書くということ | 阿久澤菜々のブログ

阿久澤菜々のブログ

~Nana Akuzawa Official Blog~

ごきげんよう!

 

皆さま、遅ればせながら、あけましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします。

 

そして素敵なコメント、ありがとうございます。

お祝いのメッセージだったり、お久しぶりの再会だったりも、すごくすごく嬉しいです。

大事に読み返しています。

 

年を跨いでのこの1か月、私は悶々としていました

というのも、何かを書きたくて、しかしあらすじすらできず途方にくれ、ただ頭の中でもがいてる日々。

(そしてようやくゲームオブスローンズのラストシーズンを観終わり、虚無感に襲われる日々でした。コンプリートブルーレイボックスほしいというかまずブルーレイプレーヤーがほしいあぁ)

 

 

もともと、私に文才はないです。

小学校の作文はひどいものでした。「今日は遠足でどこどこへ行った。何時にお昼を食べた。誰それと何々をした。楽しかった。おしまい。」予定表かいって程度のもんです。

 

読書は好きでした。

私には、本が好きだという自負があった。

小学2年生でエンデの果てしない物語を読破しただとか、あちこちの図書館の本を片っ端から読んだとか、これだけはという自信があった。

でもある時、委員会か何かで図書室の読書数を数える機会があって、私はクラスで2番だった。あんなに読んだのに?

それから、国語の授業で、チームで創作小説を作ろうという日があった。これも、先生が取り上げた中で2番だった。こんなに好きなのに?

その後もあげたらまだまだあるけど、「本」に関して、1番になれたことはない。

 

とはいえ、私は物書きになりたいと思っている訳ではないのです。

ただ、物語を創りたいという気持ちだけは何故かあるようで、そのために自分の企画をやろうと、おととし思い立ちました。

私はこういう者です、これが好きですということを、何にも制限されず恥かくことも気にせず、表現できる場所が欲しかったんだなと気付きました。

 

このブログは、驚くべきことに10年以上も続いていて、SNSはとんでもなく苦手な私の、でも何かは書きたい気持ちの証明になってます。

しかし年々筆が遅くなってもいる。

それはもう、自分が誤魔化しようのない立派な大人で、文章を書くなら何か大そうな大人の鑑賞に耐えうる読み物でないといけないんじゃないかと悩み、でも自分の中に年相応のボキャブラリーが存在してないことは重々承知していて、つい尻込みしてしまうのです。

お知らせの時だけ書いていようという、逃げがありました。

 

久しぶりに昔のブログ読み返してみたら、結構どうでもいいことをつらつら書いていたりもする。

臆せず、自分のちっぽけな人生観しか源泉がないのだけれど、エッセイのつもりでもう少し頻繁に更新できたらな。しような。

 

エッセイはブログで、物語はmichelle’s atticの企画で、好きな文豪の朗読はYouTubeで発信する、そんな住み分け理想がある。

(インスタはどうしよう、高校の時にはっきり自覚したのだけど、アタシお洒落のセンスなかった。お洒落になりたい人生だったけど、もう諦めて粛々と泥臭く続けるしかないわね)

 

 

悶々と一月沈黙していた分の、ドバッと長文になりました。

そして、筆、というかスマホをポチポチ始めたら、あれまぁポンと1本短編ができました。使えるかわかんないけど。おいそこの君、頭の中で喋らず手を動かすんだ、手を。

 

とはいえまだ1本。全然足りない。まだまだ悶々。

いつどんな形で皆さまにお届けするかは、もう少しお待ちくださいませ。

 

今年もどうか元気で、そして笑顔で、お会いできるのを楽しみにしています。

笑い飛ばしてやろうぜ、諸々、あるけどあるだろうけど。

 

素敵な素敵な一年になりますように。