違う父の顔
お食事中の方が居たらすいません
9日
診断された『尿路感染症』
お陰さまで
発熱は落ち着いています
抗生剤を飲んでいますが
問題は…
ほとんど排尿できていない事です
出そうとして
トイレに30分以上閉じこもり
私
「大丈夫ー?
もう出ておいでよー」
父
「大丈夫、今出るよー」
私
「1回トイレから出ようよー」
のやり取りを繰り返しました
何回かこんなことがあり
私
「ずっと居て暑いでしょ?
ドア開けてトイレしていいよ」
父
「トイレで寝てるのかな
記憶がないんだよ」
麻薬が増えたことで
常に眠そうにしていますが
要注意だなと思いました
メールの見方が分からなくなり
携帯が壊れているとイライラし
パルスオキシメーターの
「表示の向きが気に入らないね」
と怒りだし、声は出さずに
早口で喋っているように口を動かし
私を睨み付けました
見たことのない殺気だった
父の表情が忘れられません
そしてこの日は
私の声が不快だと言いました
頑固なところはありますが
短気ではなく
人に当たったりする性格でもなく
どちらかというと
本来はじっと耐える人です
慎重な性格に輪がかかり
全てに疑い深くもなっています
排尿ができていないということは
電解質異常のせいで
父はこんな風になっているのか??
せん妄なのか??
12日
訪問看護Iさんの日だったので
父には聞かれないように
メモを渡し症状を伝えました
いつものように父を診てもらい
あれからバイタルは落ち着いていて
胸、背中の音は異常ないと
元がんセンター勤務Iさんの
経験、知識から見て
今の父の状態は
麻薬のせいだけではなく
終末期に見られる過程での
正常なことなのだそうです
検査をしていないので
何とも言えないけれど
尿が出ないのではなくて
作り出せない腎機能の低下の可能性もと…
これも終末期の症状だそうです
終末期…
やっぱりこの言葉を聞くと
胸が締め付けられます
もっと素敵な呼び方は
無いものかと思ってしまいます
辛い治療と闘ってきて
今も辛い症状と闘っていて
それでも希望を持っている事は
変わり無いのだから…
そして今日15日
訪問リハビリMさんの日で
同じ事業所のIさんとMさんは
父と私の親子のベストな方法を
話合ってくれている事を知りました
2人としては娘の私が
これから起こりうる父の事を
直面する前に
医師に聞いて知っておいた方が
私にとっていいのではないか
という話になったそうです
今日それをMさんに聞き
必要ならば訪問医に
時間を作ってもらえるよう
お願いしてくれると言って頂き
知らないよりも
知っておきたいと思い
有り難くお願いしました
本当は怖いです
夕方早速Iさんから電話があり
この件を訪問医に伝えたところ
訪問医も私にはそれは必要だと
言ってくれたそうで
来週
父を親友に看てもらえそうな日に
クリニックに行って
今後の父に起こりうる容変
今の状態を聞きに行ってきます
IさんとMさん…
父の事だけではなく
私の事までとても気にかけてくれ
本来のお仕事以上の事を
して頂いています
私は
とても手のかかる家族だと思います
それでも色々と模索して頂き
こんな家族でも
諦めず、見放す事なく
導いて頂けている事に感謝しています
私は今、人として
沢山の学びを得ていると思います
ありがとうございます
まだまだやれる!!!
またつづきになります
ケアマネは訪問医が来るなり
即座に私から聞いたバイタル
サチュレーションを伝え
ケアマネ
「入院でお願いします」
先生
「入院と言われても
ベッドの空き状況もあるし
簡単に言われちゃ困りますよ」
ケアマネの粋を越えた言動に
親友
「みっちゃん(私)、もっとこっち」
ケアマネを下がらせ私を
先生の近くに呼び寄せました
私はカロナールで
熱が下がった事を伝えました
訪問看護Iさんから
一通り聞いて来た先生は
肺炎を疑っていたようです
胸と背中の音を聴き
先生
「うん、肺ではないですね」
父
「先生、おしっこが出ないんです」
先生
「うんうん
尿路感染症だと思います
在宅の場合は検査はせずに
こちらの見立てによる
薬を出すというのが大半なんですが」
私
「はい、お願いします」
先生
「抗生剤(レボフロキサシン)で
様子を見て下さい
発熱時はカロナールを」
そして医療用麻薬を
増量してもらった以降も
レスキューを飲む回数が
減らない事を話すと
・オキシコンチン10mg→15mg
・オキノーム5mg→10mg
に更に増量になりました
私
「お父さん
先生が出してくれるお薬で
大丈夫って言ってくれてるよ
お家でいいかな?」
私の言葉に父は頷きました
先生
「これから酸素を入れたり
お家で可能ですよ
入院基準には値しません」
先生に言って頂き
父は安心したようでした
私
「先生のクリニックは
24時間対応で安心していたんですが
連絡が取れない事はありますか?」
先生
「???」
私
「今日の午前中
先生のクリニックにかけても
どなたも出なかったようですが」
先生
「緊急用の番号
お伝えしてなかったですか?」
私
「聞いていません…」
先生
「大変失礼致しました」
24時間必ず繋がる緊急用の
携帯番号を教えて頂きました
さっきまで私を諦めさせようと
「24時間対応でも
電話に出られない時があるから」
そう言っていたケアマネの顔を見ると
とてもバツが悪そうでした
結局はケアマネの情報不足です
先生が帰られた後
ケアマネを送り出すと
マンションの廊下に呼び出され
先生が言っていた話を
私に繰返し話をします
私
「聞いてましたので、大丈夫です」
ケアマネ
「お父さんは全部分かってるから」
私
「何をですか?」
ケアマネ
「自分の身体のこと…
娘には言ってないけどって
お話してたから」
私
「いつですか?」
ケアマネ
「この間よ」
父とケアマネが
2人になることはありません
あったとすれば介護認定更新の日
私が調査員と話している時だけです
府に落ちません
この話が本当だったとしても
父を入院させようと
ケアマネが1人先走ったのは
許せません
今回の体調異変はIさんが来るまで
とても怖くて、でも必死で
Iさんの的確な指示と対応のおかげで
父の身体は落ち着きました
訪問医の先生にも
前回少し不満を感じましたが
今回この先生は医師として
しっかりとした見立てをして
頂ける事が分かりました
それだけで十分だと思いました
今までの私は医師にも
気持ちの寄り添いを求めて
思うようでないとその度にへこみ…
今回の事を機に気持ちの部分では
訪問看護師のIさん
訪問リハビリのMさんにも
今までのように頼りにさせて頂き
私、親友でやっていこうと思っています
それでもいつか父が本心で
病院を選ぶ日が来るならば
私も決めなければと思います
在宅でまだまだやれる事はある
病院ではできない
自分の時間を過ごして欲しい
この記事を書きながら
ケアマネへの憤りはあるものの
少し前向きになれました
こうやって文字にするという事が
気持ちの整理に繋がり
また前向きな気持ちへと向かえる
有難い場所です
長々と
読んで頂きありがとうございました
心が乱される
つづきになります
Iさん
「僕が
言うべき立場ではないですが
気になりましてすいません
治療をしていない状況で
今日の様な急変が
これから週単位、月単位で
起きてくると思います
先の事をお考えになった方が
良い時期かなと思いまして」
私
「緩和病棟というような
お話ですか?」
Iさん
「僕が知ってる限りでは
ご家族で看られてるお家が大半で
○○さん(父)の容態もですが
娘さんおひとりだと
ご負担が今以上になり心配です」
私
「毎日関わっているのは私だけで
ある程度の覚悟はできています
父の気持ちは
はっきりと聞けてませんが…」
Iさん
「ケアマネにも
僕から話をしておくので
一緒に考えていきましょう」
私
「ありがとうございます
私には間違った認識が
あるかもしれないので
色々と教えて下さい
よろしくお願いします」
Iさん
「はい、もちろんです」
そう言って
Iさんは帰っていきました
部屋に戻ると
父は眠ったままで
朝からバタバタだった家の中が
急に静かになり
私は軽く放心状態の中
ソファーに横たわりました
私が在宅を選択したのは
1日でも長く生きてもらいたい
というのが1番ではなくて
父の尊厳を守りたいという事です
父がいかに穏やかに
病気の父ではない時間が
少しでも過ごせるのは
病院よりも家だと思ったからです
それは私の思いであって
考えが甘いのでしょうか…
現実は私では無理なのか…
父の本心はどうなのか…
眠っている父の体温を計ると
36.4まで下がっていて
肺炎の場合、カロナールでは
熱は下がらないようなので
少し安心しました
この時
連絡をいれておいた親友が
来てくれ更に私は安心しました
訪問医からやっと電話があり
14時に来て頂ける事になり
電話に出なかった事を
問う気力もなく待つことに…
その間
Iさんから連絡が入った
ケアマネが家に来ました
ケアマネ
「○○さん(父)どうかな?
一度リセットしに入院する?
帰って来たくなったら
帰って来るようにしようか?」
父
「入院する」
私
「え????」
父はケアマネの事が大好きで
即答でした
でも父の本心とまでは
判別できません
何の前触れもなく私への相談もなく
Iさんからの話を聞いだけで
医師でもないのに何なのでしょうか…
ケアマネを頼りにはしていますが
医師が入院が必要と判断したのなら
分かりますが
私の事を思ってなのか
父の事を思ってなのか
早とちりに過ぎません
父を親友に任せ
どんどん話を進めようとする
ケアマネに
私
「入院しても
面会できないですよね?」
ケアマネ
「病院によるけれど
そういう風に思っておいた方が
いいと思う」
私
「父は何も分からないまま入院して
もしそのまま帰って来れないなんて
事にもなりかねませんし」
ケアマネ
「訪問医は
24時間対応っていっても
必ず電話に出られるとも限らないから」
私
「はい?」
話しの途中で
訪問医が到着しました
つづきます
書きたい事が多過ぎて
うまくまとめられず
長くなってしまって申し訳ありません