こんにちは。更新遅くなりましたが、昨日は、隣町の横浜FMとの神奈川ダービーでした。現在、首位の横浜FMとの対戦であり、川崎のチーム状況から極めて厳しい戦いとなるのは必至で、もし現地で目の前で敗戦を見せられれば、事実上の今季終了となると思い、覚悟を持って参戦しました。結果は、望外の勝利。これがあるから、フロサポは、やめられません。
7/15(土)19:00 J1第21節 横浜FM 0 – 1 川崎 日産スタジアム
得点:90+4’車屋(川崎)
横浜F・マリノス 4-3-3
―7エウベル―――11A・ロペス―――20Y・マテウス―
―――――――10M・ジュニオール ――――――
――――――16藤田―― 6渡辺―――――
― 2永戸― 5エドゥアルド―15上島―27松原―
―――――――― 1一森――――――――
46分 27松原OUT → 4畠中IN
58分 16藤田OUT → 8喜田IN
58分 20ヤン・マテウスOUT → 23宮市IN
74分 10マルコス・ジュニオールOUT → 14植中IN
83分 7エウベルOUT → 41杉本IN
83分 2永戸OUT → 18水沼IN
川崎フロンターレ 4-3-3
―33宮代―――20山田―――41家長―
――――16瀬古―――14脇坂――――
――――――― 6J・シミッチ――――――
― 2登里― 7車屋―29高井―13山根―
―――――――99上福元――――――
60分 16瀬古OUT → 8橘田ĪN
60分 20山田OUT → 17遠野ĪN
67分 33宮代OUT → 30瀬川IN
83分 2登里OUT → 5佐々木ĪN
83分 14脇坂OUT → 3大南IN
まずは、試合開始前からの話。最寄り駅である東急の武蔵小杉駅コンコースに、「BIG神奈川ダービー」なるフラッグ広告が掲げられ、神奈川最高峰の戦いがアピールされていました。
正直に言いますが、フロサポとしてここ10数年過ごしてきて、「神奈川ダービー」という呼称ですら、違和感があります。それでも、湘南や横浜FCも含め、神奈川には違いないので、まあ別に営業的にもいいかなくらいの感覚です。
でもダービーって、そもそもの由来からして、同じ街のクラブで、歴史的に因縁があって、街を二分する激しい戦いを重ね、連綿と紡ぎ出されていくものだと思っています。
それを教えてくれたのは、ただ営業としての神奈川ダービーの川崎側からの提案を断った、横浜FM側ではなかったのかと記憶しています。違っていればごめんなさい。
横浜FMとして、その定義に当てはまるのは、フリューゲルスとしての因縁のある同じ横浜の横浜FCか、神奈川ダービーではなくなりますが、かつてのV川崎、現東京ヴェルディが、JSL時代の読売・日産、そして、Jリーグ開幕からの因縁があるので、それに当てはまるのではないかと思います。
川崎フロンターレにしてみれば、旧JFL時代からバチバチとやりあってきたFC東京との多摩川クラシコこそ、川崎にとってのダービー的なものだと思っています。双方の広報も、その関係を意識した煽り広告を共通で行っています。
それが、今年から急に「BIG神奈川ダービー」だと一方的に横浜FM側から呼称されても!?しかありません。なので、フロサポとしては、首位相手で大事な試合ではありますが、ダービー的な意味での因縁はないと思っています。
また、川崎はまだまだBIGだとは、思っていません。J2オリジナル10の新興クラブであり、近年、いろんな巡り合わせもあってタイトルが獲れたことはあってもそれをもって自らBIGだと呼称するほどおこがましくもないつもりです。まして、BIGを付けない湘南や横浜FCにも失礼だと思います。
長々と書きましたが、まずそこは違うのではないかと意見表明させてもらいました。
とは言え、今季、沈んでしまっているとはいえ、まだ夏場、まだチャンスは残っている中、少しでも順位を上げていかなかればならないし、現在首位である横浜FMとの勝ち点差を詰めるには勝しかない大事な試合には違いありません。呼称は別にして、絶対に勝たなければならない試合です。
冒頭書いたように、仮に負ければ、今季は、希望的な部分も含めて終戦だったと思います。そこは鬼さんもわかっていて、かなり試合前から選手には発破をかけていたのだろうなと思います。
試合ですが、やっぱり、横浜FMのブラジル人FW陣は脅威でした。7:4か贔屓目に見ても6:4くらいの割合で、横浜FMに押し込まれ、厳しい状況だったと思います。
ただ、序盤でヤン・マテウスのシュートが枠に行かない幸運があったことや、急遽出場となったカミが一森の活躍に隠れがちですが、この日は、ノッていたと思います。序盤のエウベルのミドルだったかをカミがキャッチした時に、大丈夫だと特に感じました。
ただ、前半は、横浜FMに押し込まれ、非常に厳しい状況には違いなく、再三、再四、ゴールを脅かされますが、よく耐えきったと思います。
一方で、防戦一方だったかと言えば、そうでもなく、前半からもシンがオフサイドにはなりましたが、ネットを揺らしたシーンがあったように、チャンス自体は作れていたと思います。
現地で見ましたが、1階席だったので全体俯瞰は見えにくかったのですが、それでもゴール前の動きはわかりました。
川崎が戻ってしっかり守備を固められている段階では、それほど横浜FMの攻撃に怖さを感じなかったです。ある意味、ボールを持たせていると割り切れていたと思います。多分、選手も。
前半から後半序盤にかけて、横浜FMの攻撃を無失点で耐えきれたことがこの試合の流れを決めたと思います。後半に入り、横浜は、松原、永戸といった本職のSBを負傷交代で失いました。
一方の川崎は、交代で入った選手らがことごとく機能していたと思います。ますは、健人、大弥ですが、健人はかつて5人いると言われてたほどではないにしろ、ボール奪取の場面で要所、要所で効いていました。
大弥は大弥で、自らのアジリティ強みを活かし、横浜FMの守備陣を引っ掻き回してくれていました。結果として、PKまで獲得していますし、一森がGKでなければ、大弥が打ったシュートも入っていたかもしれません。
さらにはセガちゃんがCFに入り、旭、拓磨が入ってからは、3バックにし、相手の3FWを3CBが潰しながら、両サイドで視来と旭が推進力を上げ、押し込むことができていたと思います。
ここで、多分ですが、後半も残り10分を切ったくらいから川崎は、勝ち切らなけれならない気持ちが横浜FMを上回ったのだと思います。認めないとは思いますが、横浜FM側には、ドローでの勝ち点1でもいい、という気持ちがあったのではないでしょうか。
いつも思いますが、サッカーはメンタルのスポーツだと思います。この細部に宿る気持ちの部分が結果に結びつくことはよくあることです。
川崎は、アキがPKを失敗した時点で、気持ちが切れなかったのも大きかった。それでも絶対勝つのだと前からの推進力が落ちなかった。
翻って、横浜FMは、交代で入ってくる選手が代わるたびに、攻撃の推進力のようなものが落ちていったように感じます。僕には、そこは気持ちの部分の作用が大きいと思います。
結果、最後、せがちゃんと目があったレイソルコンビの拓磨が抜け出し、深いところからGK一森をかわしての折り返しに、紳太郎先生が体ごと投げ出してのゴールです。
CKからの二次攻撃であったことはありますが、最後、DF2人で得点してしまったのも川崎の執念が現れていると思います。
意識していたとは思いませんが、結果として、川崎の熊本兄弟の弟の紳太郎が、兄、彰悟の誕生日にバースデイゴールを決めました。
決めたのが紳太郎でしたが、感じとしては、2年前の悠が言った「川崎はまだ死んでいない」というのをプレイで体現してくれたのだと思います。実際、そういう場面でしたし、そういう試合でした。
アディショナルタイムに決めたので、僕のいたゴール裏は興奮のるつぼでしたし、ゴールの際と試合終了の笛で、周りとハイタッチしまくりました。それだけ劇的な勝利でした。等々力ではありませんでしたが、日産劇場となりました。
横浜に限らずですが、アウェイで勝ったの時の醍醐味は、相手サポが多くいて、ホーム側が静まり返った中で、こちらのサポだけが歓喜の中にいる対極な状況だと思います。
逆の立場になることもありますので、あまり相手サポを刺激することは本意ではないですが、アウェイで勝った時の高揚感はホームのそれとはまた違います。
今回は隣町の横浜でしたから多くのフロサポも詰めかけましたが、遠征のするとその醍醐味は更に増すと思います。ちょっと話はズレましたが、首位クラブ相手にアウェイで貴重な勝ち点3を得ることができました。
翌週は、神戸戦があります。皮算用をしても仕方ないですが、それでも、ここで連勝できれば、状況は変わっていくと思います。
この試合では、今季加入選手や若手らが、川崎のサッカーができるようになってきた成果が出た試合でした。この勢いが続けば、強い川崎へと息を吹き返してくれると思います。次も勝ちましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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