するものを感じて
いましたので、隠れプーチンファンじゃないのと想ったりします。
リベラル派言論人に見られる②、③の議論である。
徹底的に他人事なのである。対岸の火事だからそのようなことを言えるのだろうと。
②と③を実現するのは、実は簡単なのである。
A)ウクライナで民主政権が倒れ、親プーチン政権が誕生する
B)プーチンが何等かの理由で失脚する
戦争は終結するだろう。
しかし、それは当事国双方には到底受け入れがたい事態に違いない。
なので、雌雄を決するべく戦いは続くのである。
世界は、ロシアに断固とした対応を取っているとは言い方状況である。
その一因が、核の恫喝であり、第三次世界大戦回避である。
いわばロシアの軍事力に世界の安全が人質に取られているのである。
我々は、今、ストックホルム症候群に陥りつつあるのではないか?
特に、リベラル派言論人の言説にそれを感じるのである。