おはようございます。水曜日の天皇杯は、リアルタイムで見ることができず、勤務終了後、時間をずらして見ることになりましたが、試合を見終わった後、疲れ果ててしまいました。現地で、暑さの中戦い続けた選手、監督、サポの皆さん、お疲れ様でした。おかげで今季のタイトル獲得への希望を繋ぐことができました。
8/30(水)19:00 天皇杯 準々決勝 新潟 2 – 2(3PK4) 川崎 デンカビッグスワンスタジアム
得点:30’谷口(新潟)、67’瀬古(川崎)、108’山田(川崎)、120+1’早川(新潟)
アルビレックス新潟 4-4-2
――――― 7谷口――23G・ネスカウ――――
―16小見――――――――――22松田―
―――――19星――― 6秋山―――――
―50田上―35千葉―18早川― 2新井―
――――――――21阿部―――――――
45+5分 7谷口OUT → 14三戸IN
69分 22松田OUT → 17D・ゴメスIN
69分 19星OUT → 8高IN
82分 50田上OUT → 9鈴木IN
82分 23G・ネスカウOUT → 31堀米IN
101分 35千葉OUT → 5舞行龍IN
川崎フロンターレ 4-3-3
―23マルシーニョ――33宮代―――41家長―
―――――16瀬古――14脇坂――――
――――――― 8橘田―――――――
― 2登里― 7車屋― 3大南―13山根―
――――――― 1成龍―――――――
39分 23マルシーニョOUT → 30瀬川IN
46分 33宮代OUT → 11小林IN
81分 8橘田OUT → 17遠野ĪN
87分 41家長脇坂OUT → 20山田ĪN
87分 14脇坂OUT → 6J・シミッチIN
106分 16瀬古OUT → 31山村IN
天皇杯の前回対戦では、高知を相手に苦戦しながらなんとか勝ち上がり、その結果として、はじめてJ1クラブと対戦することになりました。ある意味、下位カテゴリー相手の変なプレッシャーを感じずに済むことは、良いとは思っていました。
しかし、同じJ1でも新潟はやり辛い相手だと思います。記憶が正しければ、通算成績で唯一負け越している相手です。
ここ数年、新潟がJ2に居たので忘れていましたが、新潟、特にアウェイでの対戦は、鬼門中の鬼門で、09シーズンのアウェイツアーでは「11回目のプロポーズ」と銘打って11連敗の阻止を掲げたイベントもあったことが思い出されます。
なお、その試合もドローで勝てず、翌年、翌々年も負け、初めて勝ったのは、12シーズンの悠のゴールでした。そして、今季も3月の対戦では敗戦。
それくらい、川崎はビッグスワンで勝てなかったわけで、天皇杯で当たるにしてもアウェイは勘弁してほしいという思いが強かったです。
とは言え、リーグ戦も絶望的である以上、今季取れる可能性が高いのは天皇杯しかないわけで、ここで負けるわけにはいきません。何としても、どんな形でも、勝ち残ってもらいたいと心の中で願っておりました。
冒頭書いたとおり、仕事をしていたので、リアルタイムでは見られず、試合が終わったころの時間帯に帰宅し、時間をずらして見始めたはしましたが、それはそれは壮絶な試合でした。
遅れて書いているので、結果は知られている前提で、端折って書きますが、全体的には、川崎は、新潟を押し込んで、川崎らしさが、ある程度発揮できていたと思います。
ただし、今季のよくないところは、ボールは持てる時間帯があるのですが、その時間帯にしっかり決めきる決定力がないところ。
そして、その攻撃については、カウンターやセットプレーからの得点が乏しく、崩してから取るという形でしか得点できていないことがあげられます。
遅功なので、相手が帰陣し、ブロックの外から崩しにかかるので、相当手間暇がかかります。一方で、押し込んでいることの反動で、今季の川崎は、カウンターなどの素早い攻撃に、とにかく弱い。
この試合も、前半、30分、中盤でボールを奪われると谷口にドリブルで振り切られて、そのままシュートから失点してしまっています。
なんだろう、今季は、安易に失点してしまうシーンがあまりにも多い。失点があまりに軽く、本当にもったいないと思っています。
全体としては、川崎が優位にボールを持ちながらも引っ掛けては、危ないシーンを作られ、追加点を取られてもおかしくないシーンが多々ありました。
一方の川崎はボールは持てども、ほぼ遅功であり、得点の匂いがしません。
後半に入り、悠が入ったことで2度ほど、右サイドからのクロスに悠が頭で合わせ、枠を捉えられないまでも惜しいシーンがありました。
この悠へのクロスとほぼ同じ形でしたが、67分にアキが入れたクロスにファーに走り込んできた樹が合わせてようやく同点の持ち込みます。
これ以上、時間をかけていれば、焦れて、更なるカウンターの脅威にさらされ、決定的な追加点を奪われていたかもしれなかったので、あの時間帯で良かったと思います。
良く見ると、樹は、飛んできたクロスに合わせ、かつ枠内へのコースを狙うため、足をクロスさせて面で合わせに行っているのがわかりました。技ありのゴールだったと思います。
同点に追いついたのはいいけれど、そこで体力が尽きはじめ、新潟の時間帯となりながらも何とかしのいで、同点のまま延長に入ります。
延長前半も、どちらかと言えばしのぐ時間帯が長かった。しかし、延長後半に入っての直後の108分、悠が入れたクロスにシンが一度足元に収めてから右足を振り抜いて、貴重な勝ち越しゴールを決めます。
時間帯的にもこれで逃げ切って終わりとしなければいけなかったのですが、ここで勝ち越したことで、新潟の攻撃を受けてしまい、最後に新潟の猛攻を受けます。
既定の120分を過ぎ、アディショナルタイムの時間目いっぱいだった120+1分に、右からのクロスにソンションも出ていったのですが、手が出せず、早川に頭で合わせられ、本当の土壇場の土壇場に同点に追いつかれてしまいます。
ガンバ戦、広島戦と、アディショナルタイムに決められる試合が続き、この試合でもまたか、という思いが強くなり情けなくなってしまいました。
相手のホームで新潟サポがいる側でPK戦を行うことになり、追いついてきた流れからのPK戦は、相当メンタルの強さを必要とします。
一つは、最初のキッカー悠がこれまで見たことないステップでしたが、しっかり決めてくれます。これは大きかったと思います。その後もセガちゃん、ヤマとベテラン勢が決めてくれ、新潟の3本目で、ソンリョンが止めます。
4人目大弥も決め、リードのまま5人目のシンが決めれば終わるところを残念ながら、止められてしまいます。
しかし、新潟の5人目をソンリョンが2度目のセーブで阻止することでこの試合に決着をつけることに成功しました。
世の中的には、死闘と言っていいシーソーゲームだったと思います。客観的な第三者であれば、楽しめた試合だったでしょう。
しかし、フロサポの僕からしたら、これほど心臓に悪い試合はありません。新潟のサポからしたら、本当にあと少し、土壇場に追いついた勢いもあっただけに、これほど悔しい試合もなかったでしょう。
それでもカップ戦では勝ち残った方が全て。苦しんで苦しんでベスト4へ進むことができました。
ただ、本当なら、こんな苦しまずにもっとすんなり勝ち上がってほしいのが、正直なところ。世の中が死闘を制したと川崎を持ち上げてくれていたとしても、そんな死闘にせずに済ませることはできたのに、そうならなかった。
最初の失点も軽いし、土壇場の2点目も、防げたのではないかと思っています。その後の記事によれば、土壇場の失点時にソンリョンは、芝に足をとられてしまっていたとのこと。なので、責めづらいですが。
いや、逆にあの時に、ソンリョンからしたら、自らのミスで同点に追いつかれたと思えたから、その後の2度のPKストップに繋がったのかもしれません。良かったのか悪かったのか…。
これを美談にしたくなるのもわかるのですが、正直、悪い時の川崎の特徴もたくさん出た試合だったので、そこは、本当にしっかり反省、いや猛省してもらいたいと思っています。
一方で、よかったと思えたのは、最後、追いつかれた後の選手らのメンタルコントロールの部分。気持ち的には、勝ちがあと数秒でこぼれてしまったので、落ち込むところですが、よく立て直したと思います。
悠が最初に決め、ノボリのソンリョンへの声かけがあったりと、チームとしてのメンタルコントロールの部分で、経験の差もあったと思いますが、新潟を上回ることができたのが大きかったと思います。
試合終了時、選手ではなく、鬼さんがへたり込んでいたのが印象的でした。それくらい、監督も神経すり減らして戦っているのだと今一度知れて良かったです。
いずれにしても結果は、ベスト4に残りました。カップ戦は結果がすべてですし、勝てば活力が上がります。
次は、体力的には極めてキツイと思いますが、中2日でC大阪戦。相手としては、新潟同様、苦手のチームですが、アウェイの地で意地を見せてほしいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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