おはようございます。4選手が今季限りとなり、その選手らのためにも、最後のホームの試合で勝って終えたかったのですが、広島の強度の強い守備に潰され、攻め手なく、逆転されて敗れました。今季のチーム力の無さを象徴しているような試合に、またしてもなってしまいました。
11/30(日)14:00 J1 第37節 川崎 1 - 2 広島 Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu
得点:12’伊藤(川崎)、45+4’川辺(広島)、56’中村(広島)
川崎フロンターレ 4-2-3-1
――――――― 9エリソン――――――――
―23マルシーニョ――14脇坂――――17伊藤―
――――― 6山本――19河原―――――
―5佐々木―7車屋―4ジェジエウ―31VW際―
―――――――98山口――――――――
46分 17伊藤OUT → 41家長ĪN
61分 5佐々木OUT → 22FウレモヴィッチIN
72分 23マルシーニョOUT → 16大関ĪN
81分 31VW際OUT → 30野田ĪN
81分 98山口OUT → 1ソンリョンIN
サンフレッチェ広島 3-4-3
――――――9ジャーメイン――――――――
――――― 6川辺―39中村――――――
―32越道―14田中―30トルガイ―15中野―
――19佐々木― 4荒木―33塩谷――――
――――――― 1大迫――――――――
61分 32越道OUT → 51加藤IN
77分 30TアルスランOUT → 17木下IN
この試合の始まる前に、川崎フロンターレは、ソンリョンとジェジエウの今季限りの契約満了と紳太郎先生とアンちゃんの現役引退を発表していました。
この試合はホーム最終戦でもあるので、ソンリョン、ジェジエウの退団の挨拶と紳太郎先生とアンちゃんの引退セレモニーも予定されていました。
そのため、試合は見たいけれども4選手とは別れたくないし、彼らを等々力で見るのが最後となるのは、考えたくないという気持ちで、なんとも複雑な心境で当日を迎えることとなりました。
また、この試合は、陸前高田冬のイベント開催の日ということで、スマイルシップ協定を結んでいる陸前高田の美味しいものがたくさん等々力にやってきた試合でもありました。
僕も、もう何度か食べていますが、カキ、みそフランク、ホルモン焼きそば、シイタケのバター焼きなどを頂きました。陸前高田の皆さん、毎年、毎年、ありがとうございます。
またホーム最終戦ということで、推しの選手の〇〇会も多く開催されていました。僕が把握しているだけで、車屋会、悠樹会、際会、僚太会が行われていました。ひょっとしたら、もっとあったかもしれません。
また、スタジアム内では、4選手に向けたメッセージの寄せ書きも行われており、僕もこれまでの感謝の気持ちを書いてきました。
とういうことで、少し寂しさも感じながら、試合開始を迎えることとなりました。
この日のスタメンですが、CBに退団するジェジ、紳太郎先生の2人が組むことになりました。また、GKのスタメンこそ、瑠伊でしたが、ベンチにソンリョンとアンちゃんの2人が入る形となっていました。
シゲさんは勝てるメンバーを選ぶとは言っていましたが、退団する4人への配慮が感じられる布陣でした。
なお、他は、旭、際の両SBに、悠樹、創のボランチ、両翼は左マルシーニョ、右達哉で、トップ下に泰斗、ワントップがエリソンでした。
また、ベンチには、先ほどの2人のGKの他、ウーレ、カミ、裕人、ゼキ、アキ、奏真と特別指定の山市が初めてベンチに入りました。
川崎のこれまでの功労者と未来を担う選手らの融合が見られたメンバー選考だったと思います。
それでは試合展開です。
まずは、4分の川崎。達哉がもらったFKのチャンスから悠樹の蹴ったボールにジェジが飛び込みますが、上手くミートせず、こぼれたところをマルシーニョ、エリソンと連続してシュートしますが、相手に当たり、枠外となります。
10分の広島は、カウンターから中村がラストパスを受けますがジェジが止めます。このあともヘディングを中心に高い打点でジェジがボールを跳ね返すたびに等々力が沸きました。
そして、12分の川崎。右サイドで泰斗からのパスを受けた達哉がドリブルで仕掛けると、中に切れ込み、相手DFのディフレクションも手伝って、撃ったシュートは、ゴールの左隅に決まります。これで幸先よく、先制に成功します。
しかし、16分の広島、右サイドからの中野のロングスローから、川崎は何度もゴール前で跳ね返しますが、広島にボールを拾われて、最後、荒木が頭で入れたボールの落下点に入ったジャーメンインに押し込まれます。これで同点にされたかと思われましたが、VARが介入します。
長い中断の末、オフサイドとなり、広島の同点ゴールは取り消され、助かります。
26分の広島、右サイドからのカウンターで中村が抜け出し、GK瑠伊と1対1の場面となります。瑠伊が防ぐのですが、その前にオフサイドであったようでした。
30分の川崎。右サイドの仕掛けから達哉が前進しようとしたところ、達哉の足が越道に入ります。ここでVARが介入します。
OFRもなされ、一発レッドカードで退場の可能性もありましたが、高崎主審の判定は、イエローカード。
イエローカードを出される直前、達哉は退場を覚悟したのか、ヘヤバンドを取りましたが、イエローカードだったことで再びヘヤバンドをつけなおしました。
OFRもあったので、映像も見ましたが、レッドカードが出てもおかしくない接触だったと思います。結果として、イエローカードで助かりました。しかし、達哉はすでに累積で3枚もらっているので、最終節の浦和戦は出場停止となってしまいました。
もっとも、一発レッドカードであったなら、最終節どころか、もう1試合、来年の開幕戦まで響いたと思われるので、いずれにしても助かったと言えます。
このあたりの時間帯から、広島に押し込まれる時間が続きます。
38分の広島。カウンターからトルガイと中村で右サイドから川崎陣内に侵入すると、最後、トルガイのところでシュートまでもっていきますが、そこは、泰斗がブロックに入って、止めます。
42分の広島の攻撃では、紳太郎先生は瑠伊の弾いたボールをすかさずクリアし、ピンチを救います。
さらに攻め込まれて、こぼれたところを達哉が前線のエリソンにロングフィード。しかし、これは飛び出してきたGK大迫に防がれます。
45+1分の広島。ゴール前で押し込んで、田中、川辺らがシュートまで行きますが、川崎はゴール前でブロックします。最後にこぼれたところを塩谷にシュートまで撃たれますが、これを川辺がコースを変えたことで枠の右に外れます。助かりました。
45+3分、攻め込まれていた川崎でしたが、エリソンが強引に持ち運んでシュートまで行きますが、枠を外します。
45+4分の広島。右サイドからのアーリークロスをファーサイドから走り込んできた川辺にピンポイントで頭で合わせられて同点とされます。前節の岡山戦でもやられたパターンを再現する形となってしまいました。もったいなかった。
45+8分の川崎。達哉がドリブルで突破し、右サイドからエリア内に侵入しようとしたところ、越道に倒されますが、これはファールなしの判定で前半は終了します。
後半から達哉に代えてアキが入ります。達哉がカードをもらっていたので、そのリスク管理と攻撃が単調になり、ボールを持つ時間を増やしたかったため、リズムチェンジを狙ってのものかと思います。
後半始まってからアキが左サイドへも出張してボールに絡むことで、川崎がボールを持てる時間は少し増えますが、それも数分のことで、徐々に広島ペースとなります。
53分の広島。中央で広島にインタセプトされて、ジャーメインにシュートまでもって行かれますが、幸いバーの上を越えて外れました。タイミング的には危なかったシーンでした。
そして、56分の広島。左サイドからジャーメインとジェジが競って、ジャーメインがフリックしたボールを川辺が収めると、最後は、中村にパスを出されます。
中村はシュートを撃ち、瑠伊も飛び出しますが、戻った旭と瑠伊の間を抜かれて、ボールはゴールの枠内に転がって入ってしまいます。これで逆転されてしまいます。
58分の広島。田中のロングフィードを左サイドの越道が収めてエリア内まで侵入され、そのままシュートを撃たれますが、ここは瑠伊がシュートをブロックし、キャッチします。
しかし、広島にボールを持たれ、押し込まれる展開が続きます。
59分の広島。左サイドのスローインから佐々木が入れたクロスにゴール前で中村が右足で合わせますが、これは枠外で助かります。
ここで、旭が足を気にして座り込みます。61分、旭に代えてウーレを投入します。ここでウーレがCBに入り、紳太郎先生は、左SBにまわります。同じタイミングで広島も越道に代えて加藤を入れます。
62分の広島。右サイドから中野のロングスローを中央で荒木がダイレクトでボレーシュート。これはトルガイに当たって跳ね返るのですが、こぼれたボールを右の中野がダイレクトでシュート。これを瑠伊が弾きますが、再度、中野がループ気味にシュート。今度はバーを越えて助かります。
65分、右サイドのポケットに抜け出したジャーメインと瑠伊が交錯。瑠伊がストップに行くも途中で止めますが、少しジャーメインと接触します。ジャーメインは、それでバランスを崩して倒れたため、ファールをアピールしますが、ノーファールの判定。ここも危ないところでした。
67分の川崎。悠樹が右サイドから中央にいたマルシーニョへ浮き球のパス。これを左サイドに流れながらマルシーニョが収め、中央のエリソンにクロスを入れると、エリソンはダイレクトで合わせますが、シュートは、バーを越えてしまいます。枠に行っていればというところでしたが、エリソンの奥に2人走り込んでいたので、スルーして流していても面白かったかもしれません。
72分の川崎は、さらにボールを回して攻撃すべく、マルシーニョを下げてゼキを入れ、泰斗が左に回り、ゼキがトップ下の位置に入ります。
この交代あたりから少しずつ川崎がボールを持って回せるようになりますが、決定機と言えるフィニッシュの場面までは、なかなか行けません。
77分の広島。トルガイからバイタルでボールを受けた田中は、左足を振り抜きシュート。いいコースに行っていたのですが、わずかにポストの右に外れてくれて助かりました。
ここで広島はトルガイに代えて木下を入れます。木下を1トップにジャーメイン、川辺を一列ずつ下げる形とします。
78分、中央からウーレ、ゼキとパスでつないで最後、エリソンにパスを通し、エリソンは、アウトサイドで強引にシュートまで持っていきますが、GK大迫にキャッチされます。
79分の広島。右サイドのロングスローから荒木に収められて、落としたところに佐々木がダイレクトにシュートを撃ちますが、これを瑠伊が正面だったこともありますが、ビッグセーブを見せます。危ないところでした。
81分、ここで川崎は、瑠伊に代えてソンリョン、際に代えて裕人を入れます。
これ以降、攻守が入れ替わる展開となります。川崎は、強度の高い広島の守備陣に潰され続けて、決定機とはなかなかいきません。
結局、そのまま試合は1-2で終了してしまいました。
雑感です。
まず何よりも4人の退団が決まっていた中だったので、勝って送り出してあげたかったです。
試合内容的には、選手らのコメントにも表れていたので、わかっているとは思いますが、攻撃がロングボール一辺倒となる時間帯があり、エリソンに収まらなければ、広島にボールを回収され、川崎がずっと守備にまわるシーンが繰り返された試合でした。
特に前半の30分過ぎたあたりから同点にされるまで。また、後半の序盤を除けば、70分くらいまでは、広島の時間帯でした。
川崎は、攻め手が個に依存する形しかなかったので、ボールを持って組み立てて崩す形を織り交ぜても良かったと思います。
広島の守備強度が強かったことで何度もノーファールでボールを奪われましたし、広島の守備ラインが上下動を厭わないので、ロングボールから裏を簡単に取らせてはもらえませんでした。
ジャーメインのオフサイドで取り消されたシーンや、達哉のイエローカードなど、判定でもかなり助けられたうえでの敗戦なので、点差は、最小差ですが、内容的には完敗だったと思います。
特に、前節岡山戦の失点でもあったように、この試合の同点弾となったアーリークロスへの対応は、もはや川崎の弱点として多くに認知されてしまっているように思います。
それでも達哉の個人技で先制できたので、前半序盤の勢いを継続できていれば、また、違った展開もあり得たようにも思います。可能性は低かったと思いますが。
それから、物議を醸していたところで、達哉のイエローカードですが、僕も映像を見たときは、レッドカードの退場は覚悟しました。結果として、イエローカードで川崎としては、助かりましたし、越道も大事に至らなかったようで良かったです。
一方で、この判定に対して疑問を呈するのは分かりますが、なぜそれが、川崎が忖度されているとなるのかは、理解できません。
審判の判定が誤っていたとしても、そこに川崎がクラブとして関与しているとでもいうのでしょうか?
誹謗中傷でないなら、川崎が審判に忖度されるように至る証拠を見せてもらいたいものです。それもなく、結果として川崎優位な判定が出るだけで、毎回、毎回、忖度、忖度と言う輩が湧いて出てくるのはいい加減うんざりします。まあ、忖度と言いたいだけなのでしょうから、相手にしても仕方ないですけど。
それから、終盤、ソンリョンが交代で入ったシゲさんの采配について、賛否があるようなので、僕も思うところを書くと、あの時間帯に広島の強度の強い守備陣をかいくぐって、攻撃を仕掛ける交代カードが川崎にはもはやなかったように思います。
特に、エリソン、マルシーニョ、ジェジ、ウーレ、ソンリョンの時点で5人の外国人枠を使っているので、居れば面白かったロマはベンチにも居ません。
それは、ソンリョンをベンチ入りさせていた時点で見えていた世界です。ただ、スタメンを決めた時点のシゲさんの展望は、こうではなかったのでしょう。
特に旭の負傷は想定外だったと思います。展開が違っていれば、奏真や山市も試したのかもしれません。
しかし、そういった直接的な攻撃のカードを切る以上に、ソンリョンを入れることで、選手のメンタル的な奮起を期待したのだと思います。ソンリョンが入ることで、U等々力も沸きますし、ホームの雰囲気による精神的な後押しを期待しての起用だったのでしょう。
点を取りに行かなければならない状況でのソンリョン起用は、それくらいしか考えられません。
結果として、U等々力は沸きましたが、攻撃を活性化させるまでの効果は与えられませんでした。空気を変えるという意味では、悠がベンチにいれば、また、変わっていたかもしれません。
いずれにしても、最後の交代を切る際、すでに展開を変える切り札的な選手はベンチにおらず、裕人のみの交代では1枚交代枠も余らせるので、精神的な奮起を期待してのソンリョン投入だったと個人的には、納得しています。
結局、3週間の準備期間があった川崎が、中4日で連戦している広島に成す術もなく敗れたので、チーム力の差を感じさせられる結果となってしまいました。
元来、広島との相性はよく、等々力での敗戦は、2018年以来とのことなのですが、その相性も、今回は味方してくれませんでした。それだけチーム力に差がついてしまったのだと思います。
この敗戦で順位も一つ落ち、7位。次の浦和とは7位8位の対決で、負けると順位も入れ替わります。勝てば、再び6位の可能性もあります。
さすがに3年連続8位というのも嫌なので、一つでも上の順位になるよう、勝って、笑って、今季を終えたいと思います。このメンバーでやるのも残り1試合。楽しみましょう。
最終戦後の挨拶や、引退セレモニーまで触れるととんでもなく文章が長くなるので、あくまで、試合の雑感ということで終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ランキングに参加しています。また読みたいと思っていただければ、押していただきたいと思います。
