おはようございます。
9/19(土)19:00 J1リーグ 第8節 川崎 3 - 3 鹿島 Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
得点:44’レオ セアラ(鹿島)、45+3’マルシーニョ(川崎)、54’伊藤(川崎)、67’レオ セアラ(鹿島)、83’松村(鹿島)、90+7’Pホマーノ(川崎)
川崎フロンターレ 4-2-3-1
―――――――97デリキ―――――――
―23マルシーニョ――14脇坂―――17伊藤―
――――― 6山本― 8橘田―――――
―13三浦―4ホマーノ― 3谷口―5佐々木―
―――――――49ダーセン ――――――
68分 23マルシーニョOUT → 34長IN
83分 97DラセルダOUT → 20持山ĪN
86分 8橘田OUT → 19河原IN
86分 17伊藤OUT → 41家長ĪN
鹿島アントラーズ 4-4-2
――――― 9Lセアラ―34徳田―――――
―40鈴木―――――――――27松村―
―――――8Mブエノ―23津久井――――
― 7小川― 3テヒョン―55植田―25小池―
――――――― 1早川―――――――
46分 8MブエノOUT → 10柴崎IN
46分 34徳田OUT → 77チャヴリッチIN
46分 23津久井OUT → 6三竿IN
70分 25小池OUT → 37広瀬IN
82分 40鈴木OUT → 18ヤン マテウスIN
この日は、ホーム鹿島戦だったのですが、海豚の日と題した、ふろん太が主役のイベントの日でした。そして、海豚と言えば海ということで、キャンプ地とさせてもらっいて、協定も結んでいる恩納村や、対戦するわけでもないのに、なぜかFC琉球の協力もあって、沖縄イベントが開催されていました。
フロンバークには、FC琉球のマスコットのジンベーニョも来場し、マスコットファンを喜ばせてくれていました。
ほかにもブルーシールアイスの販売もあり、天候が晴れず、小雨が降っていたのが残念でしたが、沖縄の夏を感じさせるイベントで会場を盛り上げてくれました。
そもそも、相手が鹿島なのに、そこにちなんだイベントが一切なく、わが道を行く沖縄イベント。アントラーズのマスコットのしかおは来ないのに、何故かFC琉球のマスコットのジンベーニョを呼ぶというわがクラブの姿勢は、一般には、疑問しかないかもしれませんが、個人的にはいいぞ、もっとヤレです。
そして、この日のスタメンですが、対鹿島を意識してか、シゲさん、イジってきました。
明確に感じたのは、千葉戦の途中でも見られたのですが、右SBに高さと対人を意識して、旭が入りました。そして、速さを意識して、左SBには、颯太が入りました。SBとして、しばらくスタメンをはっていた怜音が外れるのは、珍しいですが、こと鹿島には、この布陣の方がハマるとシゲさんが判断したのでしょう。
そして、前節、何故か行方不明で心配されていたデリキが戻ってきました。大きな怪我などでなくて良かったです。
ベンチに目を向けると、先日、U21での清水戦に途中出場していたので、怪我等ではないことが確認されていたアキさんが帰ってきました。アキさんは、どういうわけか鹿島に強い、鹿島キラーなので、ゲン担ぎの意味でも心強い復帰でした。
それでは、ここから試合展開です。
序盤から川崎と鹿島でボールを奪い合いとなります。
どちらかと言えば、川崎がボールを握って鹿島を攻める時間帯の方が長く、奪って即カウンターの鹿島という展開。
10分の川崎、ホマーノからのパスをマルシーニョが抜け出し、デリキに預けると、シュート。しかし、これは、植田にブロックされてます。その後もボックス外でパスを回し、チャンスを伺いますが、最後に悠樹の浮き球のクロスが旭に合わず、ラインを割ってしまいます。
14分の鹿島、小川が入れたクロスに反応した鈴木が飛び込みますが、それより速くダーセンが飛びだしキャッチします。そこに鈴木がぶつかり、倒れたことで、時計が止まります。結局、鈴木は大事に至らず、プレーを続行します。
その鈴木ですが、17分に川崎が右サイドから旭がドリブルからパスを入れようとしたところに飛び込んで、旭を倒し、ファールとなります。
ここで得たFKで、19分の川崎、泰斗が蹴ったボールをマルシーニョが頭でスラして、ホマーノが決めたかに見えました。実際、現地では、皆でハイタッチしましたから、決まったと思いました。
しかし、VARが介入し、OFRまで行われたところ、マルシーニョが頭でスラしたと思われたところでハンドがありました。このためノーゴールの判定とされます。
25分の鹿島、右サイドから松村のパスに抜けた小池が深いところからマイナスのクロスを入れるとこれに徳田が合わせてシュートまで持ち込まれますが、ポストに救われます。
直後の26分の川崎、旭が持ち上がり、逆の左サイドの裏へパスを通すとマルシーニョが受けて落とし、デリキが撃ちますが、跳ね返されます。そのこぼれ球を悠樹がダイレクトで撃ちますが、これがGK早川の正面に飛んでしまいます。しかし、そもそも、マルシーニョのところでオフサイドだったようです。
その直後の26分の川崎、左サイドで鹿島のパスミスからボールを奪うと泰斗がスルーパスを通し、達哉がヒールで落として、走り込んできた健人が撃ちますが、右に外れます。綺麗に崩せていた分、決めたかった。
さらにとの直後の27分の川崎はマルシーニョが奪って、ドリブルで侵入すると、中央のデリキにパス。ここでデリキにテヒョンがファールとなりますが、鹿島ベンチ数人が飛びだし猛抗議。鬼木監督にカードが出ます。珍しいシーン。
29分の川崎、先ほどのファールで得たFKを悠樹が直接狙います。壁を越えたところまでは完璧でしたが、ボールはわずかにポストの右に外れます。惜しいシュートでした。
さらに31分の川崎、ショートCKから時計回りにボックスの外をパスで回し、中央から悠樹が浮き球のパスで右サイド深いところに出すと、旭がヘディングシュート。しかしこれは、GK早川が左手一本でビッグセーブ。決まりません。
43分の川崎、ホマーノが入れたパスにデリキが抜け出そうとするところをテヒョンと競って倒します。これでデキリのファールを取られるのですが、デリキは、笛のあとにボールを蹴ってしまいカードを出されてしまいます。もったいないカードでした。
44分の鹿島、このデリキのファールで与えてしまったGK早川が前線にロングボールを入れると、レオ セアラが落として、松村に預け、松村はそのボールを受けてクロスを入れると、そこにレオ セアラが頭で合わせて、ゴール左隅に決まってしまいます。
あれだけ川崎は攻めたてていたにも関わらず、一瞬の隙を突かれて、レオ セアラの決定力にやられてしまいました。
しかし、45+3分の川崎は、中盤から泰斗が鹿島DF陣の裏にボールを入れると、マルシーニョが抜け出し、GK早川との1対1も制し、右足アウトサイドで同点弾をぶち込みます。
後半から、鹿島は鬼さんの怒りの3枚替えが敢行され、Mブエノ、トクダ、津久井が下げられ、柴崎、チャヴリッチ、三竿が投入され、主に中盤の調整が入ります。
すると、49分の鹿島、左サイドにまわった松村から逆サイドのチャブリッチにサイドチェンジのパスを出すと、チャヴリッチは頭で落として、レオ セアラが頭から飛び込みシュート。しかし、これは、GKダーセンが抑えます。
51分の川崎、再びボックス手前でFKのチャンスを得ると、今度は泰斗が直接狙います。このシュートも壁を越え、今度は枠内を捕らえたいいシュートでしたが、GK早川の守備範囲内で、右手一本で弾き出されます。これも惜しかった。
54分の川崎、左サイドから颯太がクロスを入れると、DFらに当たったことで、前線のマルシーニョ、泰斗、デリキらには通らず、達哉のところにこぼれます。
達哉は、タイミングをずらして、コンパクトな振りで突くようなシュートを撃つと、これがゴール左に突き刺さります。GK早川が一歩も動けないほど、意表を突くタイミングでのシュートとなり、逆転に成功します。
67分の鹿島、左サイドにいた柴崎が、左ポケットに走り込んだチャブリッチにスルーパスを通すと、チャブリッチがマイナスのクロスを入れます。このクロスにレオ セアラが右足を合わせて、決めてしまいます。これで同点とされてしまいます。
68分の川崎、突き放すべくマルシーニョに代えて長を入れます。
一方、70分の鹿島は、小池に代えて広瀬を入れます。さらに、82分の鹿島は、鈴木を下げて、ヤン マテウスを入れてきます。
83分の鹿島、左サイドから小川が入れたクロスを跳ね返したところ、柴崎にダイレクトにシュートを撃たれます。このシュートは、GKダーセンがしっかり弾くのですが、弾いたボールへ反応した松村に詰められ、決められてしまいます。
直後の川崎は、ひっくり返すべく、デリキに代えて、モチを入れます。
さらには、86分の川崎は、健人に代えて創、達哉に代えてアキを入れます。アキは、今季初出場です。
90+1分の川崎、悠樹がボックス手前から右ポケットにクロスを入れると、旭が折り返し、モチが合わせようとしますが、わずかに合わずクリアされてしまいます。惜しかった。
90+7分の川崎、パワープレー要員として、前線に攻め残りしていたホマーノに対して、悠樹がクロスを入れるとホマーノが頭で合わせて劇的な同点弾を叩き込みます。
試合は、このままドローで終了します。
ここから雑感です。
終了間際までリードされていた試合で言うのも何ですが、勝てた試合だったと思います。色んなスタッツが内容では川崎が鹿島を上回っていたことを示しています。
ゴール期待値では、鹿島は、1にも満たないにも関わらず、3得点されていますので、非常に効率よく効果的に取っているのかもしれませんが、川崎としては安い失点で、反省しかありません。
1失点目、会場にいた際には、デリキにカードが出されたところで、ちょっとなんだよって意識になって、集中力を欠いていたように思います。
そのせいか、川崎の守備陣が全体に右に寄ってしまっていました。そこに早川から入れられたロングボールがレオ セアラに飛んでいきます。
本来であれば、栄斗がレオ セアラと競った方が良かったと思いますが、ちょっと虚を突かれたのか、レオ セアラに競ったのは、カバーに入った颯太でした。ここで競り負けてこぼれたところを松村に拾われます。慌てて、栄斗が松村に付こうとしますが、その前にクロスを上げられ、決められてしまうという流れでした。
一番、マークしなければならないのは、レオ セアラであるにも関わらず、マークがズレ、結果、松村がフリーになったところで、クロスを入れられ、合わされて失点なので、もったいなかった。レオ セアラに栄斗が、松村に颯太が付いていれば、何てことなかったシーンだったと思います。
2失点目も同様でチャヴリッチに左ポケットを取られた後、レオ セアラは完全にフリーの状態でした。全くプレッシャーなく合わせられれば、そりゃ決めるでしょうという印象です。
さらに3失点目は、ダーセンが弾いたボールは、即座にクリアに行くべきでしたが、弾けたところ安堵したのか、周囲にいたDF陣の反応が遅れます。一人速く反応した松村に詰められて決められてしまいましたから、同じ速度でこぼれ球に反応できていれば、クリアの方が速かったと思います。
ということで、3失点、いずれも集中力を欠いた安い失点だったと思わざるを得ません。逆に言えば、技術の問題ではなく、意識の問題で解決できるものなので、次の試合では同じ過ちを犯すことのないように願います。
3失点しておきながら言うのも変ですが、それ以外、ゾーンで守る川崎の守備は機能していましたし、マンマークで守る鹿島よりもシステマティックにボールを奪えていたと思います。
その守備がまだ粗がありながらも鹿島相手に機能していたので、半年前の百年構想リーグ時に食らった連敗にくらべれば、雲泥の差で組織的な戦い方ができていると思います。
中でも悠樹は、惜しいFKもありましたが、一つ手前のパスの供給力が秀逸過ぎました。何度もゴールに直結しそうなパスを繰り出していましたし、実際、終了間際のホマーノの同点弾をアシストしたのも悠樹でした。
悠樹の陰に隠れて、目立たないですが、健人もどこにでもいて、どこからでもボールを奪うし、泰斗も中盤で攻守に動き回っています。この3人が中盤で君臨しているから、U21代表で現在活躍中の天才司令塔、ゼキも川崎ではスタメンで出場する機会が得られていません。
同じく、創や、大卒ルーキーのヤマイチも決して悪くないのですが、中盤の3人がスーパー過ぎて、なかなか余人をもって代えがたい状況になっています。
それから、この試合では、両翼が活躍してくれました。マルシーニョはハンドで取り消されたゴールもあったものの、前半終了間際では抜け出しから決めきってくれました。
失礼ながら、決定力に難があるのが、マルシーニョという印象でったので、あの形で決めきることができれば、マルシーニョはスーパーでしょう。
そして、2点目を決めた達哉も、コンパクトすぎる振りのシュートで、あれは、誰も反応できないと思います。それくらいゴラッソでした。
そして、最後に終了間際に同点ゴールをたたき込んでくれた4番のホマーノ。あの形は、かつて等々力でのマリノス戦で勝ち越したゴールを彷彿させてくれました。
時間的にもあそこで決めてくれなければ、敗戦していたことは確実だったので、良く決めてくれたと思います。守備でも1失点目、チームメイトに激怒していた様子も見られたので、闘将としての側面も見られました。
かつて在籍していたジェジエウを彷彿させるプレーとそれ以上の熱さを感じさせてくれる、素晴らしいDFであると思います。よくぞ、強化部はホマーノを見つけ出し、連れてきてくれたと思います。
ということで、内容的には勝てた試合を分けたので残念ですが、展開的には負けていたところを分けたので、良かったとは思います。
負けを分けることができたのは、勝負強い、粘り強い、とは言えますが、勝ち点3を積み上げていかないとこの結果では、優勝はありません。
ただ、内容は徐々に伴ってきているし、この試合もとてつもなく面白い試合でした。この内容を続けていけば、結果もついてくるだろうし、さらにその先の目標であるタイトルも近づいてくると思います。
ここからリーグ戦は一旦中断し、あるのは、ルヴァン杯、天皇杯という九州遠征が続きますが、そちらでも絶対勝ち上がり、3冠を目指してもらいたい。
次の試合は、ルヴァン杯でアウェイで熊本との対戦です。初対戦なので、どうなるかわかりませんが、カテゴリーが下の相手にやらかすことのないよう、勝って川崎に戻ってきてもらいたいですね。
その間、U21の試合はあるので、そちらも楽しみにしたいと思っています。
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