涙は浄化
2021.7.26
訪問看護の事務所で
私
ケアマネ
訪問看護Iさん
訪問リハビリMさん
訪問看護事業所社長
5人でカンファレンスでした
ケアマネが
入院の話を進めようとしたあの日以降
私はどうしてもケアマネと
距離を置いてしまい
自分の気持ちや要望は
Iさん、Mさんに伝えるようになり
お2人とも快く受けて頂いています
今回の内容は
今後の父との向き合い方と
プラン内容の見直しです
先日の訪問医との面談内容を伝え
■気持ちの問題
父には告知はしない考えから
父が身体の疑問を訴えた時の対応を
関わる全員統一しようという事になり
発熱、発汗
→自律神経の乱れ
二重に見える
→貧血や酸素、水分不足
痛みの広がり
→放散痛
足の浮腫
→血流不足、冷え
検査した結果ではなく
実際と違う事もありますが
この内容なら父も理解でき
全てが嘘という事でもありません
目的は
父の不安、疑問を取り除く事です
■薬の飲み込みにくさ
服薬ゼリーを使っても
飲み込みずらくなってきた為
大きい薬は粉にできないか
訪問医に検討して頂く事になりました
■入浴、酸素ボンベ拒否問題
浴槽を持参し来て頂く訪問入浴は
父は絶対に拒否をすると
全員の意見が一致
まずは足浴からはじめ
お湯の気持ち良さを実感してもらい
酸素を付けながらでも入浴したい
という気持ちになってもらう事を
目標にする事になりました
■食事
苦しそうにしながらも
父は普通食を希望する為
そこは父の気持を尊重し
少量で高カロリーメニューへ工夫する
(これは既に実践済み)
■訪問看護週1→週2へ
体調が常に不安定な事から
私がお願いしました
Iさんが居て下さるその間
私が買い物に出て可能との事でした
普段買い物は
父が落ち着いて眠れてる間
40分以内で済ませていますが
最近それも難しくなってきているので
とても助かります
皆さん父の状態、性格を
分かった上で意見をして頂き
8月からの方針が決まりました
カンファレンスの最後
ケアマネが私に言ったのは
もしもの時の事
救急車は呼んではいけない
訪問看護に1番に連絡を入れる事
警察が入る事になる事
「今まで自分がやってきた事は
何だったのか…」
という気持ちになるかもしれない
その時は
訪問医と訪問看護が居てくれるから
大丈夫だからね
と言われました
私は救急車に関しての認識は
既にありましたが
警察が入る事は知りませんでした
こういう話も
しないといけない時期なのか…
涙が流れました
再発告知と
再再発の告知の時には
父に見せてしまった涙
あの日以来
父の前では絶対に泣きません
かけて頂いた言葉が
心に染みて流す時
いっぱいいっぱいになって
途方に暮れる時
ふとした時に
いつの間にか流れている時
これは父が居ない場所で
何回も流している涙
涙で心が浄化されるという作用は
今までも本当に実感していて
この日の帰り道も
気持ちがまた切り替わっていました
以前
「泣いてもいいですか?」の記事で
コメントして下さった方々の言葉も
私は忘れていません
改めてありがとうございます
父がくれる私の夏
実は
残された私達が困らないよう
父の希望で遺言書を作成する事になり
21日の夕方
公証人、司法書士、証人が
家を訪れ作成が終わりました
父はそれ以降から
弱音のような本音のような言葉を
言うようになりました
「大仕事は終わった
もういつ死んでもいいか?」
「1年後生きてるか死んでるか」
「苦しみながら長く生きるか
苦しくなく短く生きるか」
「朝を迎えられることに
感謝した事なんて今まではなかった」
度々漏らす父の言葉に
泣かないようにする事が精一杯で
先日の親友のようには
聞いてあげる事ができていません
長い会話ではなく
麻薬の眠気が起こっている時に
目がとろんとなりながら
私に一言、二言、漏らします
それでも必死に
伝えてくれてるのだと思います
「今は一緒に毎日が過ごせて
苦しい治療と長い待ち時間の通院
コロナで面会ができない入院に比べたら
私は今はずっと幸せだよ」
とだけ私は伝えました
その後眠ってしまったので
父は覚えているのか分かりません
今回のオリンピック
父も私も反対派でした
父
「開会式見たいから
まだ起きててもいいか?」
私
「見よう、見よう」
ソファーに寝転びながら
一緒に見ました
普段は22時就寝の父
以前から今回のオリンピックは
一切見ないと言っていた父
目をキラキラさせて見ていました
父なりの思いがあるはずです
父と一緒に見るオリンピック
おそらく最初で最後
今後オリンピックが行われる度
私は今日の事を
思い出すんだと思います
今年の夏は今まで出来なかった
親子の普通の時間を
沢山感じ過ごしたいと思っています
アメトピ掲載
ありがとうございます
いつも読んで下さってる方
温かいコメントを下さった方
いいねをして下さった方
通りすがりに読んで下さった方
ありがとうございます
そして
同じ体験をされた方、されている方
本当に多い事を更に知る事ができて
私はまだまだ踏ん張る事ができます
言葉にならない程の
感謝の気持ちで胸がいっぱいです
本当にありがとうございます
納得と覚悟
2021.7.20
今月の9日
39℃代の発熱があり
緊急で訪問看護Iさんに来て頂いた時
「おそらくこれから
週単位、月単位で
このような事が起こると思います」
と言われていました
その言葉の通り
この日38.4℃の熱が出ました
朝、別件でちょうど
訪問医のクリニックから
連絡があったので
父の状態は伝えておきました
カロナールを飲んでも
熱が下がる様子がない為
クリニックに電話
来て頂けることになりました
着いた頃には熱は下がり
抗生剤を再び
1週間分処方されました
先生が見る限り腎炎ではない
がんそのものの炎症も有り得るが
尿路感染症の薬で様子を見たい
ということでした
私
「心配で、何かあると
すぐ電話をしてしまいます
すいません」
先生
「それでいいと思います」
看護師
「お家で看ているあなたが看護師
私達はそのお手伝い
頼もしい専属看護師よ」
先生
「在宅の場合、患者さんは
ご家族の存在が1番ですから」
父の様子が辛そうで
私では対処できないと
すぐに電話をしてしまう事に
申し訳ないという気持ちも
少しありました
でもそんな事言ってられません
父の苦しみより
優先するものなんて
今の私にはありません
2021.7.21
訪問医のクリニックに
私だけで行って来ました
真っ先に聞きたかった
最近訴える
物が二重に見える事について
私
「脳転移の症状
脳梗塞は考えられますか?」
先生
「正直全部考えられます
酸素不足もあるかもしれませんが」
私
「本人は
症状が無い時には忘れてますが
もしまた先生に訴える事があれば
何か安心できる言葉を
父に言って頂けませんか? 」
先生
「本当の事を言うのも
スッキリするかもしれません」
私
「父は胃がん、肺がん、心臓以外は
ほぼ忘れています
告知していない部分もありますが
それ以外の脾臓、脳への転移など
忘れてしまっている状態です
思い起こさせて
パニックになるような事は避けたいです
明日ぽっくり逝きたいと言ってみたり
数年後の話をしてみたりします」
先生
「そういう事なら
告知は難しいですかね
ショックで取り乱すだけで
理解できないかもしれませんし
その都度の言葉がけで
不安を消してあげていく方が
いいのかもしれませんね」
私
「父がお断りした酸素ボンベですが
トイレを済ませた後
呼吸を整える為に便座に座ったまま
20~30分動けません
父の意見は尊重したいです
でも楽にしてあげたいんです」
先生
「二重に見える事への対処として
酸素不足ということで
酸素ボンベを勧めてみるのは?」
私
「有難い提案です
服薬ゼリーも車椅子も
最初は拒否していましたが
今は嫌がりません
入り口が重要だと思っています
先生から言って頂けませんか?」
先生
「私からでも
訪問看護師からでもいいと思います
現在利用されている訪問看護師は
こちらにFAX、電話と
常に連絡を頂けていて
専属がしっかり看ていてくれる
かなり顧客満足感が高いと思います」
私
「本当に良くして頂いています」
先生
「これからも頻繁に熱が出たり
食欲も更に落ち
体調は日々変わっていきます」
看護師
「娘さんは体調大丈夫かな?」
私
「今は親子の時間と思って
毎日やってこれているので
私は大丈夫です」
その他は
黒い便は鉄剤の影響だけではなく
胃がんからの出血の可能性
薬を増やす事はできるが
それは病気の解決にはならなく
返って父には苦痛
発熱時
本来ならすぐに解熱させるのは
あまり良くないが
苦しむ父も、看ている私も
辛いだろうから飲ませた方が良い
この後往診に回る先生との
お話しはあっという間で…
でもこれからも
私との時間を作って頂けるそうです
私が診察室を出る際
先生が深々とお辞儀をしながら
「どうぞこれからも
よろしくお願いいたします」と
言って頂きました
一緒に闘ってもらえてる気がして
すごく嬉しくて…
こうやってひとつひとつ納得と
覚悟をさせてもらいながら
私はまた父の病気と向き合えて…
今日も1日ありがとうございます