I've Never Been In love Before

アルバム「LITTLE GIRL BLUE」2番目の曲。

I've Never Been In Love Before

（恋したことがない）

Lyric＆Music　Frank Loesser

私の高校時代は、部活のハンドボールに没頭し、家では父のコレクションを片っ端から聴き、

また、時にはハンドボールで突き指をして、ピアノの先生に怒られながらも、決して休むことなくレッスンに通っていた。。

という、かなりレアな体育会系女子でした(笑)

その頃聴いていたアルバム。

オスカー・ピーターソンの「The Trio」

レイ・ブラウンのベースと、エド・シグペンのドラムと、三位一体の強烈なスイング感に圧倒され、初めて「ジャズ」を意識した、自分にとっては特別なアルバム。

I've Never Been ...は、その中で一番好きな曲でした。

収録時。。

シンプルだけど美しいメロディーラインなので、

最初から最後までルバートでやろうと決めていました。

ほとんど事前の打ち合わせもなく、収録に臨みましたが、

遠藤征志さんのピアノ。。。イメージ通りでした。

ピアノの煌めくような旋律から始まるイントロ。。

緊張感が半端なかったですが、煌くピアノに助けられ、自然に音に集中することができました。

Lyrics

I've never been in love before
Now all at once it's you
It's you forever more

I've never been in love before
I thought my heart was safe
I thought I knew the score

But this is wine
It's all too strange and strong
I'm full of foolish song
And out my song must pour

So please forgive
This helpless haze I'm in
I've really never been
In love before

訳

今まで、恋なんてしたことがなかったのに
いつのまにか君がそばにいる
永遠に僕は君のそばに

今まで、恋なんてしたことがなかった
自分の心は大丈夫、
しっかりしていると思っていた

でも、今、
目の前にあるワイン
とても不思議な味で、とても強く感じるんだ
恋の歌に満ち溢れ
恋する気持ちに溢れているからだよ

どうすることもできないこの気持ち
わかってくれるよね

本当に今まで恋なんてしたことがなかったんだ