イスラム教のラマダンの期間に入りました。
ラマダンとは断食で、期間中は信者は太陽が明るい時間帯の飲食をしないことになっているそうです。
ラマダンが終わる4月10日過ぎごろからは、ラマダン明けの大休暇レバランがはじまります。
バリ島は世界の中ではかなり治安が良いと思いますが、安全への意識は持っている方がいいです。
そしてラマダンの時期は犯罪が増加傾向にあるといわれており、ふだん以上に注意が必要です。
在デンパサール日本領事館からの注意喚起のお知らせをシェアします
断食月(ラマダン)における注意喚起
●3月11日(月)頃より4月10日(水)頃までイスラム教の断
食月(ラマダン)となり、その後4月12日(金) 頃までがイスラム教の断食明け大祭(レバラン) となる見込みです。例年、ラマダン期間中は一般犯罪も増加する傾 向にあり、注意が必要です。
●ラマダンやレバランの期間中も、テロへの警戒を怠らないでください。
1.本年は、3月11日(月)頃より4月10日(水)までイスラム教の断食月(ラマダン)となる見込みであり、その後4月12日 (金)頃までがイスラム教の断食明け大祭(レバラン) となる見込みです(正式には宗教省がラマダン開始の前日夜に決定 ・発表。)。イスラム教徒にとって神聖とされるラマダン期間中は 、イスラム教徒の習慣を尊重し、周りの人の感情を害さないよう自 らの言動に気を付ける等、通常以上の配慮が必要です。
2.ラマダンやレバランの期間中も引き続きテロへの警戒を怠らないようにしてください。テロの標的となりやすい場所(警察署等治 安関連施設、宗教関連施設(寺院、教会)、商業施設など不特定多 数の人が集まる場所、公共交通機関、ホテル等) やその周辺を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況 を察知したら速やかにその場を離れるなど自らの安全確保に努めて ください。
3.また、例年、ラマダン及びレバランの期間中はスリや置き引きなど金品目当ての窃盗犯罪等の一般犯罪も増加する傾向にあり、 防犯・安全対策を怠らないようにしてください。
また、「お金見せて」詐欺への注意喚起も届きました。
こちらは、実際に私がスギさんとクタエリアの大型ショッピングモールを歩いている際、
「ドバイから来た」「明日から日本へ行く」などというインド~中東系の風貌の2人組の男に、スリに合った経験があります。
「寿司屋はどこにあるか、教えてほしい」「日本人か、イエーイ」といい、スギさんに親しげにハグしていて、そのスキに財布をすられたというケースです。
しかし、その間の出来事を、当のスギさんは全然覚えていないという。ハグした覚えもないというのです。
催眠術だと考えられます。見知らぬ人と気軽に親し気に接しないこと、目を合わさないことなど、気を付ける方がいいです。
通称「お金見せて詐欺疑い」事案についての注意喚起(ホテル内での発生)
1 バリ州においては通称「お金見せて詐欺」と言わる手口による現金
などの窃取事案が発生し続けています。
※通称「お金見せて詐欺」とは
見知らぬ旅行者風の外国人から英語で声を掛けられ(途中で流暢な日本語に変わる場合もある)、「ドバイから来た」「日本にも行っ たことがある」「日本人と話せて光栄だ」「日本に行きたいから勉 強のために日本のお金を見たい」「インドネシアに来たばかりでイ ンドネシアルピアがよく分からないからルピアを見たい」 等と言われます。財布を見せたり、お金を見せたり渡したりすると 、現金を抜き取られるというものです。
2 ホテルフロアにおいて不審な行動をしている人物がおり、ホテル従業員による声かけの結果、未遂となったとの情報が当館に寄せられ ました。
3 過去、当館に寄せられたいわゆるお金見せて詐欺は、路上での犯行が多い他、日本人が集まる日本食スーパーマーケットにおける犯行 についての報告がありましたが、比較的安全と言われているホテル 内でも犯行は行われているようです。
4 安全と言われるホテル内であっても、見知らぬ者から突如声を掛けられたり、唐突な依頼をされたりした場合は、相手の言動等に惑わ されたり油断することなく、会話を断ち切り、すぐにその場から離 れる等して被害の未然防止に努めてください。
5 通称「お金見せて詐欺」以外にも、ひったくり、置き引き、すりなどの被害報告も領事館に寄せられています。
被害に遭わないよう、周囲に注意を払って行動して下さい。
本日は一日雲が厚く、午後は雨が降りました。
少し前に比べると、朝明るくなる時間が遅くなり、暑さが若干やわらいできた感じ。
季節の変わり目、健康にも気を抜かず、元気にいきたいですね!