道普請人（英語名：Community Road Empowerment, 略してCOREと言っています）のスタッフである喜田氏とともに、ここケニアの農業省を訪問した。喜田氏は1988年よりケニアへ農業分野の専門家として活躍されてこられた。かつて同じプロジェクトに属していたケニア人たちなど多くの知合いが今、ケニア政府農業省内で活躍している。まさに技術協力であると感じる。ともにプロジェクトをしたことが、この国の発展に寄与しその結果として彼らが現在、行政機関の中枢で活躍するわけである。
喜田氏の案内で、農業省、農業技監（技術分野の事務次官相当）にあたる人物に会うことができた。やはりかつて同じプロジェクトをした間柄だという。COREとして（JICAとは別に独自に）今後も、農業省とのコラボレーションの中で活動したいことなど説明した。そして次回に、「土のう」による道直しやCOREの活動について、説明させていただける時間を設定してもらった。
喜田氏のケニアでの20年という活動期間、そしての活動内容の充実、貢献度が、こうした人物と、話をできる機会がもて、また次回のアポに繋がったのだと思う。