パプアニューギニアの首都、ポートモレスビーに降りてきて通信環境がよくなったのでブログを更新しています。
11月にアジア開発銀行からの視察チームを迎え、様々な課題?を提出期限とともにいただいたので、その対応を中心にこれまで活動してきました。
アカウンタントが奥さんの転勤先であるシドニーに早く行きたい、というので彼の後任探しを始めました。プロジェクトメンバーから紹介してもらい、三人の方の履歴書が集まりました。一人ずつ面接をし、その印象と経験等を勘案して順位をつけ、一番の方から具体的な話(待遇や開始時期)を持ちかけ交渉しました。
三人とも優秀そうで信頼できそうでしたが、ドナー機関で働いたことがあること、すぐにでも事務所に来て仕事を始めることができる女性に決定しました。この判断が正しかったのかどうか。自分の直感と決断を信じるしかありません。
写真は送別会兼、歓迎会、また早めにクリスマスパーティーの様子です。
事務所のある町の郊外にあるロッジで、金曜の午後ランチをしました。
左から
ジュリー:新しく雇用したアカウンタントです。
自分:この日ぐらいから顔が腫れて痛くて大変でした。
ジョゼフィン:フィールドコーディネーター
アジア開発銀行の視察を境に、なぜがリーダーシップが出てきて「コーディネーター」としての役割を認識しその自覚が出てきたようです。プロジェクトが終わってもCOREと仕事したいとも言いだしています。オーストラリアドナー機関での経験が豊富で頼もしい存在です。
ジョー:去っていくアカウンタント
物静かで確実に仕事をこなしてくれて、とても信頼のおける人材でした。一方で口座補充手続きが遅れるなど仕事が遅いこともありました。シドニーでいったん主夫になる、とのことですがきっと経験を積んで新しい人生を歩んでいくのだと思います。またいつの日か会ってみたいです。
レイ:保健・ジェンダー担当コンサルタント
コンサルタントとして当プロジェクト対象地域で活動した経験があり、保健省と強いネットワークを持っているのが彼の強みです。チームの中で最もローカルとインターナショナルのスタンダードのバランス感覚に長けています。
ルベン:コミュニティ開発担当コンサルタント
トレーナーとしての経験が豊富で、コミュニティとのコミュニケーションは彼の得意分野です。一方で、外国ドナー機関のプロジェクトにコンサルタントとして仕事するのは初めてで、期限を守ることや「報告、連絡、相談」が十分できないことが目に付きます。
プロジェクト成果を測るための指標ノ設定など、この機会にチーム内で十分に議論できたことはより結束力を高める効果があったのではと思っています。来年より現場活動が再度本格化していきます。