「お笑い第7世代」がテレビ業界を席巻している。
霜降り明星、EXIT、ミキ、四千頭身、ハナコなどだ。
「お笑い第7世代」という言葉は、「霜降り明星」のせいやが、次の年号の時代に20代で固まって頑張っていくために作った言葉なので、第1世代から第7世代の厳密な定義があるわけではない。(このため様々な肯定・否定両方の意見が出されている)
お笑い第1世代から第7世代の一覧にはいろんなものがあるが例えばそれはこんなものだ。
(笑いのコミュニケーションスクール「お笑い第1世代からお笑い第7世代まで 略年表」から引用)
① ドリフターズ、コント55号(萩本欽一)、林家三平、立川談志
② 横山やすし西川きよし、ツービート、B&B、紳助竜介、さんま、タモリ(漫才ブーム)
③ とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン
④ ナインティナイン、ロンドンブーツ1号2号、ネプチューン
⑤ バナナマン、チュートリアル、フットボールアワー
⑥ サンドウィッチマン、オードリー、千鳥、ノンスタイル
⑦ 霜降り明星、EXIT、ミキ、四千頭身、宮下草薙、ハナコ
こういうリストには、「〇〇〇が入っていない」とか、「〇〇と〇〇が同じ世代なのはおかしい」などの不満やクレームが出てきやすいので、完璧なリストを作るのは難しい。
実際、各方面に様々な軋轢を生むので、大手マスコミでは第1世代から第7世代のリストが明示されることあまりない。
□ □ □ 「音楽第7世代の一覧表」 □ □ □
この「お笑い第7世代」という概念について、ある程度、歴史のある分野を7つの世代で分類していくという手法として大変有効で面白く、ものごとを大まかに整理するにはいろんな分野で使用できる分類法なのではないかと感じる。
そこで、音楽第1世代から音楽第7世代の一覧表をあくまで勝手に作ってみた。
① 吉田拓郎、かぐや姫、井上陽水、ハッピーエンド(フォーク)
② 山下達郎、ユーミン、大瀧詠一、オフコース(ニューミュージック、シティポップ)、矢沢永吉
③ サザンオールスターズ、佐野元春、RCサクセション、ブルーハーツ(日本語ロックの確立)
④ ミスチル、B'z、ドリカム、小室哲哉、GLAY、L'Arc-en-Ciel(J-POPの誕生)
⑤ 宇多田ヒカル、MISIA、椎名林檎、aiko(女性アーティスト全盛、歌姫)
⑥ BUMP OF CHICKEN、RADWIMPS、ONE OK ROCK、Suchmos、エルレガーデン(バンド全盛)
⑦ 米津玄師、YOASOBI、yama(ボカロP全盛)、KING GNU、Official髭男dism
(自分で作曲・作詞して、自分で歌っている音楽アーティストに限る)
音楽好きな人が見れば、ここが違うあそこが違うと思う部分がいろいろあると思う。
それぞれの人が自分の思い入れのある音楽第7世代のリストを作ってみるのも面白いと思う。
この第7世代のリストは、他にも様々な分野で作ることができそうで、例えば、女優・俳優第7世代リストなら深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみ、新垣結衣は第5世代か第6世代かなとか、スポーツ選手第7世代リストならいわゆる「大谷世代」が第6世代かなとかいろいろ悩む楽しみが出てきそうです。