8月21日~9月8日の間で在タンザニア日本国大使館草の根案件の事前調査でタンザニア・ムトワラ州へ行ってきました。

今回はミャンマーの事業でも大活躍の土木専門家・T氏に同行してもらった。
T氏、初めてのアフリカ。渡航前は未知の世界・・・という事で少々緊張していたけど、底抜けに明るいタンザニア人達に会って、毎日笑顔・笑顔。


ただ、仕事となれば別。
T氏流のスパルタ教育が始まる・・・。


毎日毎日、調査を手伝ってくれた村人達とはいつの間にか息子と父のような関係?になっていた。



タンザニアの絶景や、(ここは調査エリア)



子供達の可愛さにすっかり虜になってしまったT氏。
(タブレットをのぞき見する村の子供達)

お昼ご飯は村人の家で、村人が作ってくれたご飯をおいしいおいしいと食べ、
毎日快眠、時に早朝にジョギングし、昼間は初めて一緒に働くタンザニア人に叱咤激励しながら働き、
結局どの国にいようがT氏のリズムは何も変わらない。

「68歳でまさかアフリカに初めて来るとは・・・人生分からん、おもろいな。」
そんな一言と笑顔を残して日本へ帰国されました。





今年もJICA京都主催の国際協力ステーションに参加してきました。
道普請人にとって毎回新しい出会いや気ずきをくれる大切なイベント。
今回は学生ボランティアのM君とY君という協力な助っ人が道普請人のブースをサポートしてくれました。
国際協力の世界に興味を持った学生さん達もたくさん来てくれるので、彼等と近い目線で話してくれる学生ボランティの存在はこちらとしても大変ありがたい。
学生ボランティにとっても自分達がスタディツアーで体験してきた事を共有できる良い機会だと思う。


学生ボランティアのM君、Y君。
カメラを向けたらご覧のように少々不自然な仕上がりに・・・。


この国際協力ステーションは、京都に拠点を置くNGO, NPO団体が一同に集まる為、団体同士で情報共有や交流を深める事もできる。
今回もミャンマーで長期に渡り活動をしてきたある団体職員の方から、色々とお話しを伺う事ができた。

来場者の中には毎年このイベントに参加してくれる人、
「NHKのラジオ出とった団体やん!頑張りや~」と声をかけてくれる方、
「僕、道を作ったり、直す事がすべての活動の始まりやと思うんです。頑張って下さい」と言ってくれた高校生。
1人1人と接する時間は短い時間でしたが、今回もこのイベントからたくさんの
パワーと励ましを頂きました。
来場者の皆様、参加団体の皆様、主催者のJICA京都デスクの皆様、
今年も素敵なイベント、どうも有難うございました。




この仕事をしていて、「楽しみ」はたくさんあるのだが、その一つが村の子供達の成長を感じる事だ。
ミャンマーに関しては、例えば今年の事業地であるチョンチャイ村を始めて訪れたのは2013年の1月。
その時、生まれたての赤ちゃんだった子は今ではテクテク歩いてお喋りもする。
毎回、村を訪れる度に子供達の成長を感じれた時は心から喜びを感じるし、感謝する。

そんな中でもチョンチャイ村・村長の姪っ子にあたるイモコちゃん (ミャンマー語だとEi Mon Ko)は、私の大切な「友人」の一人だ。
2013年1月、イモコと最初に出会った時は彼女は極度のひとみしりで私が話しかけても「ちらっ」とみて無視。笑
そんな彼女だが会う回数を重ねる毎に慣れてきて、2年半経った今では私とイモコは大の仲良しである。
男の子よりも喧嘩が強く、お転婆で一緒に遊ぶとこっちがヘトヘトになってしまうが、そんな私を見てケラケラ笑う彼女が可愛くて仕方ない。
最近ではめっきりお姉ちゃんになって、工事の現場にお菓子の差し入れを持ってきてくれたり、私が汗をかいていたら、自分のタオルで汗を拭いてくれたりする。私が重い荷物を持っていたら、絶対に持てるはず無いのに頑張って持とうとしてくれる。
まだ7歳だけど大人の行動をしっかり見ていて、既に人を思いやる心をしっかり持っている。
そんな彼女からは、私の方が色々学ばせてもらっている。
今でもお転婆の彼女である事は変わらないが、学期末テストはいつも学年で1位らしい・・・。本当に末恐ろしい子である。
彼女の夢は「学校の先生」らしい。
きっと良い先生になるだろうな。


2013年の1月のイモコ。写真もあまり撮らせてもらえず・・・


2014年12月。この頃には既に私は彼女の家来と化す・・・


2015年7月。もうすっかりお姉ちゃん。