国谷さんのご主人 | 道普請人_http://coreroad.org/のブログ

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 クローズアップ現代の国谷キャスターのご主人、の話を聞く機会があった。場所は西新宿の京王プラザ47階の宴会場。トヨタ財団、研究助成の贈呈式に出たときのことだ。


 京都大学木村教授(当団体理事長)がケニアで実施される研究プロジェクトに、私たちNPO法人道普請人のメンバーも研究協力者として参画する。このプロジェクトに対してトヨタ財団より、助成をいただくこととなった。「くらしといのちの豊かさをもとめて」という基本テーマでの研究助成金であり、採択率は6%であった。


 題目は「アフリカの農村が自ら豊かになるために -日本の地域社会を支えてきた精神と農工技術を正しく地域住民へ移転することにより、人々の潜在的活力を引き出す手法の開発-」である。


 贈呈式ではトヨタ財団、理事長遠山敦子氏(元文部科学大臣)が挨拶をされ、その後審査委員の方の講評があった。そのとき審査委員長の方が弁護士の国谷史朗氏(大江橋法律事務所)だった。懇親会である方がそっと国谷キャスターの旦那様だよと教えてくれた。お二人とも、プロジェクトの成果に大いに期待している、とのコメントだった。基調講演では、経済評論家の田中直毅氏が話をされた。


 トヨタ財団が今回採択したプロジェクトは26件、助成金は約1億4千万円。

このようなお金を出せる財団とはどんな人たちをスタッフとしてかかえているのか?またプロジェクト採択をする選考委員にはどんな人たちなのか?

同じく6%の採択率を勝ち残ってきた人たちはどんな人たちなのか?と興味深々だった。


財団のスタッフの方:

  理事長は元文部科学大臣というように、実力も格もあり知名度もあるような方が多いように感じた。実務面でお世話になる方たちも、スマートでクールな感じがした。


選考委員の方:

 選考委員長の方が弁護士の方、というのは意外な気がした。他の委員の方にはやはり大学関係者が多いようだった。


採択者の方:

 研究に対して熱い思いを持っておられる方が多いように感じた。採択の過程でトヨタ財団の方と研究の方向性や成果品の出し方など協議をされているグループもあるようだった。私たちのケースでは、財団の方の干渉はなく、我々独自のやり方に任せていただいている。


 今回、研究助成の採択を勝ち取れたことは、私個人的には本当に自信になった。これをはずみにして、ファンドレイジングはもとより活動内容を発展させていきたい。