犯人は吉田だっ!(仮) | ☆出かけよう!気のむくままに…☆

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 しまぁ~ん共和国第6回公演『犯人は吉田だっ!(仮)』(5/24~31@シアターグリーンBOX in BOX)の5月30日マチネを観てきました。一部ダブルキャストのShimaaanチーム公演回。今回は(も?)客演の工藤さんチケットで観劇。あとは、同じ客演の大浦さんがお目当て。この公演を機に休養すると事前宣言していた大山さんにお会いすることも目的…「3番目かい!」って、本人にツッコマれそう!笑

 いつものように(?)値札付きの差し入れ(工藤さんと約束)持って開場間もなくのロビーに行ったら劇団員の方々が並んでいた。さっそく大山さんのところに挨拶。目の前で差し入れ落としたら、何度もツッコマれた(^^)さすがツッコミの女王!←

 前に撮らせていただいた写真渡そうとしたら、別の方の写真を持ってくるという体たらく!もう渡す機会もなさそうだし、情けない。物販の邪魔もできないので早々に客席に逃避しました(^^;)


◆キャスト[Shimaaanチーム]
夏子:大浦育子…吉田芸能事務所一の売れっ子
達也:内田譲…夏子の先輩兼マネージャー
春男:島根さだよし…事務所の寮長、秋男の兄
秋男:須加尾由二…事務所の現社長
馬詰:屋良KONASU…事務所の社員
よしか:工藤亜耶…売れない事務所のタレント
このみ:北村まりこ…同じく、よしかの妹
メイ:牧野澪菜…事務所の新人タレント
くるみ:仲美咲(晴奈)…アイドルグループリーダー
いくみ:一色絢巳(早瀬かな)…同、特攻隊長
クミ:梅澤桃香(佐藤愛美)…同じく

押田:大山貴世…顧問弁護士
星田:書上あずさ…同じく、押田の助手
志田:渡辺啓太…警視総監
常澄:横関咲栄…警視庁本庁の刑事
白鳥:碓井菜央…同じく
市川:タツロウ…同じく、後輩
大倉:木村公一…赤坂警察の刑事
城田:丸山奈緒…同じく
早川:サムギョプサル和田…同じく
与田:山下由奈(河田直樹)…警視総監直属の工作員

( )はダブルキャストのRepublicチーム


◆感想など
 事務所内恋愛禁止という約束事があったが、夏子と達也は密かに付き合っていた。しかも、2人はお互いに結婚を意識していた。しかし、2人を取り巻く人々はそんなこととは関係なく、何かを隠している風であった。

 そんな状況の中、夏子がナイフで刺されて寮のソファーに倒れているのを春男が発見!慌てていた春男をやってきた達也が見て犯人と誤解する…。

 そんな感じでスタート。でも、なんだかストーリーに凝り過ぎてよく分からない作品だった。そもそも夏子は大学時代に工作員としてスカウトされ、訓練された潜入捜査官。この事務所の社長が麻薬取引に係わっているという疑惑の証拠を掴むためタレントになった経緯がある。

 春男は捕まるやら、夏子は病院に運ばれるやら…。この事件に係わってくる刑事が地元赤坂警察の大倉たち3人と、密かに夏子を送り込んでいた本庁(警視庁)エリート・常澄たち3人。さらに、事務所の弁護士・押田と星田(←韻を踏んでいる^^)。御多分にもれず、大倉と常澄は同期のライバルだったりして…^^。

 で、実際に事件係わっていたのは警視総監直属の部下(工作員)・与田だったりして…。与田が夏子を刺して、犯行を売れない事務所のタレントよしか、このみ、メイになすりつけようと寝ている彼女たちの衣服に血糊を付けた。

 そんな関係か、夏子は無事だった訳で、後半になってネタバレと共に復活!あの血糊は何だったんだ!?迷惑だったのは春男だが、社長・秋男の警視総監・志田への裏工作で釈放!で、秋男と志田の関係が浮かび上がる。

 秋男は事務所のタレントをヤク漬けにしたり、裏商売したりで金を稼いでいた。それを志田に見逃してもらう…。うん?秋男の裏商売を暴く潜入捜査は何なんだ?どこからの指令?

 潜入捜査優先の本庁と、真実を暴こうとする地元刑事のコミカルな攻防。不届き者を鮮やかに退治する夏子が、売れっ子夏子に逆恨みするくるみたちに刺される後半シーン。あれ、素人にやられちゃう夏子!

 死んだのかと思ったら、2年後のエンディングでは復活していて、達也と幸せな同居生活。結局くっついたのかと思ったら、達也は最後まで夏子の本当の仕事を知らない印象。意味ありげな言葉を残して仕事に向かう夏子。

 エンディングでけっこう意外な結果が待っていたが、観ていてなんで(?)と混乱した。分からなくて不完全燃焼。1回観ただけじゃ分からないと言われても…。


 オープニングのダンスがカッコいいんだが、誰が誰だかスカーフで目隠ししていたのでほとんど分からない。あの人誰だろうって言うぐらい上手い人がいるんだけど、残念!でも、このオープニングちょっとボクラ団義を思い出した。

 サスペンスコメディーだから面白いところがあちこちにあるけど、自分がいちばんウケタのは、誰も笑わなかった島根さんのAPOCシアター!アドリブっぽかったけど、あの小さなAPOCシアターが頭に浮かんでしまった(^^)


 ロビーが狭いので客出しは混乱。大山氏に感想言って、これからどうするのか訊いてみたけど教えてもらえる訳もなくお別れ。工藤さんは悪役っぽかったけど、ご本人は楽しかったと充実していた印象(^^)。大浦さんともなんとか初面会できた。舞台観るのは4年振りでした。おしまい!