2024 天皇杯 3回戦 大分vs川崎 地獄巡り | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

おはようございます。天皇杯のあった水曜日は、仕事があり、リアルタイムでは見られませんでした。そして、結果だけは、知ることになって、正直、信じられない気持ちでした。後追いで、動画を見て、敗退を受け止めました。元来、アウェイ大分で、片野坂監督、これまでも苦汁をなめてきたので、今回もたまたま策に嵌っただけと思いたいところですが、重症な気がします。

 

7/10(水)19:00 天皇杯 3回戦 大分 3 - 1 川崎 レゾナックドーム大分

得点:61’オウンゴール(大分)、63’保田(大分)、78’鮎川(大分)、88’エリソン(川崎)

大分トリニータ 3-5-2

―――――13伊佐―――21鮎川―――――
―――――36松岡―――26保田―――――
―18野嶽―――― 6弓場―――――16茂―
―― 3デルラン ――25安藤――31ペレイラ ――
――――――――22ギョンゴン ――――――
46分 6弓場OUT → 19小酒井IN
46分 16茂OUT → 27松尾IN
46分 18野嶽OUT → 35佐藤IN
70分 36松岡OUT → 34藤原IN
79分 13伊佐OUT → 11渡邉IN
 

川崎フロンターレ 4-2-3-1

―――――――20山田―――――――
―26山内―――17遠野―――41家長―
――――77山本―――6ゼヒカルド―――
―15田邉― 7車屋― 3大南―30瀬川―
―――――――99上福元――――――
46分 15田邉OUT → 5佐々木IN
59分 26山内OUT → 23マルシーニョIN
59分 17遠野OUT → 8橘田ĪN
68分 77山本OUT → 11小林ĪN
68分 20山田OUT → 9エリソンIN
68分 6ゼヒカルドOUT → 16瀬古IN

僕自身は、仕事もあって、大分には行けませんでしが、平日のわりには、多くのフロサポが大分まで駆け付け、青援を送ってくれていました。

 

それは、JFAのYoutube越しでもしっかり聞き取ることができたので、この日に参戦されたフロサポの皆さんには本当に頭が下がります。

 

天皇杯は、昨年末、苦労して、苦労してようやく獲得した7つめのタイトルであり、今季は連覇もかかっていたところなので、内容はどんな形でもいいから、勝ち上がって、獲らなければならないタイトルだと思っていました。

 

 

この試合のスタメンは、ほぼ一年ぶりになると思いますが、紳太郎先生が実戦復帰。しかも、いきなりスタメンということで、チームの雰囲気も上がる材料だったと思います。

 

また、怪我で戦列を離れていたエリソンもこの試合からベンチに戻ってきました。インスタではお騒がせもあったゼもスタメンに復帰し、悠樹とボランチを組む形となりました。

 

そして大弥がサイドでなく、2列目の中の起用だったので、運動量が活きる起用だと期待していました。

 

前線もシンと日向汰がスタメンから組む形であたったのやり易いだろうとは思っていました。

 

スタメン発表時までは、夢を見られたのですが、仕事を終えて、結果を知った際には、むしろ何が起こったのか、理解に苦しみました。

 

ただ、見てみれば、ある意味、ここまでリーグ戦でも苦戦してきていた要因がしっかり詰まった内容となっていて、納得はできました。一方で、その悪い状態をここまで、まざまざと見せつけさせられた、片野坂監督の手腕に脱帽でしかないと思います。

 

とはいえ、大分がやってきたことは至ってシンプルで最終ラインを5人でブロックを敷いて跳ね返し、奪ってからの素早いカウンターでスペースから攻略する、というものでした。

 

前半のうちは、川崎の守備陣も集中力も体力もまたあったおかげで、大分のカウンターもまだ凌げていました。それでも15分にあったカウンターからのシュートなんかは危ないところでした。

 

一方の攻撃は終始、攻め手がなかったように思います。前線に入れようにもしっかり守備ブロックは敷かれていて、外巻きのパス回しくらいでは揺さぶられません。

 

たまに、無理して、中を通そうとはしますが、ひっかかるか、はじき返され、決定機には至りません。たまにポケットを取れたとしても、その次まで繋がらず、クリアされてしまうの繰り返しでした。

 

途中、38分頃に、秀斗が競り合いから頭を打ったようで、倒れてしまいます。最終的に、秀斗は、前半終了をもって交代し、旭が入ります。なお、この交代は、脳震盪による交代となった模様です。

 

前半は双方、得点が入らず、スコアレスで折り返します。

 

後半に入り、大分も選手を相当代えて、川崎も旭が入りましたが、試合の展開は大きく変わらず。川崎が攻め、跳ね返され、カウンターを浴びる、の繰り返しです。

 

ただ、川崎の攻撃の中でも48分のセガちゃんが右サイドを突破して、入れたクロスにシンが合わせたシーンは惜しかったと思ったし、58分の右サイドからのボールにゼが浮き球のパスを前線に入れ、そのボールに反応してセガちゃんが撃ったシュートは惜しかったと思えました。

 

この時間帯、これらのシュートが仮に入っていれば、これからの続く地獄巡りのような展開にならなかったとも思いました。

 

そして、61分に、右サイドを抜かれ、松尾が入れたクロスを防ごうとした旭にあたり、コースが変わったためにカミは対応できず、これがオウンゴールになってしまい、先制を許します。

 

オウンゴールは不運ですが、そもそも松尾に完全に右サイドをフリーで突破を許してしまっているので、取られるべくして取られた点だったと思います。

 

この失点を1点だけに抑えておけば、まだ希望があったのですが、63分にも、同じような形で立て続けに右サイドを抜かれ、今度は、そのままドリブルから保田にシュートまで撃たれ、決められてしまいます。

 

実質、この連続失点で勝負が決まってしまいました。

 

その後の川崎の攻撃は、メンバー交代こそありましたが、構造的には変わらず、点が取れる雰囲気がありません。むしろ、跳ね返されてのカウンターの原因をつくるための攻撃をしているようでした。

 

あげく、77分には、今度は、左サイドを抜かれ、マイナスのクロスを入れると、そのボールに競った、マルシーニョが大分の選手をエリア内で倒してしまい、PKを献上すると、78分に、鮎川がそのPKを沈めて、絶望的な3点目を献上します。

 

試合も終盤となり、89分に、ヘディングによるパスを3本つなげたシンプルな攻撃で、エリソンが抜け出し、GKとの1対1を制して、ようやく1点を返しますが、反撃はこの1点のみで終わり。

 

前回大会の王者であった川崎でしたが、3回戦であっさりと天皇杯は敗退してしまいました。残念です。


トーナメント戦なので、内容以前に勝たないといけないのですが、攻撃で得点が入りそうな気配がなかったのか悲しかった。

 

例えが適切なのかわかりませんが、テニスで壁打ちをやっているのを永遠と見せられているみたいでした。

 

壁ですから向こうは跳ね返すのが当たり前で、逆に跳ね返ってきたボールの行方次第でカウンターとなってしまっていました。

 

失点の原因となったのは、全てSBが上がった裏のスペースを取られたもので、大分は、カウンターでの攻撃は徹底していたと思います。

 

ハメられるにしても、愚直にハメられたままの状態で、壁打ちを繰り返して、体力を消耗し、次々と裏のスペースを狙われてカウンターを浴びた、という試合だったかなと。

 

あそこまで愚直に壁打ちを続け、通用せず、カウンターから失点を重ねる。もう地獄も地獄、地獄巡りです。展開的に希望を見いだせそうな内容がなかったのもキツイです。

 

週末に行われる、リーグ戦までに選手のメンタルが復旧するのかも怪しいくらいの完敗です。

 

ここまでやられた大分はJ2でも下位ですから、いまの川崎の実力は、もはやJ1レベルになく、J2でも苦戦するレベルなのかもしれません。それくらいの重い症状が出てしまっていました。

負けた中でもなんとかポジティブな要素を見つけようとすれば、紳太郎先生が戻ってきて、曲がりなりにもフルタイム出場を果たしてくれました。


3失点してしまっているので、簡単にはポジれませんが先生だけのせいじゃないので、今後に期待できます。

 

そして、最後の最後にエリソンが久々の試合出場で、さらに1点入れてくれました。無得点で終わるのと、得点を取って終わるのでは心理的にだいぶ違いますし、なにせ、エリソン復帰弾ですから、ここからエリソンの調子が上がっていくのであれば、この試合の敗戦も価値があったと思えます。

 

あと、ゼ。僕的には、唯一、相手の裏をかくようなパスを入れて、チャンスメイクしようとしていた選手だと思います。決まりませんでしたが、58分の浮き球パスは惜しかった。


何にせよ、これで、天皇杯のタイトルを失いました。あとは、リーグとルヴァン杯。現実的には、リーグは、まず、残留争い圏内から抜け出すことが求められます。

 

幸い、中位も詰まっているので、ポンポンと勝利ができれば、上がって行けるものと信じています。そして、ルヴァン杯はルヴァン杯で、19年シーズン以来のタイトル。取れるものなら取ってほしい。

 

そして、ACLE。今季中には、終わらず、今季はリーグステージ6試合(来季2試合)をトーナメントに行けるような成績で終えられるよう戦ってほしいですね。

 

 

天皇杯に敗退したとて、試合は次々とやってきます。修正がどこまでできるかはありますが、まずは、こういう負け方だと選手のメンタルを立て直して欲しい。

 

成績こそ、ひどいですが、川崎の選手個々の潜在能力は、高い方だと思っています。だからこそ、しっかり勝ってほしい。

 

大分で地獄巡りは十分したので、これ以上の地獄は見たくないです。次、C大阪戦、この試合の地獄のような試合内容にならないよう、後方から青援を送りますので、選手らは、集中して、しっかりプレーし、勝ってもらいたいです。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ランキングに参加しています。また読みたいと思っていただければ、押していただきたいと思います。


にほんブログ村

 


ブログランキング