2024年5月9日に、14歳の次男が
アメリカで前十字靭帯再建手術
をした記録です

一度切れてしまった前十字靭帯は
自然に治癒することはありません
本日は手術前に受けた検査について
書いていこうと思います

2度目の受診でMRI検査の後
ドクターに前十字靭帯断裂と診断され
Arthrex TightRope という方法で
手術を行うと説明を受けました
Arthrex TightRope を簡単にまとめると
鏡視下にて再建靭帯となる腱を2本採取し
ダブルループ(4重束)で骨内に固定する手術
私はこのように理解しましたが
念の為、ビデオも添付しておきます
こちらが実際に息子が受けた手術になります
両親の事前調べで
前十字靭帯再建手術の方法が
2種類 あることを知っていたので
ドクターに、Arthrex TigtRopeで
手術をする理由を質問しました
なぜ、そちらの手術の方が
息子に適しているのか
その違いが分からなかったからです
こちらがもう一つの手術方法です
初受診の時に取ったレントゲンを
見ながら説明して下さり
そこには
骨の付け根に成長線(骨端線)があり
これから まだまだ身長が伸びる14歳
成長期 真っ只中の手術であるため
今後の成長に対して、妨げになり得る
Patellarから腱を採取する方法ではなく
Arthrex TightRope、すなわち
ハムストリングの一部の腱を2本採取し
前十字靭帯の代用として移植する方法
で手術を行うことを説明されました
ただ、手術の前にもう一つ
Bone age study X-Ray
という検査を
受けておくように言われており
Bone age study X-Rayとは
手首・手・指のレントゲン写真から
子どもの骨の成熟度や発達過程を
医師が推定するのに役立つ検査であり
その結果次第では
(おそらく骨がまだ未成熟だった場合)
小児科のスペシャリストによる
手術に変更されると言われていました
ですが、この問題は無事にクリアし
予定通り初回から診て頂いていた
ドクターの手術となりました
興味深かったのは
このBone age study X-Rayから
子供が成長するのに
後どれくらい時間が残っているか
「成長ゾーン」の長さも分かると
おしゃっていたように思います
(私の解釈が間違っていなければ…)
次回、アメリカ驚きの手術当日
について書いていきます
ここまでの記録

前十字靭帯再建手術の記録(14歳 男)
2024/4/13
サッカー試合中に負傷(非接触)
↓
2024/4/15
初回ドクターアポイントメント
X-Ray 検査
↓
2024/4/17
2回目のアポイントメントでMRI検査
右膝前十字靭帯断裂(Complete tear of ACL) と診断される
右膝半月板損傷(Medial Meniscus tear)の可能性については開いてみるまで分からないとの診断
↓
2024/4/23
手術に向けて、膝に十分な可動域が得られ、
状態を回復させるためリハビリ開始(週3回)
↓
2024/5/1
3回目のドクターアポイントメントで
手術日が5/9に確定
↓
2024/5/6
成長期14歳の手術のため
Bone age study X-Ray検査
目指せ!復帰まで後9ヶ月
今後も更新していきます