灌漑施設の管理組合の組合長さん(写真中央)
河川からの取水箇所、ポンプで水路まで引き上げる。
地中のパイプが顔を出す箇所
水源(川)近くに設置されたポンプ小屋、隣は昔に利用されていたポンプ
引退しているポンプ
新しいポンプ
バナナプランテーション(南アフリカ資本)
一画ではトマト栽培をしていた。畝を作って水が畑に行きわたるようにしていた。ケニアで関わる、園芸農業事業でのモデル農家グループの畑を思い出した。
地中のパイプが顔を出す箇所
水源(川)近くに設置されたポンプ小屋、隣は昔に利用されていたポンプ
引退しているポンプ
新しいポンプ
バナナプランテーション(南アフリカ資本)
一画ではトマト栽培をしていた。畝を作って水が畑に行きわたるようにしていた。ケニアで関わる、園芸農業事業でのモデル農家グループの畑を思い出した。
2013年に土のう工法のデモが行われた場所へ向かった。サトウキビ畑のプランテーションの側と言われ、そこまでたどり着いたのは良かった。
この近くか、と最初に向かったところは全くのあさっての方向だった。道にできた大きなくぼみを埋めるために、砂質土が積まれている。
広大なサトウキビ畑。同じような景色が続く
灌漑水路、護岸には土のうが利用されている。
ケニアのサトウキビ畑と同様、多少の泥上の路面も平気なトラクターが利用されている。
連れてきてもらっている運転手は前回のデモ時には現場に来ていないという。サトウキビ畑の中を長い間さまよっていた。運転手は電話で前回担当した同僚に電話で連絡をとっている。同じ言語でも言葉で伝えるのはなかなか難しいのだろう。
諦めるしかないのか、と思いかけたころ、やっと現場が見つかった。
モザンビークの首都マプトへやってきた。自分にとって初めて訪れる国。ポルトガル語圏でもあり、どこまで思うような活動ができるか、力が入る。物価は高いものの治安はそれほど問題なさそうだ。
町屋の台所を改装した展示会場。この時はミャンマーからの留学生が話を聞いてくれていた。いろいろな出会いがあるのも、展示会の醍醐味だ。
夏にスタディツアーに参加した学生さんたちが、彼らの体験を彼ら目線で簡潔に報告してくれた。
理事として?最後に、これまでのご支援や皆さんに関心を寄せていただいていることに感謝し、今後の活動にもご期待くださいと挨拶をした。
斜面地に堰堤を作る際、同じ標高の等高線上に設置することが効果的である。等高線を結ぶための簡便な定規
種子や土のう袋、タンク、フェンス材料、研修費用について助成を受けた。
授与式は紀尾井町ビルの19階で開催された。遠くに富士山が見え荘厳な雰囲気だった。国内活動で14団体、海外で10団体が助成を受けており、各団体が3分間の持ち時間でこれから実施する助成活動内容を発表した。いろんな活動があり、興味深かった。
関西弁を出しながら、でも早口になってしまって、自分も活動内容を発表した。活動成果に期待していただければと思う。
懇親会ではトヨタの方に、「テレビで紹介されていましたね(テレビ東京、佐藤隆太の地球元気)」、「以前に活動内容を報告していただきましたね」、「道普請人の活動には期待しています」と声をかけていただいた。
「車は道が必要だから」と肩を叩かれ、「現地では道なき道を道具を載せて行くことがありあますが、トヨタ、ハイラックスやランドクルーザーのおかげで大助かりです」と応えた。
NPOとしてさらに充実した活動を進めたい。
金曜日、研修5日目最終日。
参加者には理解度を問う試験を受けてもらい、振り返りと今後の活動について整理する。
試験前、配布されたプレゼン資料に目を通す参加者ら
このあと、昨日の施工箇所を確認することにした。
午前中の雨が止んでいた時に作業が行われた形跡があった。昨日引きあげるときには覆いきれなかった箇所に、きちんと礫質土が撒かれていた。
作業前の様子
写真手前のコンクリートのカルバートに至るまで砂利が撒かれて、車高の低い車も進入できるようになった。
きっと農家グループも昨日の作業を通じて、これで直せる!という手ごたえを感じたのではないだろうか。残り作業をやってくれるか、こちらのメッセージがきちんと伝わっているかという心配は全くの杞憂だった。
礫質土がこれまでの支援ですぐ近くまで運搬されていた。それでも地元の人こそが道を直したいという気持ちが強いだろうし、その気持ちに応えることができたことがうれしく思う。
カウンターパート(左端)と農業省県事務所のスタッフ。彼らも道の様子に満足そうだ。
農家グループメンバーが我々の来訪を聞きつけてやってきた。うれしそうに、そして誇らしく今日の午前中行った作業のこと、またこれから後100 m先まで自分たちで直していくんだ、と語ってくれた。
農家グループの声を、うれしそうに聞く農業省スタッフ。そんな様子をまたうれしく思う自分がいた。
農業省スタッフと農家グループ。彼らが一体となってケニアの農業を支えているようだ。自分は撮影役、黒子でいいと思う。「土のう」という言葉と日本の技術支援で研修が行われたことが、彼らの頭には刻まれている。
でもしっかり記念に自分の写真も撮ってもらいました。