Waltz For Debby | MICCO Official Blog

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ジャズシンガー下村瑞枝のブログ♪
(ニックネームはMICCO)
幼い頃から身近にあったジャズのこと、
その他、日常の出来事のいろいろを綴っています。

どこへ行っても、もうすっかりクリスマスモードですねクリスマスツリー

私が住んでいる住宅街のイルミネーションもとても華やかになっています。宝石赤


そして、近所のデパートでは、とてもロマンティックなものがディスプレイされてます。



$I Love Jazz !    MICCOのブログ



小さな女の子が、これに乗りた~い!って、ママにお願いしてました。女の子

その気持ちすご~くよくわかる!(笑)。。。星




そんなカワイイ女の子を見ていたら、この曲、思い出しました。

ビル・エヴァンスの 「Waltz For Debby」




今日は、歌のほうを載せたいと思います。




もう今は亡きスウェーデンのジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドが

エヴァンストリオをバックに歌ったアルバム





Waltz For Debby






彼女はこのアルバムを1964年にリリースしています。CD

当時、バックがエヴァンスということで、それまでほとんど無名だった彼女の名前が

世界中に知れ渡りました。

ベースはチャック・イスラエル、ドラムスはラリー・バンカー





たぶんこのアルバムがリリースされた数年後のものだと思うのですが、

You Tubeに、モニカとエヴァンス共演の、リハーサル風景が収められた映像が

ありました。

この時のメンバーは、ベースがイスラエルからエディ・ゴメスに変わっています。

ドラムスはアレックス・リール




エヴァンスが、エディとアレックスと軽くエンディングの確認をしたあと、

彼女が、煙草を吸いながら、「Waltz For ・・・」の歌伴について、

エヴァンスにリクエストしています。柔らかな言い方ですけどね。

(たぶんアルバム録音時のことを思い出しながら、)

あの時のように、リリカルにやってくださいね。。。って。

そして、煙草を手に持ちながら、歌い始めます。

煙草は体に悪いですが(笑)。。。

かなり大人な感じで、カッコいいんです。




それと、演奏とは関係ないのですが、映像を見ていて気がついたことがあります。

この頃の'60年代のファッションが、今のトレンドになっていて、

全然古臭さを感じないということ。。。

歴史は繰り返しているんですね~ワンピース

この映像はここに載せられなかったので、興味のある方はこちらでご覧くださいね。



http://www.youtube.com/watch?v=8tp-nbchmHU





この歌伴のエヴァンスの映像は、かなり貴重なものではないでしょうか。ベル







そして、これが、歌の映像。

ほとんどがモニカのアップで、残念ながらエヴァンスの姿が観えませんが。。。あせる









モニカはスウェーデン語の歌詞をつけて歌っています。

この歌詞が果たして英語の歌詞と同じかどうかは定かではありませんが。。。

(というか、ちょっと違う気がします。。。ご存知の方、ぜひ教えてください)

とりあえず、英語の歌詞の訳で、載せますね。


こんな感じ。。。








彼女のなかのかわいらしい世界には

人形やピエロ、王子様や大きな紫色の熊がいるの




私の大好きな女の子

疲れ果てたおとなのように

不安で眉をひそめたり、なんてことは知らないのよ




太陽の下で、彼女は音のない音楽で踊る

金色の糸で紡がれる歌は

彼女の小さな頭のなかにあるの



いつかそのうち、彼女は大人になって

人形や王子様、古くなってくたびれた熊を置いて

去っていくんでしょうね




彼女が去る日、彼らは泣くでしょう

彼女がさよなら、と囁くとき

彼らは寂しくてたまらなくなるでしょう

私もたぶんそうなるわ