おはようございます。アウェイの蔚山戦で勝ったので、当然、ホームの等々力は勝つ気でいました。一方、光州は、初戦で横浜FMが惨敗した相手だし、これまでACLでの出場歴がないので、謎が多きチームだったのですが、対戦してみての感想はやっぱり強かったです。それでも、後半、悠の幻ゴールや、エリソンのポストなど逆転できそうな雰囲気はあっただけに、悔しい敗戦となりました。
10/1(火)19:00 ACLElite LeagueStage MD2 川崎 0 - 1 光州 等々力陸上競技場
得点:21’アサニ(光州)
川崎フロンターレ 4-2-3-1
―――――――11小林―――――――
―17遠野―――41家長―――30瀬川―
―――――77山本― 8橘田――――
―13三浦―44アイダル―2高井―31VW際―
――――――― 1成龍―――――――
46分 44アイダルOUT → 5佐々木ĪN
68分 11小林OUT → 20山田ĪN
68分 31VW際OUT → 19河原ĪN
74分 30瀬川OUT → 9エリソンIN
74分 17遠野OUT → 23マルシーニョIN
光州FC 4-4-2
――――――18ユル―――40チャンム―――――
―11ガブリエル―――――――――― 7アサニ―
――――――14ホヨン――55テジュン―――――
― 3ミンギ―23ギョンジェ―15ジュンス―27ジンホ―
―――――――― 1ギョンミン―――――――
46分 40チャンムOUT → 10ヒギュンIN
73分 11ガブリエルOUT → 30ギョンロクIN
73分 18ユルOUT → 20ゴンヒIN
84分 7アサニOUT → 47ハンギルIN
86分 55テジュンOUT → 24ガンヒョンIN
この日、もともと仕事で会合が先に入っていまいした。2か月前から入っていたし、ACLEの抽選前だったので、動かせませんでした。
そして、ACLEの組み合わせ抽選の結果、この日に当たってしまい、当初は、参戦を諦めようとも思っていました。ただ、直近の新潟戦で勝利し、鬼さんもACLEではサポの声援は力になると言ってくれているし、ACLEのホームの開幕戦だったので、行きたい気持ちが勝ってしまい、終わって、駆け出せば、ギリギリ10分くらいは見られるかと思い、参戦しました。
僕個人の結果としては、仕事での会合場所から普通に移動していたら等々力まで1時間半くらいかかるところ、途中走って、走って、汗だくになりながら等々力に向かい、たどり着いた時には、後半が始まって10分くらいでした。かなり頑張ったと思っています。
それは、置いておいて、その後、DAZNで試合を見なおした分も含めて、この試合を振り返ります。
多分ですが、川崎は、直近の光州が横浜FMをボコボコにしていたイメージもあり、かなり攻撃的なチームであること自体は十分認識していたと思います。
その影響がどこまであったかわかりませんが、試合開始から5分くらいまでは、お互い探り合いのような状態だったように見えました。
その後、光州がボールを握り始めます。と言うのも川崎が攻撃を仕掛ける際、光州は完全マンツーマンで張り付いているような守備で、なかなか剥がせませんでした。
逆に光州の攻撃の際は、川崎の守備は、新潟戦で見せた、前線からのハイプレスとまではいかず、ややミドルゾーンで構えた守備でした。
光州は、選手が流動的に動き回ってボールを回し、川崎にしてみれば、なかなか捕まえられず、結局ゴール前まで運ばれる流れを多く作られてしまっていました。
最終ラインでボールを回収できても、次のパスの出しどころをマンツーマンでふさがれてしまい、前半は、身動きがとれずに苦しんでいました。
11分にガブリエルにシュートを撃たれたソンリョンが防いだシーンや、16分のホ ユルに枠を外れはしましたが、撃たれたシュートなど、危ない場面がちらほらありました。
そして、決定的になったのは、幸大が後ろから出した縦パスがズレてカットされ、前線に走り出したキムジンホに入れられると、対応しようとした後追いしたアイダルが、後ろから倒してしまいます。このファールがPKとなってしまいます。
接触自体は厳しいものではなかったし、相手もボールをコントロールが完全にできていたとは言い難い状況だったので、PK判定はなかなか厳しいものがありました。
が、そうは言っても判定は判定で、覆るわけもなく、21分にこのPKをアサニが沈めて、前半の早い時間帯に先制を許してしまいます。
その後も、しばらくは光州の攻撃によって、自陣に沈められているような状態で、なかなか相手陣内に攻めあがることができません。
26分にもガブリエルに抜け出され、バー直撃の危ないシュートも受けました。
なかなか川崎は攻撃の糸口を掴めずに、防戦の時間が続いていたのですが、40分頃になってようやく、光州のマンツーマンを剥がし始めます。
40分に左サイドから大弥が枠を捉えたいいミドルシュートを放ちましたし、45分には、悠樹から前線に走るセガちゃんにスルーパスが通り、GKと1対1の状況を作り出します。
が、セガちゃんの浮かせようとしたシュートは、わずかに浮かび足らず、GKの足で防がれてしまいます。極めて惜しい場面でした。結局、前半は、1点リードされて折り返します。
後半に、アイダルを下げて旭を投入します。アイダルがカードを貰っていたこともありますが、旭が入ったことで、より後ろからのビルドアップが上手く機能し始めるようになりました。
後半開始早々は、様子見のところがありましたが、50分過ぎからは、ほぼ試合終了まで川崎の時間だったと思います。
54分には、左サイドでアキがクロスを入れ、健人が右サイドで拾って際に落とすと、際は直接ミドルシュート。
これをGKに防がれるも跳ね返りを再度、際がシュート。これは枠を外しますが、川崎の攻撃が続きます。
そして、決定的だったのが、55分、ハイプレスから健人が相手DFからボールを奪うと、右前の悠にパス。このパスから悠は冷静にシュートを沈め同点になったと思いました。
この頃、丁度、僕は、等々力に着いたところだったので、着いて早々、決まったと喜び、周りとハイタッチしていましたが、直後にその前の健人のところでファールがあったとして、取消しになります。
現地で見た際には、とてもファールに見えなかったし、帰宅後DAZNで確認しましたが、あれをファール取るのかという厳しいものだったと思います。
あれをファールとするなら、他との整合性がとれないファールがいっぱい出てくると思います。ですが、判定は判定、覆りません。何ともやりきれない思います。
DAZNで57分付近で再度流されたリプレイを見れば、確かに接触はしているのですが、う~ん、それファール取りますか…くらいの接触は確かにありました。
その後も59分には、大弥から中のセガちゃんにボールを入れ、セガちゃんは頭で合わせますが、わずかにゴール上を通過してしまいます。
逆に66分にガブリエルに抜け出され、川崎のゴール前まで迫られますが、旭がクリアして難を逃れます。
その後、保持して攻める川崎と、守ってカウンターの光州とのやり合いが続きます。
その後投入された、エリソン、マルシーニョも77分には、右からのクロスにエリソンが頭で合わせようとしますが、相手GKにはじき返され、そのボールを拾ったマルシーニョが中へのシュート性のパスをサイドに出すと、エリソンが左足で合わせようとしますが、ポスト直撃。ボールがゴールに入りません。
更には80分、カウンターから左サイドでアキが追いつき、中央のGKとFWの狭い空間を切り裂くクロスをいれるのですが、シンがわずかに届かず、触れられません。
89分には、左サイドから颯太が入れてマルシーニョがポケットをとって戻すと、幸大はバイタル中央で受けますが、撃たずに右へ。そして、健人が放った左足でのコントロールショットも枠外になってしまいます。
最後は、90+2分、ロングボールを収めたマルシーニョがゴール前でGKと1対1となりますが、足元すぎて、結局、撃ちきれず。
後半は、終始川崎が押し込み、あとわずかというところまでゴールに迫りますが、そのあとわずかが届き切れないまま、試合は終了。
前半、光州のあまりのしつこいマンツーマンディフェンスに面食らったことや守備でも警戒し過ぎたのか、ハイプレスにいかず、ミドルプレスで逆に光州にパス回しをする余裕を与えてしまい、あまりに自由にさせてしまいました。
僕が着いてから見始めたときには、川崎優勢になってからでしたが、DAZNで前半から見始めると何とももったいない失点でしたし、逆に前半の劣勢の時間帯、我慢できていれば、十分に勝てた試合だったと思います。それだけに悔いが残ります。
ただ、アウェイ蔚山で勝てている分もあるので、その貯金を使ったと思えば、まだ挽回できる余裕は十分あります。次の中国勢との連戦をアウェイからですが、しっかり勝ってもらいたいと思います。
その前に、次はリーグ戦でアウェイ町田戦があります。野津田の天空の城と呼ばれる競技場近くには行ったことはありますが、川崎の試合では初参戦なので、とても楽しみにしています。
ACLEの光州戦は確かに敗戦しましたが、下を向く内容ではなかったし、随所に希望が見えた以上、町田戦も今の川崎であれば、十分戦えると思っています。
連戦が続き、選手らは精神的にも体力的にも大変だとは思いますが、そこで最後の一歩を踏み出せる力を与えるのは、フロサポの青援の力だと思うので、町田戦もしっかり青援で後押しし、リーグ戦も上位へと駆け上がっていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ランキングに参加しています。また読みたいと思っていただければ、押していただきたいと思います。