「I Remember You」
シンプルなメロディーで、覚えやすく、
セッションなどの定番曲ですが、
演奏者によっては時にはダサくなったり、
超クールにもなる。。。
意外とプレーヤーの力量がわかりやすく、
そういう意味では、逆に難しいかもしれません。。。
それはさておき（笑）
この演奏者、アルトサックスプレーヤー、
ジャッキー･マクリーンについて。
ニューヨーク生まれのマクリーン。
14歳でソプラノサックス、15歳でアルトサックスを
買ってもらい、ジャズのとりこになった。
チャーリー・パーカーに憧れ、16歳で初めてバンドを組み、
メンバーには、
ソニー･ロリンズやケニー・ドリューもいて、
更にご近所には、あのバド・パウエルがいて、
（スゴイですよね）
いろいろ面倒をみてもらったらしいです。
それでもって、更には、パウエルの紹介で、
10代後半は、マイルス・デイビスのもとで活動する
チャンスももらう。
10代のマクリーンは、ベテラン達に囲まれ、
可愛がられながら、プレーヤーとしてのスタートを切る。
こんなとんとん拍子のデビューは、なかなかないですよね。
しかも若い。。。若すぎる。。。（笑）
才能があってもなかなか世に出られなかった
プレーヤーがいる中、
私の中では、彼はラッキー・ボーイ、お坊ちゃまのイメージ（笑）
一緒に演奏しているピアノは
ウォルター・ビショップ・ジュニアというひとですが、
彼のビ・バップ感が強い演奏もかなり良いと思います。