先々週から先週にかけて、日本より京都大学木村 亮教授に、科研費プロジェクトの一環でパプアニューギニアの現場を見ていただいた。他に土木や建築分野の専門家、2名の方も同行されていた。
整備対象道路を視察
プロジェクトオフィスでフィールドコーディネーターと打合せ
4日間ではあったが、現場を回って得られた助言はとても有意義だった。土木のバックグラウンドを持つ自分と、社会科学分野が専門の現地コンサルタントと進めてきた。道路整備に関することはもちろん、住民の巻き込み方、プロジェクトの運営・安全管理などについていただいたコメントは、これまで見落としてきたことに気づかされることになった。
日本語でプロジェクトについて議論ができたことが、また新鮮だった。
一緒に活動しているコンサルタントと視察先の道路で出会った。現地の人々が歓迎してくれた。
小学校の校庭に集まった人々
住民に挨拶する木村教授、(教授の右隣から州政府役人、プロジェクトスタッフ2名、道路省エンジニア)
この小学校、一週間前にも訪れる機会があった。そのときはお昼ごはんをごちそうになった。
とてもおいしかった。料理の腕は自分が見習わないといけない。
お昼をいただいた学校図書館で見つけた。約10年前に日本の援助で設置されたソーラーシステム。残念ながら今は壊れてしまっているそうだ。部品などきちんと保管されているが、修理費用が捻出できないらしい。とても役に立っていたからこそ、なんとか復活させたいという気持ちがあるのだろう。いまの自分の立場では、有効な対処法が思い浮かばなかった。





