2023/24 ACL GrpI 第4節 川崎vsBGPU チャナが可愛すぎる件 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

こんばんは。ACLグループステージ突破を占う第4戦。そして相手は、しばらく会えないと思っていたチャナティップ率いるBGパトゥム・ユナイテッド。前節アウェイで、不可解なカードを貰いながらなんとか勝ち切れた相手でした。等々力でもチャナの恩返し弾を2発も喰らいながらもなんとか振り切っての勝利。グループステージ突破が見えてきました。

 

11/7(火)19:00 ACL GroupI 第4節 川崎 4 - 2 BGパトゥム ユナイテッド 等々力陸上競技場

得点:16’脇坂(川崎)、33’チャナティップ(パト)、40’脇坂(川崎)、41’チャナティップ(パト)

68’山村(川崎)、90+8’宮代(川崎)


川崎フロンターレ 4-3-3

―23マルシーニョ――9L・ダミアン―――41家長―
―――――16瀬古――14脇坂―――――
――――――― 8橘田――――――――
― 2登里―31山村―4ジェジエウ―13山根―
――――――― 1成龍――――――――
76分 41家長OUT → 33宮代ĪN
76分 9L・ダミアンOUT → 18B・ゴミスĪN
84分 23マルシーニョOUT → 11小林IN
84分 16瀬古OUT → 6J・シミッチIN
90+5分 14脇坂OUT → 30瀬川IN
 

BGパトゥムユナイテッド 3-5-2

―――――― 7D・アウベス―11セルゲエフ――――――
―――――18チャナティップ―――14アルバレス ――――
―33ワッタナコーン――――6ユーイエン―――24R・スチュワート―
――16ジャッカパン―17I・ファンディ――55チャナパット――
―――――――――26キッティポン――――――――
70分 33ワッタナコーンOUT → 23サンティパープIN
86分 11I・セルゲエフOUT → 19チェンロップIN
86分 24R・スチュワートOUT → 81ワリスIN
90+5分 16ジャッカパンOUT → 36ピティワットIN

 

この試合は、何と言っても、夏に移籍してしまったチャナに等々力で会える、チャナのプレーを再び見られるというのが楽しみな一戦でした。

 

だったら移籍させるなよ、と言われるかもしれませんが、川崎在籍時には怪我もありましたし、ポジション競争もあり、なかなか最後まで、チャナの本領を発揮させられなかったという印象です。決して、チャナが下手だったわけではないのですが、状況が噛み合わなかったのだと思います。

 

ACL前節もアウェイで戦い、パトゥムはもはやチャナのチームだと言えるくらい、チャナの活躍が目立つチームになっていましたが、等々力でもその輝きはまぶしかったです。

 

試合は、そのチャナの助言がチームに浸透していたからでしょうか。川崎のビルドアップが上手くいかない絶妙な位置にパトゥムの選手がポジション取りしており、なかなかパスがスムーズに通っていく形が作れません。

 

それでも、ポゼッションでは川崎が握る時間帯が長く、攻める川崎、奪ってからカウンターのパトゥムという構図でした。

 

その状況下で先制できたのは、左のマルシーニョの突破からでした。16分、マルシーニョがドリブル突破しようとしたところをボックスの隅のギリギリ内側で倒され、PKを獲得します。

 

このキッカーをL・ダミアンでもアキでもなく、何と泰斗。等々力がちょっとざわつきました。泰斗は冷静に左上に沈めて、ゴール。先制に成功します。

 

しかし、先制から畳みかけられれば良かったのですが、先制したことで安心してしまったのか、これで勝てると慢心したのか、ちょっとまったりとした、緊張感に欠いた雰囲気になっていました。

 

それでもボールは持てていたのですが、33分、やらかします。ソンリョンが縦パスを通そうとしたのですが、そのボールを狙っていたチャナにカットされ、そのまま中央からシュート。これで同点とされます。

 

まるで、チャナにパスしたようにしか見えない、ミスから失点となってしまいました。皮肉なことに、チャナの等々力初ゴールがこの同点の恩返し弾となってしまいました。

 

それでも、川崎は、37分に再び左からマルシーニョが中に切れ込んで、中央にパスを通すと、L・ダミアンがボールを収めて、前進しようとした矢先にエリア内で後ろから倒され、再びPK獲得。

 

L・ダミアンが獲得したのだから、次はL・ダミアンかと思いましたが、再びキッカーは泰斗。同じGKに一試合で二度蹴る難しさもあったと思いますが、泰斗はコースを読まれながらも、ゴール右下隅に蹴り込み勝ち越し。

 

それで、バスケットケースや泰斗のチャントを歌っている最中でした。そのすぐ1分後、ボールを奪われ、チャナにバイタルエリアからミドルを打たれ、リフレクションがあったことでコースも変わり、あっという間の同点劇です。

 

川崎在籍時に見たかったゴールが、今、パトゥムの選手として、2発連続で見せられる羽目になります。何とも複雑な心境です。

 

前半、PKではありましたが、先制し、突き放しとリードはしたのですが、そのたびに追いつかれ、苦しい展開のまま折り返します。

 

後半も同じように苦しむのはツライなと思っていたところ、樹が足を踏まれ、これがVAR案件となります。OFRまでした結果、一発レッドカードの提示。パトゥムは残り40分近くの時間帯を10人で戦うことになりました。

 

今季、川崎は、7度だったと思いますが、10人での戦いを余儀なくさせられてきました。川崎が10人になった場合については、それでも戦える実績を積み上げてきましたが、相手が10人になった試合は、多分、なかったと思います。

 

なんだか、当たり前なのですが、川崎の対戦相手も10人になることがあるんだと、改めて実感させられてしまいました。

 

ただ、対10人の戦いを本当に有効に活用できていたかは疑問で、なかなか3点目が入りません。

 

全くチャンスが作れないというわけではなく、チャンスは作れているのですが、決めきれないという感じでした。例えば、57分の視来のクロスにL・ダミアンが合わせて、GKも出てきていた中で、枠に飛ばしているので、相手DFのスーパーセーブでゴールならず。

 

あるいは、アキのクロスにマルシーニョが合わせて、ゴール表示がされ、バスケットケースまで歌ったあとに、VARが入り、オフサイドによりゴール取り消し、というところで精神的に削られてもおかしくなかったと思います。

 

そんな川崎でしたが、こういう苦しい展開の時ほど、セットプレーが重要になってきます。そのセオリーどおり、68分に泰斗が蹴ったCKを相手DFを上手くはずして、頭で合わせたヤマが貴重な貴重な勝ち越し弾を決め、3たびリードを奪います。

 

ただ、このゴールもL・ダミアンのハンドが疑われ、ゴールが取り消しにされるのではないかとヒヤヒヤしていました。

 

その後もチャナには、随所でらしい、上手いプレーを見せつけられますが、もう一つ、ゴールに至るところまでいきません。

 

川崎は、パトゥムが10人になったこともあるのですが、ボールを持って回し、ゴール前に迫りますが、なかなか決めきれない展開が続きます。

 

1点差しかついていない状況では、簡単にひっくり返されるリスクを孕んでいます。

 

それでもジェジエウ、ヤマ、視来らが最終ラインまでで相手のカウンターを防ぎ、時間を進めます。

 

最終的に、90+8分に右サイドを抜け出した大聖がキパーを引き付け、ゴールに向かっていくよう回転を与えた形で放ったシュートが狙い通り、地面について回転がかかり、ゴールに転がって、4-2と突き放します。


このあと直後に試合終了の笛が吹かれ、川崎は無事にACL4連勝を飾りました。一方で、この試合の裏で行われていた、蔚山とJDTの対戦は、JDTが蔚山に勝ちました。

 

これで、次節のJDT戦に引き分け以上、勝ち点1以上の積み上げでグループステージ突破が決まります。近年、苦しい戦いをしてきたACLですが、今季はなんと4連勝です。

 

勝てたから喜べていますが、チャナの恩返し弾を2発も喰らったのは、いただけません。


ただ、それでも勝てたから、等々力でチャナの勇姿をしっかり見られたので、いい思い出となると思っています。

 

さあ、次は、リーグ京都戦。この試合もしっかり勝ってもらい、ACL、天皇杯、いい流れを継続さていきましょう。ACLはあと勝ち点1、引き分け以上を速く確定させてほしいと思います。

 

天皇杯前に試合勘のような面もあるとすれば、川崎は、適度にACLが入っており、柏以上に試合勘を保てる状況になっています。


この利点を活かして、最後まで戦い抜いてもらい、ACLグループステージ突破と天皇杯優勝の両方をつかみ取ってもらいたいと思います。

 

それにしても、チャナは可愛かったし、いいやつ過ぎた。試合終了後にGゾーンまで来て、日本語で、チャナが幸せと言ってくれて、ウルッときました。

 

他にも前半と試合終了後の2度、ユニフォーム交換をするほど川崎の選手ら皆に愛されていました。


樹が倒れていた時間帯だったと思いま増すが、チャナは、水を飲みにきた際に、フロサポ側に手を振ってくれましたし、その足で、アキといちゃついていました。

 

なんとチャナの可愛かったこと。あそこまで愛され、可愛いキャラで、そしてとんでもなくボール扱いが上手い選手は、なかなか出てこないと思います。

 

チャナが、川崎に、等々力に来てくれて本当にありがとう。感謝しかありません。でも、もう恩返し弾は、十分です。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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