土木工学科教官を中心に、技術面で工夫しながら定着しつつある。できた盛土構造の歩道も修繕を繰り返しながらも、7年の月日に耐えている。
学外への普及に向けては、大学の創意工夫がよりほしいところだ。
今回公益信託大成建設自然・歴史環境基金の助成を得ることができ、事業実施のための打合せを開始した。
窓口で大学の渉外部門を担当するシャーリー先生はとても活発である。
総長に土のうに関する事業のこと、自分が行くこと、そのために大学の来客用宿舎や現場視察等のために大学公用車の利用について、相談し段取りをつけておいてくれた。
きっとそこで出た話なのだろうと思うが、団体理事長の教授が所属する京都大学の土木工学科のシラバスについて、工学系教官らに説明してほしいとの要望が来た。
NPO職員の自分にそれは重荷だとの思いだったが、将来のことや今後の業務につながることとして、引き受けた。
発表の様子
土木工学科の先生方も来ていた(向かって左後方)
質問では「エンジニア」の資格をえる経緯から、大学受験の制度などについて聞かれた。
いろいろ質問が出たのはよかったと思う。シャーリー先生がせっかく企画してくれたこの場が無為なものにならないか、心配だった。なんとか一役買えたようだ。
発表のあと、「Certificate of Recognition」の認定書をいただいた。上写真中自分の左隣が、シャーリー先生
大学の宿舎でいただいた晩御飯、マンゴー好きとばれて、朝昼晩とマンゴーが出てきた。ちょうど収穫シーズンでよかった。
夕食後、シャーリー先生が連れて行ってくれた大学の町にある世界遺産のパオアイ教会。観光業を盛り上げているようで、ライトアップされていた。