7丁目16番地ゆめ屋 | ☆出かけよう!気のむくままに…☆

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 葬儀屋一家とその周囲の人々を描いたハートフルコメディ・ゆめ屋シリーズ。その新作・第9弾?『7丁目16番地ゆめ屋~9回裏逆転サヨナラホーム乱の巻~』(8/10~15@両国エアスタジオ)トリプルキャストの11日、A班21:00公演を観てきました。当初は観る予定はなかったんですが、他の用事を切り上げて両国に馳せ参じました(^^)

 何せ1ヶ月も前の舞台。レポ遅くて申し訳ないんですが、写真も撮らせていただいているので、なんとか書き上げました。ゆめ屋シリーズはあまり観ていないですし、新作も1回の観劇なので間違っていたらゴメンなさい。先に謝っておきます(^^;)



◆キャスト(A班)
幸治:羽鈴…ゆめ屋の長男
絵里子:小田切麻衣子…その妹(長女)
武志:橋本浩太朗…その弟(次男)
結子:幸川愛…武志の妻

八郎:久保田勇一郎…ゆめ屋の亡き主
章子:真白麻菜…八郎の亡き妻
正春:柳田清孝…ゆめ屋の隣人
犬太郎:白石大祐…ゆめ屋の飼い犬

(飲み屋の女将):小山哲史
キヌコ:千…飲み屋で絵里子と意気投合した女
(天使):吉野家菊之介



◆あらすじ・感想など
 八郎、章子の亡き先代夫婦が密かに子供たちを見守る葬儀屋ゆめ屋。ドタバタコメディの中にもほっこりありのストーリーでした。今回は飲んだくれの長女・絵里子に恋の話が…というか結婚話が…。そう、絵里子に一目惚れしてしまった男が絵里子に遠回しに求婚!?でも、そこには大きな勘違いが…!

 今回の開演前セットでの前説的シーンは、結子と水着美人のまったり空間。この時の結子の相手は真白さんが担当だったみたい。真白さん、撮影会とかにも出ていますね(^^)

 で、オープニングはお馴染みのドラえもんPA(松野梨紗さん)がまず、かき回す、かき回す!田島さんの演出らしくて大混乱で爆笑の連続。仕舞には早くPAの仕事に行けって言われていた(笑)。スタッフさんも大笑いでした!

 さらに、天井から吊るされた幾つものたらいがポイントポイントで演者の頭にドカンと落下したり、すふま突入があったり、床の一角が突然傾いてコケたり、神棚から物が落ちたり、山葵饅頭のロシアンルーレットがあったりとお馴染みのネタ満載!山葵饅頭は羽鈴さんが当たって必死にこらえていました。饅頭はともかく、長男の幸治がいろいろ被害を受ける役回りみたい(^^)。

 今回のゲストキャラ・キヌコが絵里子と意気投合してゆめ屋にやって来るのはいつものパターン!家族や隣人の正春はこういうことに慣れたもので、初めましてのキヌコとは絶妙の距離感。やがて、絵里子と結婚したいという男がいる話がもたらされ、半信半疑ながらもみんなそれはめでたいと歓迎の方向。

 何気に絵里子も満更でもなさそうでその気になっていくが、男がキヌコと絵里子を勘違いしていたことがやがて明らかに…。複雑な感情を必死に隠そうとする絵里子と、何と励ましていいか戸惑う兄弟や正春。このあたりは完全なホームドラマ!

 前半のコメディから、全くテイストの違った空気になって、じんわり、ほっこり。家族の温かさとかも出て、最後にまたコメディテイストもあって、上がったり下がったり、笑ったりしんみりしたりの1時間余りでした。麻衣子さん(絵里子)の気持ちの表現はさすがです。

 写真の千さんは麻衣子さんと共にシングルキャスト。悪いわけでもないのに、立場的に居づらくなるなかなか難しい役回りでした。声が可愛らしくて、全体的に落ち着いていたイメージ。勿論感情を露わにするシーンもあったけど、全体としてはしっかり者だけど控え目というキヌコの印象を受けました。BC班は違う感じなのか?
ゆめ屋9回サヨナラ・千


 客出しは真白さんと千さんに挨拶して、受付に移動。羽鈴さんにも挨拶して、橋本さんに写真お渡して、常連の方の集合写真撮影に便乗して自分も撮らせていただきました。お疲れのところ有難うございました。でも、幸川さんと白石さんがいなかった!幸川さん、白石さんを楽屋に呼びに行っていたのかな?だとしたら申し訳なかったですm(_ _)m
ゆめ屋9回サヨナラ・A班