2月から幼稚園に入園したピーチ姫 。
まぁ、特に入園式というものがあるわけではなく、
初日の朝も、普通に「Bon dia!!(おはよう)」と入っていくだけです。
日本の幼稚園の入園式を考えると、かなーり味気ない。
(しかし、自分の衣装とか考えなくて良いので、楽チンではある。 )
ただ、ここは子供にとーってもやさしい国ブラジル 。
幼稚園の先生ももちろんとーーってもやさしい
毎朝、先生達からのハグ とキス
で迎えられます。
最初の週はAdaptacao(慣らし期間)で、
毎日2時間のみ、親も一緒。
(本来は15時半までお願いする予定で申し込んでいるので、
自由になる日が少し先延ばしにされて、落ち込むダメ母 )
確かに、ピーチ姫の立場に立てば、
知らない国に連れてこられ
知らない言葉を話す人たちの中に放り込まれ
しかも、生まれてこのかたずっと一緒だったママがいない
なーんて事態が勃発しているのですから、無理は禁物
トラウマになっちゃいますからね。
というわけで、最初の週は親子で通いました。
1歳児クラスから入園していた子7名(だと思う)+新人5名(姫含)。
ブラジルでは2歳前後から幼稚園に通うのは一般的なのだそうで、
姫のクラスには他に4名の新人ちゃんが同時に入園しました。
登園して、園庭(日本に比べたらすっごく狭い)で遊んで、
朝のおやつ 食べて、教室で歌
やお絵かきや絵本
を
楽しんで帰るという生活。
2名の先生は、新人ちゃん達の様子を見て、
それぞれのママの場所をコントロールしてくれます。 、ママがいないと、錯乱しちゃう子
ママは子供から見える場所にいる
、少しは自分で遊べるけど、ママいない事に気がついて泣いちゃう子
ママは子供から見えない部屋で待機
、ママがいなくても2時間遊べる子
ママは幼稚園の外に出ても
姫は1週間、ほとんど の状態。
母はずーっと同じ部屋で過ごすことになりました。
でも、幼稚園での過ごし方をゆっくり見学することが出来て、
案外良かったかも
1日の過ごし方は
どんなお友達 がいるのか
その親はどんな人なのか
先生はどうやって園児に接するのか
なーんて基本的な事もそうですが、
他の学年の子はどうやって遊んでるのか
一緒に遊ぶ時間はあるのか
先生が歌うブラジルの童謡 はどんな歌なのか
先生達が使う幼児語(可愛らしく表現する言葉)はどんな言葉なのか
等々、ずっと一緒にいないとわからないことも体験できて、
少しお得な気分です。
さて、2週目
ここから、一気に慣れていくかしら~ なんて期待はしていません。
なぜなら、ここでなんとカーニバル休暇が入ります。
カーニバルの時期は毎年変わるのですが、今年はこのタイミング
我が家もバルセロナへの旅行を予定していたので、 ~
までお休みです。
(旅行の様子は別途書こうと思っています。)
最後の はまた親子で登園したのですが、、、、
この日は号泣っぷり が酷かった。
でも、それは新人ちゃん達だけではなく、旧園児達も同じこと。
カーニバル休暇の間、ママとパパにべったりだった子供達が
幼稚園という荒波(?)に再び放り出されたら、そりゃ辛いですものね。。
気を取り直して3週目。少し変化が現れました。 には、母が他の部屋で待機することも出来るようになり、
には、なんと母は幼稚園の外に出てもOKが
2時間後にお迎えに来てねってことだったので、2時間後に行くと、案外大丈夫そう
から、姫は幼稚園でランチを食べられることになりました♪
のランチ後にお迎えに行くと、なんと超笑顔
じゃないですか
話を聞いてみると、どうやら
「ランチが美味しかった 」 のだそう。。
そうかい、結局食い気なのね
、
とランチ後のお迎え時間を徐々に延ばしていっても超笑顔
母は少し安心したのでした
さてさて、もう一息の4週目。
月曜日のお迎えの時も、やっぱり超笑顔で安心したものの、
ここまでお昼寝 を一度もしていないことを先生と確認。
そりゃそうだようねー、自宅にいても、なかなかお昼寝しない子だもの。
このままだと、お昼寝するまでには、時間掛かるかな~
と覚悟を決めた翌日火曜日。
あっさりとお昼寝の壁を越えてくれちゃいました。
今回もやっぱり食い気
お迎えに行くなり、園長先生に「今日姫はたくさん食べたわよ~ 」
と言われ、連絡帳を見ると・・・お昼寝の記録もあるじゃないですか
どうやら、大好きなメニューを食べ過ぎて眠くなっちゃったらしい。 からも、順調に慣れていき、
、
からは、朝、幼稚園からママが出るときにも泣かず
「バイバイ」する日も出てきました
ここまで完璧に出来るようになったら、母はもう安心。
「姫、がんばれ~ 」と応援しつつ
2年ぶりの自由時間をどう過ごそうかな~と
心ウキウキ、弾ませているのでした
こんなタイミングでサンパウロのレストランウィーク が
やってきてしまいました。
ドコニイコウカナ・・・
長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございます☆
ブラジルの新学期は1月下旬~2月上旬が一般的。
姫が通う幼稚園も2月初日からのスタートなので、
それまでに、親は入園準備をしなければいけません。
日本だと、いろいろ手作りしなければいけなかったり、
大変そうだな~ と新米ママは怯えていたものでした。
が、ここはラテンの国ブラジル
ブラジルの方が楽チンに違いない (偏見
)
と気楽に構えていたら、別の大変さが待っていました。
入園手続きの際には制服を買うための業者を紹介されており、
数日後には、新学期の教材リストがメールで送られてきます。
意外と、幼稚園もハイテク(表現古いな。笑)で、各種連絡はメール以外にも、
HP,twiiter,Facebookが利用されてて驚き
制服は幼稚園や年齢によって、着用する/しないは様々ですが、
姫の幼稚園は1歳児から着用します。
日本みたいな可愛いベレー帽やブレザー等ではなく、
動きやすいTシャツやワンピースがメイン。
母は助かるよね~
これを着た瞬間に、ベビーだったわが子が園児に見えてくるからあら不思議
さて、教材リストには、アートのクラスの準備や、
寄付する絵本やおもちゃ内容が指定されており、各自購入して持参します。
日本だとまとめて幼稚園で購入してくれたりするから、そこは楽だよね~。
2歳のクラスですが、意外と本格的に絵の具の筆や絵画用のロールスポンジ、
指でお絵かきする為の絵の具等があり、しかも筆の太さの№まで指定。
(この筆の№を巡り、結局Papelalia(パペラリア 文房具屋)を3軒廻ることに )
それらアート用グッズにプラスして、ぬいぐるみ、教育用玩具、絵本の寄付を用意します。
これらはすでに持っているものから寄付すれば良いらしいのですが、、
あれ?ポルトガル語の絵本持ってないよ~
(日本語じゃだめだよね?? アンパンマンの絵本じゃだめだよね??)
ということで、絵本を買いに本屋へ。
そこそこ大きな本屋さんには必ずチャイルドコーナーが目立つようにあるので
近所のFNACという本屋やCDを売っている店舗に行きました。
リストには、推奨の出版社も紹介されていたので、
それを元に、お店の人にコンピュータで在庫を調べてもらったものの、
具体的にそれが棚のどこにあるのかは判らない
結局は、何百冊という絵本の背表紙を1冊1冊見て廻る羽目に。。。
もともと、私自身がブラジルの絵本なんて、読んだことあるわけないし、
ポルトガル語も初心者、、、この絵本探しが一番大変だった~。
(そして、絵本に描いてあるポルトガル語さえも、良く理解できない自分にショックを受けます 。)
すべての教材がそろったのは前日。
(あーー、いつも準備が直前なのは私の悪い癖ですね。いまさら治らないけど )
夜中に、すべての道具ひとつひとつに名前書き。
この作業は万国共通なんだろうな。。。
日本で、ローマ字版も作っておいたこれ↓が活躍しました☆
どれもこれも、可愛い姫の幼稚園生活が楽しくなるための準備。
母はがんばるぞ~
最近、やっと私の時間が出来るようになりました。
というのも、ピーチ姫が幼稚園に行くようになったのです☆
なので、ブログも再開してみようと思います。
サンパウロに11月に到着して、自宅を決めてからは
すぐに幼稚園探しに取り掛かりました。
というのも、すぐにクリスマス休暇~夏休みに突入してしまうからです。
そして新学期は2月から。
その2月からはピーチ姫も幼稚園生活を開始させたかったのです。
サンパウロには日系の幼稚園や日本人学校があり、
その通園エリアには沢山の日本人家族が生活しています。
我が家もその1家族なわけで、迷わずそのエリアに自宅を決め、。
(行きたいなと思った幼稚園のバスが来ないエリアだったらイヤだし。。)
周りの評判を聞きながら、いくつかの幼稚園に見学に行きました。
比較的規模が大きなI幼稚園、立地が良いR幼稚園、
やさしい雰囲気のT幼稚園、敷地が広いH幼稚園
日系じゃないけど、評判が良いA幼稚園
個人的にはR幼稚園が良かったけど、全学年定員いっぱい。
(どうやら駐在員枠があって、その枠がいっぱいなのでは?と、あとで他の方から聞いたのですが、本当かしら?ご存知の方教えてください。)
というわけでは、2番候補のA幼稚園にしました。
先生達もやさしそうで、明るい雰囲気もお気に入り。
私のつたないポルトガル語を一生懸命理解してくれて、対応してくれます。
1学年(10名前後?)に1人は日本人もいるから、困ったら相談できる人もいそう。
日系ではないので、ぜーんぶポルトガル語で生活することになりそうだけど、
ピーチ姫には、日本人ではない人もこの世の中には沢山いることを知ってもらい、
ブラジル人のお友達も作って欲しいなと、
A幼稚園で頑張ってもらうことになりました。
インターナショナルスクールの幼稚園という選択肢もあるのですが、
(1歳児なら本人の英語能力関係ないもんね。笑 、、、母は相当頑張らねばいけませんが)
自宅からは少し遠く、バスでも少しかかるので、
1歳児には酷かな~という判断です。
通園の距離で判断したのがもうひとつH幼稚園。
敷地も広くて、幼児用の食育施設も作る予定があったりと、楽しそうなのですが、
バスで片道30分(ラッシュ時は1時間かかりそう。。)と遠いのでやめました。
そんなこんなで、12月に見学して、1月前半には幼稚園を決定♪
晴れて2月から、ピーチ姫は幼稚園に入園したのでした☆