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自転車操業と回転方向を見極める。

ヴァンデ オ アウモッソ パラ コンプラ ア ジャンタ


決してラピュタに出てくる呪文では無い。


「昼飯を売って、夕飯を食べる」って意味のポルトガル語。(会社の先輩(ブラジル人の日系2世の方)が教えてくれた。)


食べるモノを売って食べるモノを得る。(結局、一日一食なのね)


自転車操業的な状況を指してるのかな。 頑張っても実益を生まない状況。ニッチもサッチも行きませんって感じの時に使うらしい。


貧困を皮肉った諺。



日本には発展した経済がある。

それを成り立たせているのは過剰なサービスであると自分は考えている。

持続的な経済成長を前提にした場合には必要以上の商品を消費させる必要があって、場合によっては資源を無駄に使っていると感じる。


昨今のエコブーム。

エコって言葉で、本来使用する必要のない資源を使い、より消費を喚起する。

これでしか豊かな生活が得られないという経済の仕組み。

またそれを成り立たせる個人の価値観とその根底に出来上がった文化。

ステレオタイプに、植えつけられた価値観をに盲目的になり自己判断ができなくなっていないか。

という消費悪ていう概念は少なからずあると思う。



しかし一方で、こうした経済成長のサイクルが企業にキャッシュを生み出し、そのキャッシュが技術開発に投資され、環境技術にイノベーションを生み出しているのも事実だと思う。


例えば、太陽光からエネルギーを生み出しエネルギー問題を解決するアプローチについて考えてみる。

化石資源が底を突くのが先か、永続的に利用可能なエネルギー源を確保する技術を生み出すのが先か。

技術革新のスピードを加速させるなら当然、キャッシュをもっと生み出す必要がある。

そんな時に、キャッシュの源泉となる消費を否定するのは難しいとも感じる。

いずれにせよ、将来、このモデルが成功させるならば、今はまった無しの自転車操業だ。 何とかキャッシュを生み出す必要がある。



もしこの前提に立つならば、

もしかしたら最終的な実益を生み出す為に、僕らにとって盲目的に超消費社会に参戦する事が、実は持続可能な社会を作る解になってるのかもしれない。



「エコ = 環境問題対応 ⇒ 無駄を無くす ⇒ 持続可能な社会を作る」

って言うのは建前で


「過剰消費 = 経済成長 ⇒ 技術革新 ⇒ 永続的なエネルギー源の確保 ⇒ 持続可能な社会を作る」

って構造なんじゃないのかと思ったり。



当然、2者択一では無くて両方のアプローチが取らなければならないと思う。

しかし、そうした中で自分の消費が何にどう役立っていくのかっていう判断を個人が判断する必要があるのかなと感じる。


・浪費して資源枯渇を加速させるのか (自転車の車輪が逆回転していく)

・消費が、持続可能な社会への投資なのか。 (自転車の車輪が順回転していく)


情報収集と将来性の判断が個人に求められてるんじゃなかろうか。



そんな事を連想する諺でした。



まとまりが無いが、一つの提案として記録の為に。

<実験中>

実験中の為、しばらく更新が繰り返されます。

3回目

NPO

社会イノベーション研究会という研究会に参加した。


既に2回この件を書いている。 そして2回目は壮大に書き上げたのだけど、誤って戻るボタンを押したばかりに全てが無に帰してしまった。


自分の中でとても有意義な時間となり、ぜひとも内容をまとめておきたかったんだけど、心が折れてしまいました。


とりあえず、メモだけ。


講義を通して:

日本のNPOはアメリカのNPOに比べ寄付金が40分の一位。

75%のNPOは年間50万以下の寄付金で運営されている。

つまりは、後は自分の事業収益でなんとか経営を回す必要がある。

という事で、NPO=非営利組織 but ボランティアって事。


つまりキャッシュフローを考えた際に、日本は特に事業の収益性が重要となる為、収益性の高い(持続可能な)ビジネスモデルが必要とされる。しかし、NPOは社会的弱者に対する支援等を通して収益を生み出そうとする事が前提にある為、お金を持つ市場をターゲットにすると言った戦略を取れず、ビジネスモデルを描くのがより難しいと言える。



ケースメソッド:

題材になったNPOが事業を拡大するか否かという点を議論した。

自分の意見では、収益性が低い、というより元々十分な収益を生み出せていない事業モデル(従業員に給料が払えていない)にも拘わらず事業拡大をしようとする事には反対。

「NPOはボランティアじゃない」という前提に立てば、独自のモデルが収益性を確保する必要がある。それがままらならないなら、事業を拡大する前にビジネスモデルを考え直した方が良い。(ちなみに規模の経済は効かない。むしろ規模を大きくしても、人件費が増加して赤字が増える)



ケースのディスカッションの中で面白かったのは、いろんな専門家の方の意見が聞けた事。

参加者は税理士、司法書士、医学系の社会起業家、シンクタンクの戦略部門、KBSとHBS(not ハーバード)の学生等。(自分はちょっと浮いてる気がした。)


・企業からNPOへの寄付ってのは日本ではそれほど税控除がされないらしい。もし、税控除されるなら、利益から税をむざむざ取られるくらいなら、いっそ寄付して外面を良くするてのもお金の使い道としては悪くない(戦略的CSRって言われていた)



・NPOのやってるビジネスというのはそもそも「等価交換」が成り立たない。 サービスに見合う支払いを行えるヒトがターゲット層にならない。だから寄付は重要。


・株式会社だと良い事をやっていても、お金儲けの印象。NPOだと感謝されそう。


その他、色々あったが、なんとか意見を出してやろうと考えていたら、メモを全然とれなかった。今度行くときはもう少し余裕を持っていきたいな。


ちなみに、ケースの狙いは「組織形態」をどうする事が望ましいのか?だったらしい。つまり、株式会社かNPOかみたいな。


この議論として、NPOは過去マネーロンダリングに悪用される等した経緯がある事や、収益性が低いというイメージから銀行からの融資が受けずらい、だから株式会社化して経営の透明性向上等で、融資を受けやすくした方が良いのではという話があがっていた。


しかし、税理士の方のお話では、銀行は「事業の成長性」を見ており、あまり器の形には影響されないらしい。いずれにせよ、もっと収益性や事業性というのを意識する必要があるという事だと思った。



僕はといえば、社会起業家云々よりも寄付金が無いならもっとお金を生み出せる事業モデルを考えろ!的な視点から、ひたすら収益性を上げる為の施策の発言に力を入れた。あまりレスポンスが無い事から考えると若干視点がずれているのだろうか。でも・・・、

寄付金に頼れないんだから、現実見ようぜ。と思った。実際月々15万しかもらえなかったら従業員辞めちゃうよ。

てかそれ以上に従業員にお金払えてないんだから・・が自分の頭の中をクルクル回っていた。


2時間の会の中で、意外に自分も話についていけた(自称)事は妙に自信になった。っが、実際は積極性を見せようと頑張っただけで、発言のまとまりは酷いものだった。




トピックの内容、興味へのシンクロ具合、専門性、その他色々と自分の成長に繋がる事間違いなし。という事は実感できたので、今後も参加していきたいと思いました。



こういった機会を、initiationし、誘ってて頂いた主催者の皆さんに感謝です。