2024 J1第16節 川崎vs柏 幻の等々力劇場 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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おはようございます。ここ最近、先制点は取れていて、この試合も先制できたのですが、後半に入ってから押し返され、同点とされますが、それ以上は、ソンリョンがスーパーセーブを連続してみせてくれて凌ぎ、アディショナルタイムにジェジエウの劇的なゴールかと思われましたが、VARによる取り消しで幻と終わりました。負けなかったけど、勝ちたかった。

 

5/25(土)16:00 J1 第16節 川崎 1 - 1  Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

得点:30’脇坂(川崎)、59’木下(柏)

川崎フロンターレ 4-2-1-3

―23マルシーニョ――18B・ゴミス―――41家長―
―――――17遠野――14脇坂―――――
――――――― 8橘田――――――――
―5佐々木―3大南―4ジェジエウ―30瀬川―
――――――― 1成龍――――――――
62分 18B・ゴミスOUT → 20山田IN
62分 17遠野OUT → 16瀬古ĪN
70分 23マルシーニョOUT → 26山内ĪN
70分 30瀬川OUT → 31VW際IN
78分 14脇坂OUT → 9エリソンĪN
 

柏レイソル 4-4-2

―――――15木下――19細谷――――
―10M・サヴィオ ―――――――29島村―
―――――28戸嶋―33白井―――――
― 2三丸― 4古賀―13犬飼―32関根―
―――――――46松本―――――――
72分 29島村OUT → 25鵜木IN
80分 33白井OUT → 34土屋IN
80分 15木下OUT → 9武藤IN
89分 28戸嶋OUT → 48熊澤IN
89分 32関根OUT → 24川口IN
90+5分 46松本OUT → 31守田IN
 

この試合、川崎大師マンブラザーズと銘打って、川崎大師にちなむイベントが行われまたした。そもそも、この試合で川崎が着用したユニフォームは、川崎大師で10年に一度配られる、赤札にちなんだ、この試合限定のカルチャーニュニフォームでした。

 

このユニフォームの何がすごいって、選手の背番号もネームも川崎大師にて毛筆で浄書いただいたものがそのまま記載されています。ネームは漢字で記載されています。アイボリーに赤で記載されているので、赤札がそのままのユニフォームになった感じです。

 

また、選手紹介も川崎大師でのイベントや講談での繋がりから、声優であり、講談師である一龍齋貞友さんがつとめてくれました。基本的にクレヨンしんちゃんのマサオくんで紹介してもらいましたが、マルちゃんの時、ちびまるこちゃんのお母さん役で紹介してくれたりと試合開始前から盛り上げていただきました。

 

川崎大師のご利益を得ての試合でしたので、何としても勝ちたかったのですが、相手のある試合ですので、そう簡単にはいかなかったようです。

 

試合は、前半からお互いに攻め合う展開に。

 

序盤は、柏にチャンスを作られ、4分の細谷のボレーなど、ミートのタイミングが合っていれば危なかったし、5分のサヴィオからのスルーパスに抜け出した細谷のシーンもソンリョンがいち早く前に出ていなければ、危なったシーンでした。

 

一方の川崎も、バフェのポストプレーとマルちゃんの左サイドからの突破を軸に攻撃を組み当てていました。

 

川崎のチャンスは、17分にアキが入れたパスを後ろ向きで受けた泰斗がすぐさま切替してターンして前を向き、そのままGK松本との1対1の場面を作るも止められます。

 

それでも30分、またもアキから入ったボールをバフェが落とし、そのボールを泰斗が受け、大弥とのワンツーで抜けると、そのまま泰斗がシュートを決めます。

 

密集の中でしたが、ポンポンと繋いで綺麗に崩し切り、最後は泰斗が仕留め、これぞ川崎フロンターレという、らしいゴールで先制に成功します。

 

さらに34分には、ジェジエウからのロングボールが左に流れて、そこにマルちゃんが抜け出すと、ドリブルから、GK松本と1対1の場面に。

 

しかし、マルちゃん、力んだのか、豪快に枠外にホームランを飛ばしてしまいます。らしいと言えば、らしいのですが、ここで決めきる確率がもう少し上がっていればと思わずにはいられません。

 

前半は、互いにチャンスがありながら、泰斗が決めた1点のリードで川崎が折り返します。ここ2試合は、先制してもすぐに同点に追いつかれていたところでしたが、この試合は、リードのまま折り返せたことで、この時点では、ひとまず凌げたと思っていました。

 

ところが、後半に入ると、柏の猛攻を浴びるようになります。柏のプレスの強度が強まったのか、川崎がプレッシャーからパスミスを繰り返したのか、なかなかボールを前に運べなくなっていきます。

 

それでも最後の最後のところでソンリョンが神がかり的なセーブを連発し凌ぎます。

 

圧巻だったのは、51分のサヴィオのシュートですが、これは木下の背中に当たって、コースが変わるのですが、神がかりな反射神経で咄嗟に右足を出して、枠外にクリアします。

 

他にもソンリョンのセーブで救われたシーンが2~3ありました。並みのGKだとこの時点で2~3点いれられていてもおかしくないシーンをことごとく止めます。

 

それでも、59分、右サイドのサヴィオのFKからファー側にいた木下がボールを中に入れ、これをソンリョンがパンチング。しかし、このボールを戸嶋がダイレクトにシュートし、これもソンリョンが弾くのですが、このこぼれ球に詰めていた木下が押し込み、耐えていた中、ついに同点とされてしまいます。

 

木下も木下でよく詰めていました。よく見ると、拓磨の両足の間を抜いているんですよね。このゴールへの嗅覚というか得点力に最後は屈してしまいました。

 

川崎も失点直後に、バフェ、大弥を下げて、シン、樹を入れ、守備と前線の両方のテコ入れを図るのですが、なかなか機能しません。

 

さらに日向汰、際と交代のカードを切りますが、単発的に、シンのゴリゴリとした前進は見られるのですが、得点に結びつくようなチャンスとならず、時間が経過します。

 

その間も、川崎の攻めている時間よりも柏が押し込む時間帯の方が長く、ソンリョンがよく凌いでくれていたという展開です。

 

同点のまま、アディショナルタイムを迎え、久しぶりに柏陣内で得たFKのチャンスに樹がボールを蹴ります。ファー側にでジェジエウが抜け出し、GK松本との接触がありながらも頭で押し込み、ゴールネットを揺らします。

 

現地では、劇的な勝ち越し弾と思われ、興奮の中にあったのですが、その一方で、ジェジエウとの衝突で松本が受け身の取れない体勢で落下し、脳震盪の疑いで負傷交代。松本選手の容体が心配されます。

 

このゴールの歓喜と負傷の悲劇が交錯する中で、大型ビジョンには、淡々とVAR確認中の掲示がなされ、確認の結果、オフサイドにより、ジェジエウの劇的なゴールかと思われたシーンは取り消しとなってしまいました。

 

決まっていれば、等々力劇場となっていたシーンだけに、この取り消しによる逆等々力劇場は、精神的に厳しいものがありました。

 

現地では、オフサイドの様子がわからなかったので、後で、DAZNにて確認しましたが、本当に微妙で線をそれぞれ引かれてはいましたが、果たしてそこに線を引くことが妥当なのか、よくわからないくらい微妙でした。

 

オフサイドのラインを引かれる前の写真では、ジェジエウが確実に出ているとは思えない感じだったので、本当に紙一重だったのだと思います。三笘の1mmの逆のパターンでジェジエウの1mmと呼んでもいいくらいでした。

 

しかし、オフサイドはオフサイドなので、無得点となり、GKの交代を経て、時間を置かずして試合終了。

 

余談ですが、VAR導入当初、オフサイドにここまでの精度を求めていたのでしょうか。このままテクノロジーが進化して行くと、1ミリどころから、1ミクロン単位で、オフサイドが決まりそうです。そのレベルまで判別しなくていいような気もします。


もっとも、川崎も開幕の湘南戦では、そのレベルの阿部ちゃんのお尻の皮一枚分みたいなオフサイドに救われたので、今回のオフサイドそのものをどうこう言うつもりはありません。

 

しかし、ラストワンプレーで、あの紙一重で、興奮した後からドローに突き落とされ、勝ったと思っていたところをドローにされたところが、精神的には厳しかったです。

 

冷静に振り返れば、後半は、柏の攻撃一辺倒で、川崎のチャンスらしいチャンスは、それこそ幻のゴールくらいしかなかったと思います。

 

ソンリョンの神がかり的なプレーで、失点を1に抑えたことを考えると、よく負けなかったと言えます。

 

前半のプレーは、柏の時間帯もありましたが、それでも互角に、なんなら先制できているので、互角以上に戦えていたのに、後半に入ると、ガクッと質が落ちてしまう試合が続いています。

 

そして、残念なのが、ここで交代の選手が違いをあまり見せられないことでしょうか。シンは、おっと思った突破シーンは、ありましたがそれも単発で終わってしまっています。

 

ここ最近の試合は先制はできているので、課題の追加点を入れていけば、相手をもっと追い詰めた状態で、川崎のペースでやれるはずなのですが、1点を取った後が遠い試合が続いています。

 

体力というより集中力なのかもしれませんが、前半の勢いを選手交代も含めて90分、継続できるようになれば、勝ち筋は見えてくると思います。

 

ボトムは脱したと思います。次の名古屋戦もホームで試合ができる強みがありますので、何とか復調してほしいと願っています。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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