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僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

おはようございます。この試合は、多摩川クラシコ、純然たるダービーではないことは承知していますが、両クラブがプロモも含めて、ここまで育ててきたダービー的な試合に違いはなく、絶対に勝ちたい相手でした。しかしながら、前半、対策された感があり、サイドから揺さぶられて失点。後半、泰斗を入れて盛り返すも、1点が遠く、痛すぎる敗戦。リーグタイトルの夢は、遠くなってしまいました。

 

9/20(土)19:00 J1第30節 川崎 0 – 1 FC東京 Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu

得点:23’遠藤(FC東京)
 


 

川崎フロンターレ 4-4-2

――――― 9エリソン―91Lロマニッチ――――
―23マルシーニョ――――――――17伊藤―
――――― 6山本―19河原―――――
―13三浦―5佐々木―22ウーレ―31VW際―
―――――――98山口―――――――
46分 91LロマニッチOUT → 14脇坂IN
79分 23マルシーニョOUT → 24宮城ĪN
79分 19河原OUT → 8橘田ĪN
79分 17伊藤OUT → 41家長IN
84分 9エリソンOUT → 11小林IN
 

FC東京 4-4-2

―――――39仲川――26長倉―――――
―40Mギリェルメ ――――――――22遠藤―
――――― 8高―――18橋本―――――
― 5長友―24Aショルツ ―32土肥― 7安斎―
―――――――81キムスンギュ ――――――
63分 39仲川OUT → 16佐藤IN
79分 8高OUT → 37小泉IN
79分 40MギリュルメOUT → 33俵積田IN
84分 22遠藤OUT → 2室屋IN

川崎は、前節、同じ神奈川県にあるチームであることから神奈川ダービーと呼ばれる横浜FMとの試合でした。そのダービーマッチを勝利して、迎えるFC東京戦です。

 

一方のFC東京は、同じスタジアムを共用している、東京V、こちらはまさに東京ダービーをウノゼロで制し、勢いを持って多摩川を渡り、U等々力に乗り込んできました。

 

まだJ2がなかった時代、川崎がJリーグに参入を目指していた旧JFL時代のライバルチームがFC東京(当時は、東京ガス)であり、双方のクラブ合意のもと、2007年から多摩川クラシコとして、ダービーマッチ的な対戦カードとして、戦い始めることになりました。


当初は多摩川クラシコを名乗ることへの批判などもありながら、ここまで何年も積み重ねていくことで、多摩川クラシコの認知は広がってきており、僕としては、FC東京は、長年の宿敵との戦いだと思って、熱くなる試合です。

 

本来は、クラシコと名がついているように、FC東京とは、リーグの1位2位の頂上対決のような形でヒリヒリする戦いを双方のサポも望んでいるところなのですが、今の状況は残念ながら、どちらも中位に甘んじており、世間的には、まだクラシコを名乗るにはおこがましい状況です。

 

とは言え、当事者は真剣も真剣。絶対に負けられないどころか、勝たないといけない試合だと思っています。

 

この試合の前、両クラブからの共同の会見もあり、この試合に対する意気込みも聞かれました。川崎からは、際、FC東京側は、遠藤が会見に臨みました。

 

じつは、際も遠藤も欧州での練習試合で対戦していたとのことで、不思議な縁を感じます。なお、伊藤達哉も。

 

この日のものづくりフェアのイベントにちなみ、2人でナット早抜き対決などもありました。今、思うと、このナット早抜き対決で、遠藤に勢いづかせてしまったところが、敗因だったかもしれません。多分、敗因の0.000000001%くらい。

 

 

さて、試合当日ですが、この日は、雨予報であり、ときおり、パラパラと雨が降り、路面が濡れることはありましたが、本降りとなることはなく、なんとか天気はもちました。

 

湿度はありましたが、日が沈むにつれて、涼しくなり、過ごしやすくなってきました。その分、選手の運動量も増えてくると思われました。

 

この日のスタメンですが、守備陣に変更はなく、GKは瑠伊、SBに颯太と際、CBに旭とウーレでした。

ボランチは、悠樹とこの日は創がスタートでした。また、両WGも左マルシーニョ、右達哉で変わりませんでした。

 

そして、FWエリソンは、いつもどおりでしたが、トップ下にいつも入る泰斗の名前がなく、ベンチにいます。


代わって入っていたのが、ロマ。スタメン発表時では、トップ下に入るのか、2トップなのかは、わかりませんでしたが、ここにきて、シゲさんが大博打を仕掛けてきたと思いました。

 

対するFC東京もスタメン発表時には、前節で出場停止となっていたので、マルセロ ヒアンに代わって誰が入るか気にしていて、それが、仲川だったという程度の認識でした。

 

 

さて、試合展開です。

 

試合開始時に、少し驚いたのは、FC東京の布陣。長友、ショルツ、ギリェルメは、前節から逆の左サイド側に変わっていました。スタメン、発表時では左右はわかりません。

 

これは、松橋監督が仕込んだ策略で、達哉対策だと気づかされます。

 

最初のチャンスは、FC東京で、右サイドを突破されて、SB安斎から入れられた、クロスを長倉が頭で合わせますが、ウーレが付いて対応し、枠を外れます。

 

その後も、FC東京からは、再三、サイドを突破されることになります。

 

川崎も序盤では、8分、際が裏に入れたボールを右サイド深いところで受けた達哉が、マイナスで中に折り返し、悠樹が持つと、悠樹は、中央に浮き球のクロスを入れ、ロマは、ドンピシャで頭で合わせますが、これは枠の上を通過します。

 

さらに、達哉が右サイドからドリブルで中に切れ込み、バイタルエリア右でFKを悠樹をが蹴ると、エリソンがこれもドンピシャで頭で合わせますが、このボールは、GKキムスンギュがビッグセーブを見せ、右手でバーの上に掻き出します。

 

この序盤の攻撃で、得点が取れていれば、以後の展開は変わっていたかもしれません。

 

しかし、その後は、ボールは、持てはしますが、奪われてからサイドを使われて、一気に攻めたてられる展開が続きます。

 

20分には、FC東京は、左サイドで長友がボールを奪い、中央へのパス回しを経て、最後は遠藤が撃ちますが、これはコースを限定できていたこともあり、枠外に外れます。ただ、この少し前くらいからFC東京の時間帯となっていました。

 

続いて、23分、左サイドのスペースを使われ、長友、ギリェルメと繋がれ、ギリェルメに左サイドの最深部までドリブルで侵入されてグラウンダーのクロスを入れられると、ここでは中央の仲川に合わず、右サイドに流れてしまいます。

 

が、逆サイドに走っていた長倉に拾われて、今度は浮き球のクロスを中央に入れられると、中でフリーにさせてしまった遠藤に頭で叩きつけられて、失点。与えてはいけない先制点を奪われてしまいます。

 

この場面は、完全に左右に揺さぶられて、川崎DF陣もボールウォッチャーになってしまい、なぜか、最後の遠藤をフリーな状態にしてしまっていました。

 

リードしたFC東京は、川崎にボールを持たれることを厭わないで引き続き、サイドからのカウンターを発動させます。

 

危なかったのは、29分、高が浮き球で右サイドの裏に走る安斎に出すと。これが通ります。そして、右サイド深いところまで侵入したあと、中にクロス。中央の仲川はDF2人ひきつけたうえ、でスルーすると、ファー側に走りこんできていたフリーのギリェルメに押し込まれて、2点目を奪われたかと思われました。

 

崩しとしては、完璧にやられていたのですが、ここでVARが介入し、紙一重のところで、最初の高のパスのところがオフサイドとなり、得点は取り消しとなります。2点目が入っていれば、終わっていました。

 

ただ、FC東京の勢いは止まらず、37分、またしても右サイドから安斎に突破されて、今度はエリア内に入ったところで、右サイドから直接シュートを撃たれます。が、ここは、GK瑠伊がセーブし、逆側に弾くのですが、このボールを仲川に拾われます。

 

仲川がシュートを撃つのですが、焦ったのか、バウンドが合わなかったのか、幸いにも枠の上に外れます。ここも1失点もののピンチでした。

 

40分過ぎたあたりから川崎も徐々にパスがつながるようになり、CKやFKを得るのですが、得点に結びつくには至りませんでした。

 

結局、前半は、FC東京のカウンターからいいようにやられて、0-1でリードされて折り返します。見ようによっては、よく1失点で済んだ前半で、VARや相手の最後の精度に助けられたと思います。もう2、3点取られていてもおかしくない展開でした。

 

この流れを変えるべく、後半から川崎は泰斗を投入します。泰斗は、体調不良等で、90分、フルに出られる状態ではなかったのだと思われます。

 

しかし、状況が状況だけに、泰斗は、後半は頭から出てきました。すると、流れが川崎に傾き始めます。

 

もちろん、東京はリードしていることもあって、川崎に持たせて、カウンター狙いが明確になっていった側面もあったと思います。

 

FC東京のカウンターで言えば、58分に、ギリェルメに突破されてシュートまで撃たれますが、枠外に外れたものや、63分の長倉のシュートを瑠伊がビッグセーブで止めたものもありました。

 

このあたりのピンチを凌ぎながら、川崎は68分、左サイドから颯太の入れたパスを受けたマルシーニョがドリブル突破し、最後シュートまで持ち込みますが、ショルツの体を張ったカバーが間に合ってしまいます。決めて欲しかった惜しい場面でした。

 

さらには、74分、右サイドで際が入れたスルーパスを受けた達哉が右からドリブルで切れ込み、角度のないところからシュート。GKキム スンギュの腕が届かず流れていったので、決まったかとも思いましたが、これは枠の反対側へ外れてしまいます。

 

ただ、ここはゴール前を流れていたので、誰か一人でも詰めていれば、確実に得点できた惜しい場面でした。

 

川崎の猛攻は続くのですが、決めきれない流れを変えるべく、79分、達哉に代わってアキ、創に代わって健人、マルシーニョに代わって天を入れるという3枚替えを敢行し、点を取りに行きます。FC東京側も高に代わって小泉、ギリェルメに代わって俵積田を入れて対抗します。

 

さらに川崎は、84分、エリソンに代えて悠を入れ点を取りに行き、東京は遠藤に代えて室屋を入れ、守備を固めます。

 

90+3分、川崎は左サイドから颯太がアーリークロスを入れると、中央でショルツとウーレが競って、ショルツがはじき返しますが、そこで待っていた泰斗が押し込み、GKキム スンギュに触られながらも枠内に入ります。

 

誰もが同点を確信していましたし、主審もゴールを認めたし、FC東京選手も失点を覚悟していました。

 

しかし、ここでVARの介入となります。オフサイドなら事実の確認なので、機械的に決まると思っていたら、OFRとなり、?となります。

 

VARでは、ショルツと競っていたウーレがオフサイドポジションに居たとして、かつボールに触っていないウーレがプレーに関与したかどうかをOFRで確認したようです。

 

結果として、主審は、OFRを経て、ウーレは、プレーに関与したとして、オフサイドの判定。無情にも同点ゴールは取り消しとなります。

 

それでも諦めない川崎は、90+10分、左からの颯太のアーリークロスを悠がドンピシャで頭で合わせて叩きつけ、タイミング的には、入ったかと思われました。が、またもGKキム スンギュがビッグセーブ。ここでもゴールを割らせません。

 

そして、このまま試合終了となり、1点のリードを守り切られてしまい、悔しい敗戦となりました。

 

 

雑感です。

 

まず、スタメンの時点でいくらロマが調子が良かろうと、好調の泰斗を外してまで、しかも普段やっていない2トップでの起用はありえないので、泰斗に何かしらのアクシデントがあり、90分、使えない縛りがあったものと思われます。

 

DAZNの下田さんのコメントでは体調不良と言っていました。不運なことに、こういうときに限って、ゼキがU20代表に呼ばれてしまって不在という状況です。

 

シゲさんは、その縛りの中での選択肢で一番マシなロマ、エリソン2トップの選択をしたのだと思います。

 

この選択に対して、FC東京の松橋監督の策もハマります。まず、DF陣を逆に配置しました。運動量のある長友と対人に強いショルツを川崎の好調の達哉にぶつけました。

 

これで、達哉の右サイドで優位性を出させないことに成功します。


達哉、何度か個人技で中に切れ込んだりはしましたが、基本、前半押さえられてしまいました。2トップの布陣にもかかわらず、左のマルシーニョ、右の達哉は、いつもの泰斗、エリソンがいる時同様の攻め方で、あたかも4トップのような状態で攻めていたのが、前半でした。

 

すると、2列目以降ではボランチの創、悠樹が中盤の守備につり出され、両SBも両WGとの流動的な攻め上がりでその裏が空きます。

 

その結果、両SBの裏をFC東京にいいように使われてしまったのが、前半だったかと思います。2トップとしましたが、ここで入ったロマが悪かったということではなかったと思います。むしろ、前半の終わりごろには、ロマが試合を組み立てにまわり、少し安定した時間帯ができたくらいです。

 

そして、後半に入り、泰斗が入ることで、中央の守備が安定するようになりました。これで、ほぼ川崎がボールを奪え、運べるようになり、後半の分厚い攻撃へとつながったと思います。

 

泰斗が入ることで、ボランチ2人の負担が減り、ひいては、SB裏へのボールも簡単に通せなくさせることに成功しました。

 

ということで前半、極端に言えば、2-4-4みたいに攻めたがりのポジショニングになってしまってバランスを欠いてしまったのが、この試合の敗因だと思います。


これ、どっかで見たなという既視感があったのは、昨年ルヴァン準決勝2ndレグの新潟戦。


3点差を跳ね返さないといけなくて、前線が攻めたがって前に張り付き、守備陣との間が間延びしてしまって、スペースを使われ、為す術もなく敗れた試合です。


当時の新潟の監督は、今のFC東京の松橋監督。攻めたがる川崎の攻略法に、当時の成功体験があったのかもしれません。


一方の川崎は、監督は変わってシゲさん。当時の試合の印象は、当事者ではないので、試合は見ていたとしても薄いでしょう。


後半から入った泰斗は、体調不良明けであったのだろうけれど、前半までの歪さを解消し、流れを持ってきたのはさすがでした。


ただ、残念ながら、FC東京はリードしていたので、無理に前がかる必要もなく、カウンターに徹することができた状況もひっくり返すところまで至らなかったのかもしれません。

 

ただ、VARで取り消された泰斗の幻のゴールや、悠の魂の見えたヘディングシュートなどで追い詰めるところまでは行きましたが、前半のかみ合わない時間帯がもったいなかったです。

 

これで、残り8試合で首位とは10差。残り全勝して、かつ首位は、半分しか勝たないという状況でないと可能性がなくなりました。無茶苦茶他力本願なので、この敗戦で残り試合数が勝ち点差を下回ってしまったので、リーグは事実上、終戦です。

 

もちろん、可能性が残っている限り青援は送り続けますし、諦めは悪いので、可能性が消える最後まであきらめません。それに、ACLE圏内に限れば、7差なので、まだ現実的にも可能性はあると思っています。

 

選手コメントを見ても残り全勝を誓う選手も多かったので、まずは明日の湘南戦、絶対に勝ちましょう。勝ち続ければ、何か奇跡が起きるかもしれませんので。

 

 


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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