2022年夏:伊豆・箱根ぶらり旅② | ☆出かけよう!気のむくままに…☆

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 伊東駅から修善寺行のバスに乗ります。今回の旅は1日6便のこの修善寺行のバス便に合わせて計画。伊東では乗り換え時間が44分あるので、海まで散歩することにした。その前にバス乗り場を確認して、発車時刻もチェックし、観光案内所で周辺図や情報をもらう事にする。

 バス乗り場は駅を出てやや左側にあり、④番が修善寺行の乗り場だった。そして、バス乗り場の向かい、駅舎に併設された形で観光案内所と東海バスの案内所がある。そこで地図やパンフレット、バスの時刻表をもらった。東海バスがSuicaを使えるのを確認でき、千円札がないのを心配しなくてよかった。なお、伊東駅-修善寺駅間のバス運賃は1,150円。

伊東駅バス乗り場

 

 駅前ロータリーの向かい側に行って駅舎の写真を撮った。車が意外と少ないですね。

伊東駅駅舎

 

 この後、駅から見て左前方に延びる道路を歩いていった。この道路が伊東オレンジビーチにまっすぐ続く道。海岸道路に辿り着くと、横断歩道の向こうにオレンジビーチが見えた。浜に降りると正面に初島が見える。ここまで駅から7、8分というところだろうか。来る途中に行列のできているラーメン屋さんがあった。

オレンジビーチ初島

 

 ビーチ右側、南側の砂浜には少し人出があり、海に入っている人も数人いますが、夏という天気ではないのでほとんどの人は海岸で景色を見ている感じだ。

オレンジビーチ南側

 

 こちらはビーチ北側。北側も、南側も丘の上の方まで人家があり、やはり伊東は古くから人気のある土地なのだと実感。きっと、別荘地もあるんだろうな。

オレンジビーチ北側

 

 駅まで戻った。駅ロータリーを駅を出た時から一周する感じで反対方向歩いて行って、駅前を撮った。やはり、駅前ロータリーの広さの割には、日曜日だというのに閑散としている。

伊東駅前

 

 バスはあまり時間を空けずに、5つあるバス乗り場のどこかしらから各方面に出発していく感じに見えた。修善寺行のバスは出発5分ほど前に向かいの駐車場から④番バス乗り場に入ってきた。バスは前乗り前降りで、中ほどのドアは閉鎖されていた。自分を含めて乗客は2人のみだ。

 

 13:30伊東駅出発。先ほど歩いたオレンジビーチへの道路を最初は進んで、海岸道路手前の信号を右折。伊東市街地をしばらく走ってから右折して市街地を東進。途中、1人の乗客が降りて、また1人の乗客が乗ってくる。

 Y字路を右に進路を取って修善寺街道に入り、いつの間にか伊豆急行の下を抜けて徐々に上り道となっていく。斜面には民家や狭い農地がある。時々、相模湾が見えたり、丘陵地に点在する家々が展望できた。道路は車がすれ違うのがやっとという道幅のところも多く、途中で乗ったおばあちゃんは緩やかなカーブのある停留場で降りた。

修善寺街道車窓

 

 バスはどんどんつづら折りの道路を登っていく。いつしか建物の全くない深い樹林帯に入っていき、斜度もカーブもきつくなっていく。ガスも出てきて、なかなかファンタジックな感じだ。対向車は少なくてバスは快調に飛ばす。あるカーブの手前でバスが停まると、対向するバスがカーブを出てきてさーっと通り過ぎた。たぶん、この場所で行き違うという事になっているんだろう。

 ガスが濃くなって視界が100メートルぐらいまで落ちてきたが、なんかバス旅が楽しい。こういう山道は鉄道では味わえないので新鮮だ。いったん峠を越えて下り道になるが、すぐにまた上りとなって冷川峠だ。降水量の多い場所だけに、路肩が苔むしている。峠を越えて樹林帯のなかを降りていくにつれてガスは薄くなっていき、徐々に遠くも見えるようになってくる。森の中を抜け、人家が現れたところの停留場で姉妹と思われる2人が乗車してきた。

 伊豆スカイラインを十字路で通り過ぎ、冷川に沿って進み、大見川に合流すると川沿いの平地も少しずつ広がっていき、道路沿いの民家も増えてくる。途中でまた1人乗客が増え、信号待ちで多少渋滞するところもでてきた。修善寺の駅が近づいてくるとその渋滞もやや長くなるが、狭い道路の右折待ちが原因だったりした。

 

 修善寺駅には予定通りに到着したと思う。相変わらずの曇り空で陽射しはなし。修善寺は昔、達磨山に行った時や天城峠に行った時に降りた駅。久しぶりだ。駅舎は2014年に建て替えられてきれいになっていた。観光案内所や土産物売り場が併設されていて、中央に南口と北口を通り抜ける自由通路がある。

修善寺駅南口

 

 バスは南口の駅前に到着だ。自由通路の途中に伊豆箱根鉄道の改札口・切符売り場がある。北口(写真)もきれいに整備されているが、南口側の方が発展していて店舗なども多い。

修善寺駅北口

 

 修善寺からは伊豆箱根鉄道駿豆線で三島に向かう。乗り換え時間は一応17分。駿豆線の本数が多いので、ここで時間を使ってもいいが、修善寺で散歩するとなったら1時間じゃ足りないだろう。有名な文豪も滞在した観光地だけに、温泉をはじめとした魅力的なところが多い。

 とりあえず早めに三島に行く予定だったが、観光案内所には立ち寄って、周辺図やバス情報などをもらった。次に修善寺に訪れた時にはもう少しゆっくりしたいものだ。

 

 以下つづく。