
新作絵本『妖怪ロボット』、『恐竜カーレース』発売
【新作絵本のご案内】6月10日ごろ発売
『妖怪ロボット』
『恐竜カーレース』(永岡書店)
新しい絵本が2冊同時に発売されることになりました。以下各作品の紹介↓
●【妖怪ロボット】
新しい友だち「おざしき君」がすむ町に遊びに行ったひろと君。そこは妖怪たちが最先端のロボットとして活躍するスマートシティだった……!?
土蜘蛛エレベーターでダイダラボッチタワーマンションの最上階へ。ぬりかべテレビやあかなめクリーナーといった家電が揃い、のっぺらぼうやろくろっくびのベビーシッターが働く摩訶不思議な世界。
さらに一反木綿ドローンを飛ばして夏祭りの場所を特定した2人は、町の神社に遊びに行き、オオハマグリプロジェクションマピングを目の当たりにする。お祭りの最後には恐ろしい鬼たちも登場して…!?
最先端だけどどこか懐かしい。頁が2倍に開くしかけで大迫力の絵を楽しめる、妖怪好き、ロボット好きの子どもたち大興奮の絵本です。

●【恐竜カーレース】
恐竜や古生物が乗り物となって働く世界で開催される「恐竜カーレース」。力自慢、スピード自慢の乗り物たちが、陸上、水中、空中で迫力満点のレースを展開します。
パワーバトルに参戦するのはティラノサウルスバスやマンモス除雪車、スピードレースではガリミムス宅配バイクやオルニトミムスの郵便バイクが大活躍。
水中レースにはモササウルスジェット船にメガロドンのスピードボートも参戦して大荒れの予感……!
最後はケツァルコアトルスハングライダーやプテラノドンパラグライダーが大空を舞う空中レース。
陸上、水中、空中をいきいきと駆け抜ける恐竜、古生物の乗り物たち。2倍に開くしかけで大迫力のレースを楽しめます。恐竜・古生物好き、乗り物好き、そしてレースやバトル好きの子どもたち大興奮の絵本です。
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・妖怪とロボット、古いものと新しいもの、伝統的なスタイルと現代的・未来的なものの組み合わせ、そういった世界観を想像するのがすごく楽しかったです。
・恐竜カーレースはいわば『恐竜バス2』的な位置づけの作品でもあります。レースやバトル的な要素もあるので、迫力重視な作画もできてとてもやりがいがありました。
永岡書店さんから出版されている本シリーズも今回でおかげさまで6作目になりました。これもこれまで作品をご覧くださった皆様、さまざまな場面で作品に関わってくださった方々のおかげです。心より御礼申し上げます。
絵本は1年ぶり、本シリーズは2年ぶりの新作です。発売は6月10日ごろ。どうぞお楽しみにしていただければ。
それぞれの作品は単体で独立していますが、他の絵本をご覧になったことがある方は、お馴染みのキャラクターや作品の垣根を越えて出演しているものがところどころに出ているので、そんな意味でもお楽しみいただけます。
よろしければ他の作品も一緒にご覧いただければ幸いです。
梅、メジロ、そしてColoso講座
こちらは近所の菅原神社の梅の木でメジロが蜜を吸っている様子。
のどかでかわいい。私が近づいてもぜんぜん気にしません。
メジロも甘いものが好きなのか、あっちの花からこっちの花へとせわしなく、羽をパタパタ、ピョコピョコとあきらかにテンションが高いです。それも一羽、二羽、三羽・・・とたくさんいます。
道真公が梅を愛でておられたのはわりとよく知られた話。それもあってか梅がいくつも植えられています。少し暖かくなった陽気に誘われてより開き始めた花がかぐわしいにおいを放っておりました。
そういえば昔、正月用のイラストで「梅とメジロ」を描いたことがあったのですが、「梅にはウグイスでしょ」ということで修正が入ったことがありました。そう、たしかにそうなんだけどw 実際に私たちが梅の花に寄っているのをみるのはメジロが圧倒的に多いと思います。合ってるんだけど間違っている感。「梅の花にメジロいたもん!」(メイの声で)。そんな懐かしいエピソードを思い出しました。
私の地元はなぜか菅原神社が多いのですが、土地柄的に道真公と縁があるという話は聞いたことがありません。神社の縁起を見ると「もとは日枝社、大綱社をお祀り」また併祭神に大山咋神とあるので山の神様を祀っていたところなのでしょう。ちょうど丹沢の山塊がよく見える位置にあり、端麗なる「大山」もよく見えます。
ただし山の神様を祀っていたお社で、そこに菅原道真公を祀るようになった経緯はいまだに不明。こういった土地の話は、多少は調べることもできますが、結局分からない部分も多く、それがまた面白くて不思議なところでもあります。
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さて、2/26にColoso( @Coloso_japan )にて@ocowa_0025 様の講座と合わせたBlenderのオンライン講座が発売されます。
私の講座は「モノクロイラスト風の3DCG表現」で、ペン画タッチの独特なCG表現をお伝えしています。
ご興味のある方はこちらからご確認いただければ幸いです。
(2025/02/26 11:00以降アクセスできると思います)
私の講座の動画での紹介はこちら↓
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます
素晴らしい一年となるよう心より祈念申し上げます。
24年はおかげさまで絵本、イラスト、3DCG、アニメーション、講座、学校他多くの機会をいただき本当に充実しておりました。
25年もありがたいことにまた絵本他いろいろな作品をお届けできる予定です。本年もよろしくお願いいたします。
元旦ということで、初詣は人が多いのでひとまずお札だけもらって来ようと神社に出かけ、そうしたらすごく絵の参考になりそうなシャッターチャンスがありスマホをもたずに出ていたのでそれを取りに戻り、再度出かけせっかくなのでお参りもして、そうしたら古札を持ってくるのを忘れてそれを取りに戻り・・・と、そんなことをしていましたw。社務所が開いていたり古札の受け付けは元旦しかやっていないことがあるのです。もっともごく近所なので散歩になって、人出もあってむしろ楽しかったです。
24年は、絵本『恐竜サファリ』が出たり、
Colosoの講座が出たり
跡見学園さんのアニメーション
MVのご依頼や、ファイナルファンタジー音楽の生みの親、植松伸夫さんのライブ映像に関わったり、本当にいろんなお仕事に関われたと思っています。
作品を、あるいは作り手としてより広く認知してもらえるよう一層励んでまいります。
はたまた、学校は日常的に過ごしている場所ですので、素晴らしい学生たちとすごすことができたことも楽しかったです。
本年は、先々ですがあの『恐竜バス』『昆虫バス』の永岡書店さんのシリーズの新作絵本が出る予定です。まだまだ制作途中ですが過去一の楽しさとなるよう進めています。
昨年の今頃は地震や飛行機事故があったこともあり、いっそう本年のご多幸やご清栄を祈念申し上げます。
どうぞ皆様にとって素晴らしい一年となりますように。
跡見学園女子大学 学科PR映像
前の記事で紹介した跡見学園女子大学の新設予定学科のPR映像がYoutubeでも公開されましたので、よろしければご覧いただければ幸いです。
せっかくなので内容の解説を。
全体で15(13+2)秒しかないのでどんどんシーンが変わります。
でもMVとかアニメでも1カット1~2秒というのはわりとよくあるので、そういうのを見慣れたターゲットの高校生世代には問題ないかなということで、13秒を5カットで作っています。
1,進路を決めかねている勉強をしている高校生。そこに蝶々が窓から入ってきて、おそらく逃がしてあげようと思って捕まえようとしたら参考書等の山が崩れる。
2,蝶は窓から去って行ってしまいますが、崩れた書類の山の一冊(跡見学園女子大学の入学案内)が風を受けてめくれる。そこからさまざまなキーワードが浮き上がる。
3,そのキーワードから想像を膨らませ、空想の世界に入り込む。
4,サイバーなんだけど緑豊かな空想世界。夢と創造性あふれる未来から誘われるように、あるいは何かを促すような風に吹かれて・・・
5,最後は跡見学園の屋上で大学生になった主人公が風に髪をなびかせながら遠くを眺めています。その横には、そもそものきっかけを作ってくれたあ蝶々が。
・・・という内容を13秒にまとめた作品です!(笑)ぜひご覧くださいませ。