おはようございます。祝日火曜日の湘南戦を勝ち切りつつも、残り全勝がマストな状況で迎えた上位の柏戦。絶対に勝って、上位に食らいついていかなければならないところですが、打ち合いの末、最後に追いつかれてドロー。川崎、柏、どちらにとっても痛いドロー、正に痛み分けになってしまいました。
9/28(日)19:00 J1 第32節 川崎 4 - 4 柏 Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
得点:7’Lロマニッチ(川崎)、15’垣田(柏)、39’ジエゴ(柏)、45+5’伊藤(川崎)、51’脇坂(川崎)、66’中川(柏)、79’Lロマニッチ(川崎)、90’三丸(柏)
川崎フロンターレ 4-2-1-3
―――――――91ロマ――――――――
―23マルシーニョ――14脇坂―――17伊藤―
――――― 6山本―19河原―――――
―13三浦―5佐々木―22ウーレ―31VW際―
―――――――98山口―――――――
67分 19河原OUT → 8橘田IN
74分 23マルシーニョOUT → 24宮城ĪN
74分 17伊藤OUT → 41家長IN
80分 91LロマニッチOUT → 11小林ĪN
柏レイソル 3-4-2-1
―――――――18垣田――――――――
――――― 8小泉―19仲間――――――
―14小屋松―39中川―6山田―3ジエゴ ―
―――26杉岡― 4古賀―88馬場――――
―――――――25小島――――――――
64分 6山田OUT → 40原川IN
74分 26杉岡OUT → 2三丸IN
74分 18垣田OUT → 9細谷IN
74分 19仲間OUT → 15小見IN
80分 39中川OUT → 28戸嶋IN
この日は、SDGsランドと銘打たれて、フロンパークでは様々なイベントが行われていました。
個人的には、タイムマシンの記念撮影会に参加できたことが、もう感謝、感激でした。
タイムマシンの記念撮影会とは、映画Back To The Future の最後、ドクが未来からマーティを迎えにきた際に登場した、タイムマシン、デロリアンがゴミを燃料にしていたとして、かなり無理くりな理屈付けで持ってきて頂きました。
以前にも等々力に来たことがありましたが、再び、持ってきてもらって、実際に乗って、撮影することができるイベントでした。
ちょうど40年前の1985年、まだ子供だった僕が、劇場公開をはじめ、その後VHSのビデオでテープが擦り切れるほど見た映画でしたから、実際にシートに座って、ハンドルを握ることができて鳥肌がたちました。
まさか、フロサポやっていてこんな機会がくるとは思いもしませんでした。もっとも、他クラブなら、もっとこんな機会はないかもしれませんし、フロサポならではなのかもしれませんが、とにかく、ありがとうございました。
ほかにも、うちにあった古いモバイルバッテリーを回収してくれて、グッズをもらえたり、アイドルLINKL PLANETさんから直接手渡しで、リサイクルのガンプラを頂いたり、とSDGsに絡んだイベントが盛りだくさんでした。
そんなこんなでフロンパークで楽しんでいる間にスタメン発表がありました。
この日は、守備陣に変わりはなく、GK瑠伊、CB旭、ウーレ、SB颯太、際でした。
ボランチは、悠樹、創、そしてトップ下が泰斗で右WGに達哉、左WGにマルシーニョ、そして前節はエリソンが1トップでしたが、今節は累積で出場停止となっていたので、代わってロマが入りました。
ロマの前回のスタメンは、多摩川クラシコの際は、2トップでしたが、今回は、1トップ。どこまで通用するのか、不安と期待が入り混じりドキドキしながら、試合開始を待ちました。
それでは、試合展開です。
試合は、双方がハイプレスを掛け、相手陣内でボールを奪おうとし、双方にボールが行き来する忙しい展開から始まります。
最初にチャンスを作ったのは川崎で、きっかけはハイプレスからでした。6分、柏陣内で、プレスをかける川崎は、泰斗がDF 古賀に詰めると、古賀は、左サイドの杉岡にパスします。この横パスを達哉がエリア内で奪って、前進しようとし、杉岡がたまらず達哉を倒してしまったので、川崎はPKを獲得します。
達哉は、以前も PK 獲得した際、天に譲ったように、達哉は自ら獲得したPKであっても、最初こそボールを持っていましたが、あまり積極的に蹴りたい雰囲気はありませんでした。
ロマはロマで、PKであってもゴールを決めて、ストライカーとしての勢いに乗りたかったのでしょう。ロマがキッカーを達哉に要求したことで、達哉はその座を譲り、PKはロマが蹴ることになります。
7分、PKは、ロマがきっちりとGK小島の逆を突き、幸先よく先制に成功します。ロマはこれがJ初ゴールとなりました。
しかし、柏は、パス回しから、川崎の選手間にガンガン楔を打って突破を試み、叶わないと回して展開される感じで、攻撃を潰すのに苦労します。
9分には、中川が縦に入れたパスを垣田がフリックし、右サイドの仲間へ渡すと、仲間は、 GK瑠伊と1対1となりシュートを撃たれますが、ここは、瑠伊がビッグセーブを見せ、得点を与えません。しかし失点を覚悟した危ない場面でした。
さらに15分、中川から受けた横パスを中央で受けた山田が、速い縦パスをバイタルの垣田に通すと、垣田は素早くターンして、左足のシュートを打ち込み、同点とされてしまいます。
その後も、攻守の切り替えは激しく、保持の柏、カウンターの川崎の様相で、川崎は、28分、創がエリア内に侵入し、右足でシュートを放つも枠の左に外れます。
逆に柏は39分、左サイドから杉岡が小谷松とのワンツーから抜け出すと、右にサイドを変えるパスをジエゴが受け、ジエゴは、中に切れ込み、そのまま左足でミドルシュートを放つと、対角の左ポストに当たりながらも、ゴールに入ってしまいます。
先制した試合でしたが、あっさりと逆転を許すことになってしまいました。しかもそのまま試合は柏ペースで、次の失点もまた遠くないうちにしてしまいそうな勢いが続きます。
しかし、45+5分、柏にCKを与えるピンチの場面でしたが、CKからのサインプレーによるパス回しを、マルシーニョが掻っ攫って、カウンターが発動ドリブルで単騎突破をはかります。途中、追いつかれ、跳ね返されたボールを右サイドから追ってきた際が拾って、左サイドに走っていた達哉にクロスをいれます。
達哉はそのボールを受けて、中に切り込んで右足を振り抜くと、ゴールの左下に決まります。 活気が失われつつあった等々力で、一斉に歓喜の声援があがります。
前半、劣勢だった川崎が、土壇場で追いついて、同点で後半へと折り返します。
後半に入ってからも、川崎と達哉の勢いは継続し、柏を攻め立てます。48分には、 達哉がドリブルから股抜きのシュートを放ちますが、惜しくも枠外となります。
49分、自陣で旭が倒されたこと端を発し、判定をめぐって瑠伊が審判に抗議しますが、これにカードが出されます。何を言ったか、にもよりますが、カードを出さないと抑えられないほどではなかったと思います。
ただ、今は、審判への抗議は、キャプテンオンリーがルールがあるので、瑠伊を見ている側から熱い気持ちはありがたいけれど、あの場面は冷静で、キャプテンに任せるべきであったと思いました。もったいないカードをもらっだと思いました。
川崎の攻撃は続き、50分、創の入れたクロスにロマが頭で合わせますが、これは、GK 小島に阻まれます。
それでもその1分後、際から受けたパスを悠樹が前につけると、マルシーニョがヒールで流して、そのパスを受けた泰斗が反転しながら左足でゴールの右隅を打ち抜きます。これが決まり、3-2の勝ち越しに成功。これで泰斗は柏戦、4戦連発。完全に柏キラーとなってきま した。
一方の柏も54分、小屋松から後ろの山田につなぎ、山田は中へアーリークロスを入れ、垣田が頭で合わせますが、ここは、GK瑠伊が左手一本でビッグセーブ。得点を割らせませんでした。ここも1失点のものの危ない場面でしたが、瑠伊がよく手を出したを思います。
また判定がらみでは、57分、DAZNを見てもよくわからなかったのですが、悠樹がカードをもらいます。柏のリスタートを妨害して遅らせたということなのだと思いますが、僕には柏側がクイックリスタートをしようとしたので、それを防いだように見えました。なので、それで遅延行為とされるとちょっとモヤリました。
いずれにしても、ここでカードをもらってしまったことで悠樹は、累積で次節出場停止となってしまいました。最近は、完全に川崎のマエストロとして、チームをコントロールしていたので、次節、悠樹を欠いて、京都とどう戦うのかと思うと、なかなか厳しいことが予想されます。
さらに64分、カウンターからマルシーニョが抜け出して、最後は、ロマにスルーパスを通し、ロマはシュートを打ちますが、これは、枠に収まらず、バーの上を超えていきます。タイミング的には合っていたので惜しかったです。
得点を取れないでいると、66分、右サイドからジエゴに突破されて、クロスを入れられると、逆サイドの小屋松にとおり、収めた小谷松は、マイナスにパスを入れると、走りこんできた中川がエリア外からダイレクトでミドルシュートを撃ちます。ボールはGK瑠伊から逃げるように飛び、ゴール右上隅に決まります。これで3-3となり、再び、同点に追いつかれてしまいます。
その後、双方流れを変えるべく選手交代が行われ、柏は三丸、細谷、小見の3枚が投入され、川崎は、天、アキさんの両翼が投入されます。
そして、またもリードをしたのは、川崎でした。79分、颯太、天、颯太で左サイドを突破し、颯太が中へクロスを送ると、そこにロマが飛び込んで、触り、決め切りました。これで4点目。 PKでの得点に続き、流れの中でも決め切って、ロマはこの日2点目のゴールを決めます。
直後の80分、このゴールを決めたロマは、足をつってしまったため、悠と交代することになります。
これで川崎としては、勝ち切りたかったところですが、90分、ボックス左から、三丸が強烈なミドルシュートを放つと、これがゴール右隅に決まります。リードを守り切れず、土壇場で同点とされてしま いました。
試合は、4-4のままタイムアップとなり、両者が両者とも勝たなければならない試合で引き分けとなってしまいました。まさに痛み分けです。
雑感です。
柏は強かったです。前半、先制できたのに勝てる気がしませんでした。というのも9分の瑠伊が止めた1対1や、15分の垣田のゴールシーンなどをみると、中であろうと躊躇なくグサグサとクサビのパスを通され、身が削られる思いでした。
ただ、この中を突破するのは、かつて風間さん時代に、憲剛や僚太がグサグサ入れていたパスにも見えました。そして悠がよく決めていたのですが、それを柏にやられた感覚です。
実際の失点シーンを見ると、垣田にはウーレが付くのか、旭が付くのかあいまいになっていて、ウーレがその右どなりの杉岡に一歩注意を向けた一瞬の隙を突かれています。
ただ、風間さん時代の川崎よりも、今の柏は、よりロジカルにシステマティックにフリーの選手を作り出して、そのフリーの選手にパスを入れている感じです。決壊するのも時間の問題のような印象がありました。
ただ、川崎は、後半から修正はできていて、前半ほどグサグサと通されることは減ったと思います。
ただ、結局その後も柏には、ゴラッソと言っていいシュートを決められ続けました。普通、4点も取られたら負けます。
それから戦術的なところで言っても普段左のジエゴが右に入りました。対峙する川崎の左サイド、特に颯太が封じられた時間帯ができてしまって、リカルド監督の策略に嵌った感じがしました。
ちょっと、ルヴァン杯、あと2試合柏とやるのはしんどいなぁ。すっごい消耗しそうです。もちろん、勝つつもりでいますが、嫌ですね。むしろ、決勝の1発勝負で当たりたかった。
一方で、川崎のいい意味での誤算はロマ。ここまで走れて、守備もしてくれて、収まって、足元も上手くて、前進できて、決定力もあるのは誤算です。この試合もエリソンが出場停止でどうなるかと不安もありましたが、まったくの杞憂でした。僕が、シゲさんだったら、どちらを起用しようか、今後、試合ごとに迷うレベルです。
もう同時起用したくなるのもわかります。まあ、それをやると多摩川クラシコの二の舞になるので、同時起用は、ちょっと別の整理が必要なのだろうけど、それくらい素晴らしかった。
この試合で特に思ったのは、ロングボールをことごとく収めて、前線で時間を作ってくれるので、ビルドアップに苦しんでも、とりあえず、ロマめがけて蹴っておけば何とかしてくれる期待感がありました。
それから、もう言わずもがなですが、この試合でも伊藤達哉様は、イトタツ様でした。1点目も2点目も達哉のゴールです。なにより、劣勢だった前半終了間際の時間帯に追いついて折り返せたのは、すごく大きく、後半に向けて勇気を与えてくれるゴールとなりました。
結果として、この試合、ゴラッソで追いつかれて勝ち切れませんでした。もう結果の話ですが、こういう大事な試合で勝ち切れないのが弱さで、今季、この時期に優勝争いの本命に加われず、勝ち点を離されてしまっている原因だと思います。
選手の質で劣るとは思えないので、やはりACLEから続いた過密日程や夏の選手の入れ替えでシゲさんがやりたいサッカー、特に守備面の整備が追い付いていないのだと思います。
これから試合のペースは空いてくるので、とくに守備面での修正を少しでも落とし込んで、まずは、次の京都戦に勝ち、続くルヴァン杯の柏との連戦を勝ち、ルヴァンの決勝も勝って、ルヴァンのタイトルは獲りたいと思います。
リーグも可能性はゼロではないですが、かなりのところが他力なので、まずは、タイトルタイトルは言わず、一つでも順位を上げるために勝ち続けたいと思います。この試合の分けは、リーグタイトル絶望させるくらい重い意味を持ったドローだったと思います。
ただ、客観的に試合だけを見たら、双方4点も入るエンタメ度ナンバーワンの試合だったと思います。お互いドローでなければ、勝ち点3だったのに、というところだけが悔しい結果となりました。
ということで、結果は残念でしたが、内容は面白く、期待感もあった試合でした。次の京都戦、僕は現地観戦できませんが、勝って等々力に帰ってきてもらいたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ランキングに参加しています。また読みたいと思っていただければ、押していただきたいと思います。
