僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ -12ページ目

僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

おはようございます。被シュート数が最も少ない堅守で定評のある水戸相手に、川崎は攻撃の良さを崩さず、いかに守り切るかが注目ポイントだった試合でしたが、前半終了間際の注意しないといけない時間帯に2失点。後半も攻めあぐねていましたが、なりふり構わない颯太のクロスがPKと泰斗の同点ゴールを呼び込んでくれました。さらには、無敵要塞ダーセンがPKでのビッグセーブで勝ち切り勝ち点2。ゼロが2に増える粘りのPK勝利でした。

 

3/1(日)16:00 J1百年構想EAST 第4節 川崎 2 – 2(4PK2) 水戸 Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu

得点:45’加藤(水戸)、45+5’加藤(水戸)、84’エリソン(川崎)、90+3’脇坂(川崎)


川崎フロンターレ 4-2-3-1

―――――――91Lロマニッチ――――――
―23マルシーニョ――14脇坂―――18紺野―
――――― 6山本―16大関―――――
―13三浦―5佐々木―3谷口―29山原―
―――――――49ダーセン ――――――
62分 18紺野OUT → 17伊藤IN
62分 23マルシーニョOUT → 24宮城ĪN
62分 91LロマニッチOUT → 9エリソンIN
75分 6山本OUT → 8橘田ĪN
90分 16大関OUT → 19河原IN
 

水戸ホーリーホック 4-4-2

―――――10渡邉― 8加藤―――――
―39山本―――――――――25真瀬―
―――――19仙波― 3大崎―――――
― 7大森―71マリック―17板倉― 6飯田―
―――――――34西川―――――――
46分 25真瀬OUT → 29多田IN
71分 8加藤OUT → 48山下IN
79分 39山本OUT → 70MレイリアIN
90分 19仙波OUT → 24山﨑IN
90分 10渡邉OUT → 2ダニーロIN

前節のFC東京との多摩川クラシコでは、想像以上にグダグダだったし、振り返れば、今季が始まってから良かったのは、開幕柏戦の開始から25分くらいまででした。

それ以降の、ずっと守備と攻撃の歯車はかみ合わずに、相手チームにシュートを撃たれっぱなしの展開が続いていました。

ただ、シゲさんもそこに対して無策ではなく、ポジション取りを明確に指示にしていたために、前節の多摩川クラシコでは、選手らが頭で考えるサッカーに傾倒してしまったように感じました。

選手らが頭でっかちになってしまい、ポジションニングを寄せて戦う以上に優先してしまったために、結局、突破され、最終ラインで防戦せざるをえなくなるというサンドバック状態になってしまったと感じていました。

よって、僕は、今の状況は、これから守備が良くなるための産みの苦しみの真っただ中にいるものだと考えています。いま勝てないからシゲさんを解任、などと言っている方とは考え方は相いれないですね。

なので、今がボトムで、ここから這い上がっていく過程が見られると思うと、やはり週末にやってくる試合は、チームの成長過程を確認できる楽しみしかない機会だと思っています。

僕は、そんな考えなので、楽しみでしかない試合前の時間帯、他のフロサポの方からのお誘いもあって、前哨戦としての飲み会をはじめ、あーだこーだの試合談義を経てから、U等々力に向かいました。

お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。また機会があれば、よろしくお願いします。こういうあーだこーだができるのも、豊かなサポーター生活の一つだと思っています。


さて、この日の対戦相手は、水戸ホーリーホック。リーグ戦としての対戦は、川崎がJ2にいた時代以来です。近年、天皇杯では2度ほど対戦していますが、いずれにもアウェイ。等々力での対戦は、2004年まで遡り、僕自身もその頃のことは、リアルタイムでは知りません。

水戸は、昨季J2を優勝して、今季からJ1上がったクラブです。ここまでは勝ち切れていないために、勝ち点獲得には苦しんでいるようですが、スタッツを見る限り、川崎とは真逆で被シュート数が最も少ないチームです。

つまり、堅い守備で、シュートを打たれる前に相手のチャンスを潰すことができるチームだということがわかります。

そのチーム相手に、川崎の攻撃の良さを消さずに、どこまで守備の構築が前節から修正できているのか、そのためのメンバー選定に変化があるのか、楽しみでしかありませんでした。

この日のスタメン発表でのサプライズは、旭。ここまで公表されるレベルではない怪我だったのかもしれませんが、開幕からここ3試合、ベンチにもいませんでした。

そして、その間の試合で、守備の脆弱さが目に付いていたこともあって、旭待望論が出ていたと思っています。そして、満を持してのスタメンでしたので等々力はそのアナウンスだけで沸きました。

他には、ボールプレーヤー、ボールウィナーという考え方があるようですが、川崎のMFで言えば、悠樹、ゼキ、僚太は、ボールプレーヤー、健人、創はボールウィナーで、ボランチ2人置くのであれば、その特性から1人ずつとなるのが、セオリーでした。

ところが、この試合、悠樹とゼキの2人のボールプレーヤーがスタメンです。感覚としては、憲剛と僚太をボランチ起用していた風間時代を彷彿とさせるものだったと思います。

ハマれば、超強力に試合を支配する展開になる一方、守備強度は大丈夫なのかという不安も惹起させられる起用です。

それから、前線も丸ごと変えてきました。1トップにロマ、左にマルシーニョに右に紺ちゃんです。エリソン、達哉、天らがベンチスタートです。

そして、ベンチに瑠伊が戻ってきました。瑠伊は瑠伊で、体調不良か何かだったのかもしれませんが、昨季の正GKが帰ってきてくれたので、GKのポジション争いが活性化され、互いがレベルアップされると期待したいところです。

ということで、前節から6人も変わっているので、勝手にボトム状況だったと思っている多摩川クラシコからどれだけの変化と修正がなされているかが、開始前の見どころだったと思います。


それでは、ここから試合を見ての雑感です。

前半の開始から、懸念されていた川崎の守備は、前節の多摩川クラシコを見ていた様子から比べると格段に良くなっていたと思います。

前線のロマの献身的で、かつ後列組との連動したプレスによって、守備時に見られた間延び感がなくなっていました。

ロマだけではなく、泰斗がロマと共に前からのプレスに出たり、効果的に降りてきて、悠樹、ゼキと連携して、水戸の1列目2列目を抑え込んだりと泰斗の動きも秀逸でした。

また、この試合から入った旭によって、最終ラインの上げ下げのコントロールがスムーズになったように感じました。旭自身がボールを持って、はがして、前線へパスを出せることも大きかったです。

一方で、水戸の守備はコンパクトで選手同士の距離感がよく、川崎のボールホルダーに対して、寄せが極めて速いし、全体が連動し、動きに迷いがないように感じました。

試合開始から双方ロングボール主体での攻撃の組み立てでしたが、相手がボールを持った際の守備は双方しっかりしていて、どちらもなかなか決定機を作り出すことができないような感じでした。

それでも、ギリギリオフサイドにならず抜けだして撃てた泰斗のシュートや、旭からのロングボールを収めて抜け出し、振り切った紺ちゃんのシュートがあったので、シュートまで持っていけなかった水戸より川崎がやや優勢で時間が経過していったと思います。

しかしながら前半の35分を過ぎたあたりから、川崎の足が止まり始めたのか、ここまでの守備に満足して慢心があったのかはわかりませんが、要所、要所で競り負け、川崎のエリア内に侵入されはじめます。

そして、前半最後の5分で、あと少しで前半終了というところで、水戸のボール回しに揺さぶられ、マークが曖昧になった中、寄せが甘くなって、最後に加藤に押し込まれて失点すると、更には、入れられたクロスをはじき返しそのボールを収められ、真瀬にシュートを撃たれ、そのこぼれ球を、またも加藤に押し込まれて、立て続けに2失点してしまいます。

1失点目の2失点目もオフサイドになるかならないかの微妙なところでした。特に2失点目に至っては、VARが介入したほどで副審はオフサイドフラッグを上げていました。肉眼では確認できないレベルでのオンサイドでしたので、あとわずか数センチの残り足が災いしてしまいました。

とは言え、前半最後の5分、あと少し集中力を切らしていけない時間帯で、立て続けに失点してしまったので、この2点が後半にも重くのしかかります。


後半に入ってから、水戸は真瀬に代えて多田を入れてきましたが、川崎の交代はありませんでした。なので試合展開の基本構造は後半になってからもあまり変わりませんでした。

ただし、水戸は2点をリードしている余裕もあって、カウンターリスクを恐れてか、無理に攻めることをしてきません。

川崎としては、ボールは持ててもシュートまでなかなか持っていけないので、持たされている感が強かったです。そこで、個の力でぶん殴るべく、前線の3人を天、エリソン、達哉へと取り換えます。

この交代によって起こったことは、水戸がさらに受動的になったことと、川崎側の守備としての前線からのプレスがあいまいになったことでしょうか。

 

エリソンの前線の動きによって、却ってエリソンのカウンターがハマるという自己矛盾を起こしているような状態になったと思います。結果、前線でエリソンにボールが収まり、前進できるようになります。

ただ、守備ブロックをしっかり組んでいて、最後のところに決定機を与えてくれない水戸の守備は堅く、時間だけが経過していきます。

色々言われている颯太ですが、これまでの時間帯も含めても、颯太はしっかり駆け上がれていたし、クロスを何本も入れることには成功していました。

ただ、試合後、本人もコメントしていたようにクロスの精度は欠けていたし、本人にもその認識があったようです。

 

それでも、そもそも駆け上がってクロスを入れるということ自体ができていたので、それだけでも価値があったし、さらに颯太の判断として、精度の高いクロスが今日の調子で入れられないなら、何か事故が起こりそうなところにアバウトに放り込んでやれ、と割り切った作戦が奏功します。

残り10分を切っていてなりふり構わず颯太が入れたクロスが、水戸のエリア内でのハンドを誘い、PKを獲得することができました。颯太の事故を起こしてやれ作戦がまず成功します。

ここで獲得したPKをエリソンは、多分、蹴りそこなったがために真ん中下のコースに行ったのですが、相手GKの体の下をすり抜け、無事1点を返すことに成功します。

1点差になれば、川崎としては、次の1点を返せば、同点となるので、ホームの大青援の後押しを受けて、押せ押せのムードになります。

水戸も1点差のリードを守り抜くべく、割り切って交代策を行い、4バックから5バックへ移行します。

しかし、アディショナルタイムに、またも颯太の滞空時間の長いアバウトなクロスが事故を誘発させます。

颯太の入れたクロスをセイフティーに回収、クリアしようとしたDFに対して、泰斗が死角から入れ替わって、ボールを収め、GKの位置を確認して冷静に押し込み残り時間わずかというところで、同点に持ち込みます。

さらに、押せ押せのムードでCKを獲得したところで、試合修了。本音を言えば、そのCKも蹴らせてもらえば、さらに何かが起こったかもしれなかったのにとすら思えました。

それでもつい10分前は、2点差をつけられ敗戦濃厚だった状態から、執念で追いついた粘り強さは、ここ最近見られなかったもので、ホームでの意地を見せてくれたと思います。

そして、PKとなれば、ダーセンがいるので、川崎としては心強いです。少なくとも、どこかで相手のシュートを止めてくれるはず、という期待感があるので、川崎の蹴る選手としても自らのシュートに集中することができたと思います。

そうなれば、川崎はPKに強い。結局、川崎は4人目までを全員が決め、水戸は途中、2人目がバー直撃、そして4人目でダーセンが止めて、試合終了となりました。

敗戦濃厚で勝ち点0だったところが、最後の10分とPKで勝ち点を2に増やすことができました。

ツキも実力のうちと言いますが、川崎にとってはツキ、水戸にとっては不運も重なって、川崎が追いつき、PKではあっても勝つことができました。

この試合で得た勝ち点2を活かすためには、1週間空きますが、次以降の戦いが大事です。


それから、話題になっていたので、個人的な感想を書いておきます。


後半の応援、ずっとFRONTALE 200Wを歌っていました。世界へ響かせー、叫ぼうぜフロンターレという歌詞のチャントです。

是非はともかく、後半休みなく、ずっと歌い、飛び続けたGゾーン組は、相当キツかったと思います。青援を送り続けてくれたことには、感謝しかないです。僕も歌いましたが。

ただ、賛否が分かれているのは、ずっとFRONTALE 200Wで同じチャントだったこと。

このチャントを歌い続けたのは、ACLEのアジアの舞台に返り咲くには、この0-2に負けている試合の状況からひっくり返して、勝とうぜ、というメッセージだと僕は感じました。そして、その意図が分かっていた皆さんからは肯定的な意見が多かった印象です。

一方で、チャントがずっと同じなので、声量がどうであれ、どうしてもリズムは単調になり、メリハリがないままだったのもまた事実です。周囲に、なぜ、ずっと同じチャントなの?という疑問の声もありました。

また、後半は、エリソンがPKを得るまでボールを持たされ、攻めあぐねていた状態だったので、ピッチ上でもメリハリが感じられないのに、チャントでもメリハリが感じられないのはどうなの?という疑問もわかります。

双方の意見を見ての結果論となりますが、歌い続けること自体は良かったと思います。これは本当に続けてほしいです。別の試合ですが、チャントのない空白の時間帯があった際に、気が抜けることもありましたから。

一方で、ずっとFRONTALE 200Wを歌い続けるとメリハリに欠けるので、試合テンポに合わせて、曲は時々変えながら、要所、要所でFRONTALE 200Wも歌って、アジアの舞台へ返り咲こうというメッセージはしっかり伝わるようにすれば良かったのかなと思います。

とはいえ、僕としては大きな問題ではなく、皆で、歌って、後押しして、その結果として勝てればいいと思います。この試合、間違いなく、チャントが選手に届き、力になったと思うので。

ここで勝ち点2を積み上げられたことで、まだ、首位とは勝ち点3差。巻き返せる範囲内なので、1週間空く期間もしっかり修正を続け、次の首位、鹿島相手にしっかり勝ち点3を積み上げられるようにしてほしいと思います。

僕は、前節からこの試合までに修正というか、成長を感じられたので、このベクトルのまま、伸ばしてほしいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また読みたいと思っていただければ、押していただきたいと思います。


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