なにか久しぶりに懐かしい顔ぶれがそろった感じ。須田プロデューサーが卒業という事でラストプロデュース作品。ミュージカルコメディ『GO,JET! GO! GO! vol.1』(東日本橋A-Garage)。いつも観ていたスタジオ版と違って、劇場公演用の長尺GOJETを手直しした作品のようだ。今回はいつものショートバージョンvol.1に美里とステージごとのゲストを加えたVINTAGE版だ。美里はJETのカノジョと勝手に勘違いしている女子。
観にいったのは3月25日Aチーム。スタートのライブから長めで、途中にゲストが登場してからみ、思い出話をするコーナーもあって、通常よりだいぶ長い1時間40分ぐらいの作品になっていた。
あとセットで変わったところでは、カウンターとソファーの位置が自分が観にいっていた頃とは左右逆になっていて、座席から見て右にカウンター、左にソファー席になっていたが、ステージの構造上、トイレの場所や電話の位置、お店の出入り口は変わらず。
コロナ対策として、ステージと客席の間にガラスの仕切りができていたが、観るうえでは気にならなかった。当然のことながらキャストとの面会はなしだが、チェキを撮る場合は挨拶ぐらいはできそうだった。
ライブでのマミタス(船越真美子)のWBCネタをはじめ、ガールズや他のキャストたちのさらりと挟み込んでいる感じのネタや、アドリブとかやり合いが、昔のGOJETを思い出し盛り上がった。この空気感がたまりませんな。客入りも盛況で、空席は数えるほどしかなかった。
実は、しばらく観劇していなかったし、どう見ても自分の場違い感がぬぐえなかったので、チケットの予約はしたもののあまり気が進まなかったのだ。しかし、実際に観てみたら昔のように楽しい時間を過ごすことができた。
◆キャスト
早紀:若山愛美
夏代:早津愛香
美月:宮森セーラ
あかね*:清川真由
メグ:小玉ゆり
JET:須田祐大
大地:佑太
マスター:しんご
美里:船越真美子
ゲスト:森山千菜美
*Aチームのダブルキャスト…もう一人は森田このみさん
森山さんは2016年に役者を止めて一般の社会人になったそうで、GOJETに出るきっかけはオーディションだったそうです。若山さん、早津さん、森山さんは高校の先輩後輩で、7×6の暗算が苦手なのが共通しているとか。須田さんは今回プロデューサー兼演出で、出演もやる三役ですが、これはエアスタでは初めての事だそうです。
森田さんやBチームのマスター吉田幸宏さんも観てみたかったが、さすがに以前のような連ちゃんは無理でした。