今度は同じシリーズの
「じゃがいもの歴史」(=⌒▽⌒=)
ジャガイモの歴史 (「食」の図書館)/原書房

¥2,160
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南米アンデスの原産のじゃがいもは今や世界中で愛される大切な食糧です。
じゃがいもが普及して以来
どの時代にも貧しい人々の命をつないでくれたじゃがいもは
豊かな社会でもやはり愛され、なくてはならない存在になっています。
日本では今や膨大な量のポテトサラダが毎日作られ、消費されています。
肉じゃがと並ぶ、代表的な日本のじゃがいも料理ではないでしょうか。
すっかり私たちの生活に馴染んでいるじゃがいもは
世界の歴史を変え、戦争や飢餓から人々を救ってきましたが
ジャガイモが一旦疫病に侵されると国をもゆるがす大事となり
世界中が大騒ぎ。
これは、今じゃが芋に依存しているというわけではない国で起こっても
大変な事態だと想像できます。
痩せた土地でも短期間で比較的容易に栽培できる栄養価の高い、汎用性の高い
じゃがいもをもっと効率よく収穫しようと
大手企業が遺伝子組み換え品種を開発しますが
「遺伝子組み換え」への世論の反発により実現しないことも
じゃがいもの歴史において重要な現実です。
訳者のあとがきにもありますが
今あるじゃがいもはアンデスから現在に至る先人たちの知恵と苦労の結晶であり、
それは現在も綿々と受け継がれているのだと
改めて感謝の念を強くしました。
このシリーズ、まだ2冊しか読んでいないのですが、
著者もですが、訳者も素敵です。
訳者のあとがきまで楽しめます。






