おはようございます。平日、夜の等々力に行ってきました。2月も半ばということでクッソ寒かったです。会社帰りだったので、ワイシャツの上からユニ着て、頂いたアワアワのマフラーを首に巻いて観戦しましたが、ホント寒かった。そんな中で、アンちゃんが9年ぶりの公式戦先発。その他も珍しいメンバー構成でした。序盤攻めあぐねましたが、PKから先制し、マルちゃんが終了間際にとどめを刺してクリーンシートで勝利することができました。
2/18(火)19:00 ACLElite LeagueStage MD8 川崎 2 - 0 CCM 等々力陸上競技場
得点:36’エリソン(川崎)、90+8’マルシーニョ(川崎)
川崎フロンターレ 4-2-3-1
――――――― 9エリソン――――――――
―24宮城―――26山内――――41家長―
――――― 8橘田―19河原――――――
―15田邊― 7車屋―44アイダル ―31VW際―
―――――――21安藤――――――――
66分 26山内OUT → 14脇坂ĪN
66分 24宮城OUT → 23マルシーニョĪN
75分 7車屋OUT → 35丸山ĪN
85分 9エリソンOUT → 20山田IN
85分 41家長OUT → 28PヴェロンIN
セントラルコーストマリナーズ 4-4-2
――――――9クオル―23ディピツィオ―――――
― 7テオハルス――――――――――21ファイサル―
――――――16スティール―36イームズ―――――
―12モラギス―33ポール―24ハリントン―27クゼフスキ―
――――――――1パフレシッチ―――――――
63分 23ティピツィオOUT → 37ブラントマンIN
63分 9クオルOUT → 35デリマIN
73分 7テオハルスOUT → 11フェイジョンIN
73分 16スティールOUT → 8マッカルモントIN
90分 21ファイサルOUT → 15ルーIN
ACLEですが、リーグステージ突破は決まっている状態だったので、シゲさんは、メンバーを大幅に入れ替えてきました。
余談ですが、ターンオーバーという言葉、そもそもは大幅に入れ替えるとか、新陳代謝を意味する言葉です。
サッカーでは、レギューラー組に代えてサブ組を出場させるという趣旨でよく使われていて、その趣旨であれば、シゲさんが言うように選手に失礼だと思います。
ですが、言葉本来の大幅に入れ替えるということであれば、前の試合から選手構成を大きく変えれば、それはターンオーバーと言って差し支えないとは思います。
また、シゲさんは、使わないというだけであって、他人に強要するものでもないと思うので、フロサポの皆さんも好きにすればいいと思います。
もっとも、僕は、かつてベストメンバー規定があった時代に、選手を入れ替えた事案があった時分から、監督がその時選んだメンバーがベストメンバーだと思っています。なので、直前の試合から選手を多く入れ替えようが、サブ組を起用したという感覚はないです。
ということで、言葉本来の意味でのターンオーバーをこの試合では、してきたと思います。
スタメンの注目は、なんといっても、アンちゃん。前回のスタメンが、2016年の風間監督時代のナビスコ杯仙台戦で、板倉滉や三好康児らが出ていたので、隔世の感があります。
アンちゃんも権田らとロンドン五輪を戦ったメンバーなので、能力、技術があることは古くからのフロサポならばよく知っていると思いますが、ここまでGK3番手の序列となってしまい、どうしても裏方ので支えるイメージの強い選手となってしまっていました。
一方で、GKというポジションの特性でもあるのですが、前回の出場してからの9年間、いつ出番がきてもいいように、常に出られる準備してきていたことに驚かされます。
そういう選手が活躍するストーリーをフロサポは求めていますし、そのお膳立てをしてくれたシゲさんもさすが、後援会に入ったフロサポだけのことはあり、よくわかっています。
それ以外にも、スタメン起用で驚いたのは、2列目。今季はじめてアキさんが起用されましたが、右SHなのかトップ下なのかわかりませんでした。結果、アキさん右で日向汰がトップ下、天が左でした。
他にも秀斗が左SBで起用されたりと見たいメンバーが多く起用されていました。
前置きが長くなりましたが、試合です。セントラルコーストは、序盤から20分くらいまでは、川崎にボールを持たせてくれて、川崎が後ろでボールを持つ分には許容し、積極的なプレスをかけてくることはなかったです。
川崎は川崎で、CB間で左右に揺さぶりながら、時折、際どいところへ楔のパスを入れ、いけそうなら前進しますが、途中で止められ、また、CB間の揺さぶりを繰り返すという単調な試合の入りだったと思います。
少し動きだしたのは、22分に、左サイドから天がドリブルで切れ込んで、自らミドルを打ったシーン。残念ながら、枠を外しましたが、惜しいシーンでした。
ほかにも27分に右サイドから際が入れたクロスを天が頭で合わせますが、GKに触られてで枠外に出たシーンがありました。
その直後には、エリソンがトラップからオーバーヘッドでゴールを狙うシーンもありましが、これも惜しくも枠外。
20分過ぎくらいからセントラルコーストのゴール前でのシーンが増えてきましたが、なかなか決められません。
しかし、35分に日向汰が中央からドリブルで1人交わしてエリア内に侵入したところで後ろから足がかかりPKを獲得。エリアの内外かの判断でVARも入りますが、無事にPKとなります。
36分にここで得たPKをエリソンがコースは甘いながらも勢いでは強烈なシュートを蹴り込み、先制に成功します。
その後も、ちょくちょく川崎のチャンスは生まれ、日向汰のクロスバーを叩くおしいミドルもありましたが、これ以上の得点は生まれず、前半を1ー0で折り返します。
後半に入っても、基本的に展開は変わらず。川崎がリードしていることもあって、セントラルコーストも攻めようとはしますが、川崎の敷いた守備の網は距離感も適切で、簡単に破られません。
セントラルコーストもパスの入れどころに苦しみ、無理なパスを入れたり、ちょっとズレたところに入れば、川崎のカウンターが発動する形が作れていました。
途中で泰斗、マルちゃんが入ったことで、そのカウンターは、より鋭くなり、何度かエリソンに決定期が生まれますが、いずれも枠に行かなかったり、オフサイドであったりとなかなか追加点が奪えません。
守備は安定しており、途中、紳太郎先生から丸さんに代わって、さらに締まったように感じました。
また、1点ならば、事故的入れられる可能性もあるので、さらに追加点を奪うべく、ヴェロンとシンを入れます。
それでもなかなか得点は奪えなかったので、このまま試合終了かと思われたところ、右サイドのヴェロンが相手のこぼれ球を奪ってすぐに前線中央に走るマルちゃんに出すと、マルちゃんはワントラップで収め、GK位置を見て、即座にループシュートを放ち、アバンテを歌っている最中に追加点。
そして、試合終了。終わってみれば、複数得点、クリーンシート。快勝と言っていい試合でした。
相手からの枠内シュートもほぼなかったので、アンちゃんがスーパーセーブを連発してくれたわけではありません。
ですが、後ろから一番声を出して、フィールドプレーヤーに指示にして、最適な守備網を構築していたからこそのクリーンシードだと思っています。
試合後、アンちゃんは自らのチャントと名曲と言ってサポと一緒に歌い、バラバラのかけ声もしてくれました。9年の長きにわたって、フロサポも待ち望んでいた光景だったと思います。
聖佳姉さんからのヒーローインタビューが、ある意味一番強烈な枠内シュートでしたが、それもドライアイでかわしきりました。
ということで、ACLEも勝利で終え、リーグステージは、神戸が破れたため、この時点で暫定首位に浮上しました。
翌日、横浜FMが勝利したので、リーグステージは2位となりましたが、見事にリーグステージを突破し、ラウンド16に進むことになりました。
ここにきて、8位の山東がACLEの今後の出場を放棄したために、ちょっと組み合わせがわからなくなりました。
規定どおりなら山東との対戦はなかったものとなりますが、それだと7試合のクラブと8試合のクラブが生じるので不公平になります。
AFCで話し合うのでしょうが、その裁定が気になるところです。
それはそれで待つしかありませんが、いずれにしてもACLEは上位での進出は決定していますので、3月の4か5日にアウェイ、そして、3月の11日か12日にホームでの試合となります。
この時点で対戦相手が決まっていないのはモヤっとしますが、ラウンド16もしっかり勝って、サウジ行きを決めましょう。
そして、早くも週末は柏戦です。以前徳島や浦和を率いたリカ将が監督となり、川崎以上に、戦い方が変化したチームになっているようです。
こちらはこちらでシゲさんの指導のもと、進化しているので、対戦が楽しみです。もちろん、勝ちに行きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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