Spring Can Really Hang You Up The Most | MICCO Official Blog

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ジャズシンガー下村瑞枝のブログ♪
(ニックネームはMICCO)
幼い頃から身近にあったジャズのこと、
その他、日常の出来事のいろいろを綴っています。

そろそろ・・・


これを歌う季節がやってきます

花粉とともに。。。w



Spring Can Really Hang You Up The Most
(春は私を最も憂鬱にさせる)


Lyric:Fran Landesman
Music:Tommy Wolf


この曲、去年の春にもアップしましたが、訳のほうは載せていなかったので、
今回は、改訂版ということで

スタンダードとしては、どちらかというと、マイナーな位置にあるものなので、
あまり知られてないようですが、
プレーヤーの間では、この曲、好きなひとが多いです
ちょっと難しいんですけどね。。。


結構、いろいろなシンガーが歌っています。

エラ・フィッツジェラルド、

同じく、大御所、ベティ・カーター、

かなり個性的なアプローチのリッキー・リー・ジョーンズ、

チャカ・カーンは、この曲に関しては、ちょっと抑え気味に歌っています。



いろいろ好みがあると思いますが、
個人的には、歌もインストも、
あまり凝っていない、シンプルで、ストレートなものが好きです。

なぜ、彼女は、春が憂鬱なのか。。


決して、花粉のせいではありませんw


訳はこんな感じ




かつて私は、春が来るたび、恋に夢中になり、
感傷的になっていたの

今は、

春のロマンスなんて、もうないわ

冬に約束したダンスの相手とね


この恋に突き進もうとしていた私の心に
棘が刺さってしまったの

今年の春は、決して出走できない競走馬のような気分
部屋でひとり寝転がって、
天井をぼーと見ている

春は私を最も憂鬱にさせる

朝の風のキスは、木々や花を目覚めさせ、
乾杯しているようだわ
私は、というと、
公園をただ歩いて、孤独な時間を紛らわしている

春は私を最も憂鬱にさせる

午後は、鳥たちがついばんでいる
これが恋の歌だよ、って
私も前に聴いたことがあるわ
その歌は知っている

でも決めたの
今年の春はもううんざり

恋は1月になったら、確かなものになると
信じてた
でも今は、春の恋はまるで幽霊のよう
春は私のところにちゃんとやってきたのに

春は私を最も憂鬱にさせる

春は間違いなくここに来ている
コマドリはあちこちに巣を作り、
私の心は歌おうとしている
心が折れているということがわからないように

春は私を最も憂鬱にさせる

大学生は「穏やかな情熱」という、詩を書いている
夢中になりながらね
でも、私はというと、
売れ残った去年のイースター帽子みたいだわ

春は私を最も憂鬱にさせる

恋は私のところにやってきた
そして、これがずっと続きますようにと願っていたわ
私達が過ごした日々、
今はもう過去になってしまった
甘い約束の歌で満ちている春がやってきた
でも、私にとっては何かが違うの

お医者様は元気が出るようにと、サルファ剤と黒糖を
処方してくれた
でも少しも効かない
私の症状は慢性に違いないの

春は私を最も憂鬱にさせる

ひとりぼっち
パーティーはもう終わったの
冬は、優雅にもてなしてくれた
でも、ずっと雪の下に隠れている四つ葉のクローバーに
祈り続けていたわ


春は最も私を憂鬱にさせる




Spring Can Really Hang You Up The Most について


2011年の初めての投稿から、2018年の今日まで沢山のアクセスを頂いております。

改めまして、皆様ご覧頂きありがとうございます。

この曲については、

2016年11月にリリースしたアルバムの収録曲としてこちらのほうにも載せています。

https://ameblo.jp/miccohanajazz/entry-12328256356.html

よろしければ、ご覧ください。



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