2024 J1第18節 神戸vs川崎 何もない | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

おはようございます。遅くなりましたが、日曜日の神戸戦についてです。アウェイなのに国立開催ということで多くのフロサポが詰めかけました。また、神戸側もおそらく招待客も多かったからか、関東開催に関わらず、多くの客で埋まっていました。また、にじさんJ1コラボの試合でもあり、サロメイト、16KGBの方々も多くかけつけてくれていました。そんな中で、川崎は、点差以上にいいところが何もなく、完敗の試合となってしまいました。

 

6/16(日)14:00 J1第18節 神戸 1 – 0 川崎 国立競技場

得点:43’武藤(神戸)

 

 

ヴィッセル神戸 4-3-3

―22佐々木――10大迫――――11武藤―
――――18井出―――96山口―――――
――――――― 6扇原――――――――
―19初瀬―3M・トゥーレル― 4山川―24酒井―
――――――― 1前川――――――――
67分 18井出OUT → 9宮代IN
67分 22佐々木OUT → 23広瀬IN
72分 3M・トゥーレルOUT → 15本多IN
80分 11武藤OUT → 26J・パトリッキIN
80分 6扇原OUT → 7井手口IN
 

川崎フロンターレ 4-3-3

―26山内―――18B・ゴミス―――41家長―
―――――17遠野――14脇坂―――――
――――――― 8橘田――――――――
―5佐々木―2高井―4ジエジエウ― 3大南―
――――――― 1成龍――――――――
46分 26山内OUT → 6ゼ ヒカルドĪN
61分 18B・ゴミスOUT → 20山田IN
61分 17遠野OUT → 23マルシーニョIN
72分 4ジェジエウOUT → 16瀬古ĪN
80分 41家長OUT → 30瀬川IN

この試合、神戸の主催試合でアウェイ扱いではありますが、ホームの神戸よりも地理的には近い、国立開催でしたので、フロサポも通常どおりの神戸で開催されるより、多く詰めかけることができたと思います。

 

一方の神戸も同じレプリカユニフォームを着た神戸サポの方々を多数見たので、おそらく、ユニフォーム付きのチケットが安価で販売されていたか、楽天関係者の招待者も多くのいたのではないかと推測されます。

 

また、この試合は、Jリーグが行っている、にじさんじさんとのコラボ試合で、試合開始前には、神戸担当の壱百万天原サロメさんと川崎担当の長尾景さんのイベントもありました。そのため、サロメイト、16KGB(それぞれのファン)の皆さんもかなり国立に足を運んで下さったように感じました。

 

僕は川崎側でしたので、相当数の長尾景さんのグッズを身につけた16KGBの皆さんを見ました。それだけに、川崎は初めてサッカーを生で見に来てくれた16KGBの皆さんの前で、いい試合をし、また見に行きたいと思ってもらいたかったです。


肝心の試合ですが、試合開始直後はそこまで悪くはなかったと思いますが、10分あたりから神戸に押される場面が目立つようになります。

川崎は、今思うとここから慎重になってしまったのかなと思ったのは、14分にアンカーの健人がカードを貰ってしまったところかもしれません。

そのあたりの時間帯から川崎は受けに回ること多く、ボールを持ったとしても最後尾からパスの出しどころがなく、後ろで回すことしかできないような状態でした。

 

仮に無理してパスを出したところでカットされるかズレて届かず、セカンドボールを回収されるか、という悪循環に陥ってしまっていました。
 

19分には、武藤に抜け出され、シュートを打たれますが、ソンリョンのビッグセーブ。ただ、これはその前の時点でオフサイドでもあったシーンでした。が、一瞬で抜け出され、ピンチになる場面が増えて行きます。

 

22分には、佐々木大樹から大迫に渡り、シュートを打たれますがギリギリ枠を外れます。また、23分には、武藤から山口に渡り、完璧に崩されますが、これもソンリョンが残り足でビッグセーブを見せます。

 

前半で川崎の唯一と言っていい、惜しかったシーンは、26分にアキからの浮き球のパスを大弥が頭で落とし、そのボールを受けた旭が左サイドの深いところで突破し、マイナスクロス。そのボールをダイレクトで叩いた泰斗のシュートは、ポストを直撃しました。

 

ただ、これは、アキから大弥のところがオフサイドであったため、記録に残らないものに。

神戸は、さらに攻勢を続け、31分に右サイドから酒井のマイナスのクロスが抜けて井出に渡り、シュートされますが、枠を外れます。

川崎の前半唯一のシュートが34分の日向汰でドリブルで切れ込み遠目からミドルシュートを放ちますが、枠外でした。

神戸の勢いは止まらず、40分には、大迫のタメから左サイドで裏にパスを出され、佐々木大樹を走らせますが、佐々木大樹の武藤へのパスがずれてくれたおかで事なきを得ます。

ここまで、神戸の決定機はあり、この時点で1~2点取られていてもおかしくなかったのですが、43分、ついに決壊します。右サイドから酒井にシュート性のクロスを入れられると、左サイドののファーで武藤が詰めて、コースを変えて失点します。

 

酒井のクロスはシュートを狙ったものだったのでしょうが、枠には行っていませんでした。が、武藤がファーで反応し、オフサイドギリギリのタイミングで飛び出して、合わせられての失点で、武藤の飛び出しを防ぐのは厳しく、そこだけで見ると止むをえなかったと思います。もっと前の酒井のところで止めないといけませんでした。

 

前半、攻め手のないまま、終了間際に守備が決壊し、1点のリードを与えてしまいます。

 

後半に入り、日向汰に代わり、ゼを投入し、2ボランチとし、中盤のビルドアップを図ります。この交代は一定の成果があったと思います。

 

ただ、若干、勢いを弱められたかもしれませんが、後半に入っても神戸の勢いは持続します。

 

49分には、初瀬の左からのクロスがファーに流れはしますが、酒井が右で収めて中入れると、大迫がすかさず、反転シュート。これも決定的でしたが、ソンリョンが横っ飛びして、何とか触って、枠外に弾くビッグセーブを見せます。

この試合、最も川崎の得点チャンスと思われたのが、58分に左サイドの深いところで旭が粘って、CK獲得を獲得すると、59分に、泰斗がCKを蹴ると、ファーサイドでアキが完全にフリーな状態で頭で合わせますが、惜しくも枠外に飛んでしまいます。ここで同点にできていれば、というシーンでした。

これ以降も神戸の攻撃が続き、69分には、大迫から武藤に渡ると、1対1とはなりますが、幸い武藤がボールを収められず左に流れて事なきを得ます。

川崎の唯一の枠内シュートは、71分に、左から旭がミドルシュートを放ったものですが、GK正面で収められます。

 

81分には、ロングボールから大迫に一人抜け出されますが、DF2人がなんとか追いつき、無理な形でシュートを打たれますが、ソンリョンがキャッチして事なきを得ます。

一方の川崎は、86分に、左から旭のパスをシンがが抜け出した状態で受けますが、即座にシュートを打てずに終わります。

 

終了間際にも90+1分に大迫に抜けだされ、シュートを打たれますが、右枠外となり、助かります。更に左サイドで初瀬がドリブルし、マイナスのクロスを入れ、大迫が中央で潰れ、井手口がファー側でシュート放ちますが、枠外で助かります。

 

そのまま、何もできず、試合終了となり無力感が強く残る試合となってしまいました。

 

結果として、失点は1で済みましたが、決定機の数からしたら普通にあと2~3点取られていておかしくない試合だったと思います。それをソンリョンのビッグセーブ連発で止めているので、ソンリョンでなければ、あと2点は取られていたと思います。

 

また、神戸側のフィニッシュの精度にも助けられ、かなりの数、決定機で枠外に飛ばしてくれました。もちろん、川崎DFらがプレッシャーをかけたこともあると思いますけれど。

 

一方の川崎は、本当にCKからのアキのヘディングが唯一決定機だったくらいでしょうか。

 

何もできず、淡々と試合が進んでいった感じで完敗でした。

 

原因の一つとしては、川崎の中盤が、神戸のプレスを往なせず、圧を受けると、横パス、バックパスを選択してしまったところが大きかったと思います。

 

さらにその原因は、中盤の要の健人が速い時間帯でカードを貰ったため、強く行きにくい状況となったことを筆頭に、より強度の高い戦いでなく、勝負を避けたパス回しに終始してしまったからではないかと思います。

 

出しどころを潰されて、苦し紛れのパスをカットされショートカウンター、というパターンをこの試合何度も見ました。そこでもう少し勝負できれば、展開は違ったように思います。

 

左サイドの旭は攻撃意識を感じましたが、一方で終盤のマルちゃんと位置取りが被る場面もあり、攻撃時の整理が必要だと思いました。

 

個人的には、後半から入ったゼヒカルドが存在感を出していたように思います。後半入った直後は馴染めなかった様子ですが、ボールを受けるたびに、前へ前へというパスを入れていたように思います。

 

他の選手が失うことを恐れて横か後ろのパスが多かった中、唯一空気を読めてない感じで、勝負のパスを供給していたように感じます。


最後の10分くらいは、アンカーとなっていましたが、その時間帯が一番攻撃で可能性を感じられる時間を作れていたと思います。

 

まあ、それでも総じて、この試合は何も起きず、淡々と時間経過して、負けた試合という印象が強いです。本当に虚無という感じで何も得られず、終わってしまった感があります。

 

ただ、本当に、少ないチャンスで1点でも取っていれば負けずに済んだかと思うと、そして、もっとアグレッシブに速く、前にの意識があれば、展開も違ったように思えます。

 

選手の質としても手も足も出ず、10回やって10回負ける相手ではなかったと思います。もっとやりようがあったのではと考えてしまいます。

 

少なくともボールを持った際に、慎重になりすぎたきらいがあり、もっとチャレンジしてもいい場面があっただろうと、戦える場面があっただろうと、悔しさを感じました。

 

この試合、16KGBの皆さんのみならず、初めてサッカー観戦したという方が多くいたように見受けられました。


こういう試合で、川崎が躍動し、サッカーの内容で、また見たいと思わせる雰囲気を出してもらいたいところですが、それが上手くいかなかったのは、本当にもったいなかったと思います。

 

次、新潟アウェイですが、何とか勝ち点3を持ち帰り、少しでも勝ち点を積み上げて、後半戦に折り返したい思います。


選手らが悩み苦しんでいる様子は感じるので、いちフロサポの僕としては、ただただ、観戦に行った際、後押しするだけです。

 

なお、親族関係の行事により、次の新潟戦は、僕は、遠征どころか、リアタイもできそうにないので、申し訳ないけれど、現地に行かれる方に後押しをお願いいたします。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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