近所の強盗事件 | 道普請人_http://coreroad.org/のブログ

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アメリカではないけれど、この国にも銃が出回っている。ブッシュに暮らす人々が普通に持っている、ようだ。現場を訪れたコンサルタントがこんな写真を撮ってきた。





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後ろ姿は子供のようにもみえるが、銃を背負っている。


自分の暮らすホテルに深夜強盗が入った。柵を乗り越え、銃をもって侵入してきたらしい。


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表通りに面する住居のあるホテル



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ホテルのメインゲート




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駐車場





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駐車場の奥の建物へと続くゲート。ここにもセキュリティがいる。





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中庭、食堂(右建物)、そしてホテルマネージャー執務室と客室のある建物(写真奥、白い壁)



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建物の背面、写真左奥のフェンスをよじ登って泥棒が入ってきたらしい。




このホテルは友人でもあるマネージャーのデニスが厳しく運営している。短パン、サンダルといういでたちの人は入れてもらえないし、帽子も敷地内に入れば脱がなければいけない。セキュリティがゲートの出入りを管理するだけでなく、敷地内を巡回している。




それでも銃を向けられればどうしようもない。下手に抵抗して従業員が怪我をすることの方が大きな問題だ、とあとでデニスは話してくれた。泥棒は、ホテルの事務所(マネージャーの執務室)のドアを壊して中のパソコンなどを奪っていったようだ。自分は部屋で寝ていて、物音にも気がつかなかった。。。




デニスは淡々とこれで5回目だ、という。内部犯、これまで働いたことのある人間が手引きしたのではないか、とのことだった。厳しい運営方針についてこれない何人もの従業員を首にしてきた。彼が従業員を指導する姿をよく見かける。首にする時は彼なりに葛藤があるという。それでもそのおかげで自分は管理の行き届いた環境の中で過ごすことができている。自分より5歳も若いデニスだけれど、彼のマネージャーぶりには頭が下がる思いがする。


開発ワーカーとして現地で仕事をされている方のお話で、住居に強盗が入ったという話はちらほら聞く。存在は目立ってしまうから、どうしてもターゲットにされてしまいがちなんだと思う。自分がどこかの泥棒団の対象リストに挙がっていないことを祈る。




現地の方と人と人として誠実にお付合いしてきているつもりだから、大丈夫だろうという気もしないことはないが、自分の身は守れるよう安全には気をつけていく。この国で活動するということのリスクの認識、備え、対処方法など多くのことを学んでいる。それでも結局のところ、この環境で仕事をしていることを楽しんでいる自分がいる。