道路整備のあり方 | 道普請人_http://coreroad.org/のブログ

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 道路をどう整備すればいいのか、がいつも問題となります。道普請人、の活動をするうえで当然です。


 LBTのエンジニアは、道路とはこうあるべき、という理論があり、それを現場で実現する努力を行っています。未整備な状態の農道は、「道路」の体をなしていない、と言います。一方、村人たちは少しでも道がよくなるように、と人力で限られた材料で整備を進めています。



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 エンジニアは村人が整備している道を見て、これでは不十分、もっと良質の材料を入れて理想形の道路の形にするべきだと言います。それを実現するにはどうしらたいいのでしょうか。


 必要な材料を購入し、理想形の道路に仕上げることができるエンジニアを雇い、小規模な機械(材料運搬用の車や締固め機械など)をリースする資金を調達できれば、可能です。


 現地調達可能材料で、最低限道を良くするための対策を村人に教えて実践することはエンジニアリングとは言えないのでしょうか?確かに仕上がりは理想形ではないかもしれませんがまずは降った雨水が道路面に貯まらない、固い路盤と道路表面ができればよいと考えます。


 先日、エンジニアと土のうを使って道路整備する箇所を決定しました。ここは、まず道路建設から進めるべきとのことで、採用しませんでした。



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 スポット的な補修に最適、とのことで写真のような場所を選定しました。



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