2022 J1第22節 名古屋vs川崎 レビュー 物議を越えて | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

こんばんは。この試合は、次の柏戦が終わってから見てからエントリを書いているので、完全に僕の備忘録です。先制することができたのに、追いつかれで勝ち切れなかったわけですが、内容的には、ドローでも止む無しというものだったと思います。

 

9/14(水)19:30 J1第22節 名古屋 1 – 1 川崎 豊田スタジアム

得点:61’橘田(川崎)、74’稲垣(名古屋)

 

 

名古屋グランパス 3-5-2

――――45永井――14仙頭―――――
――――19重廣――15稲垣―――――
―11相馬―――――――――17森下―
―――――――16L・シルバ――――――
――― 3丸山―13藤井― 4中谷―――
―――――― 1ランゲラック ――――――
46分 16L・シルバOUT → 20永木IN
46分 19重廣OUT → 34内田IN
73分 45永井OUT → 29レオナルドIN
73分 14仙頭OUT → 33甲田IN
 

川崎フロンターレ 4-3-3

―23マルシーニョ―――20知念――――41家長―
――――― 8橘田―――14脇坂―――――
――――――― 6J・シミッチ――――――――
―15佐々木― 5谷口―4ジェジエウ―13山根―
―――――――― 1成龍――――――――
73分 23マルシーニョOUT → 19遠野IN
73分 20知念OUT → 11小林ĪN
78分 14脇坂OUT → 24宮城ĪN
89分 8橘田OUT → 16瀬古IN


この試合、開催の経緯から物議をかもしていました。僕は、フロサポですが、努めて客観的に事実関係を書こうと試みます。

 

試合は、7月に予定されていたのですが、名古屋の選手らにコロナ陽性者が出たため、保健所の指導により中止となりました。

 

その後、実は保健所の指導ではなかったとの事実が明らからになり、Jリーグ側から名古屋側に200万円の罰金という裁定があり、代替としてこの日に試合が開催となりました。

 

また、当初は、声出し応援はありませんでしたが、この試合は、声出し応援の対象へと変更になっています。

 

7月の名古屋戦が中止となった後、川崎もコロナ禍に見舞われました。ここは名古屋にしてみれば、関係ない話なのかもしれませんが、川崎は、その時期に開催された浦和戦、所属のGK全員をベンチに入れるなどして、なんとか試合を成立させました。

 

何が物議かと言えば、ここまで経緯があって、一部フロサポからは、名古屋はズルい。名古屋のせいで川崎の優勝争いの日程等が厳しくなった、どうしてくれるんだと。

 

名古屋サポにしてみれば、意図的ではないし、裁定したのはJリーグであり、名古屋へのクレームは筋違い、というところで互いにサポが言い合っている状況にありました。

 

また、この試合の後、フロサポのコア団体が「正々堂々戦ったチームを誇りに思う」という横断幕を出しました。意図としては、頑張っている選手を称えたかっただけだと思いますが、名古屋サポから見れば、名古屋は正々堂々ではないと皮肉っている、ディスっているともとれる文面です。普段、横断幕などフロサポが出すことは少ないので、余計に悪目立ちしてしまいました。

 

僕は、横断幕として出すべきではなかったと思います。出すにしても文面から、いろんな意図がくみ取れる以上、選手を鼓舞し、称えたかったならこれではなかったと思います。

 

そして、代替開催が決まった以上は、試合をやるしかないし、これまでの経緯に目を向けてもああだこうだ言っても戻らないので、現状でやるべきをやるだけだと思う派です。この試合も余計な雑念を入れず、ただ目の前の試合に向けて全力で勝ちに行くだけだったと思います。

 

まして、名古屋サポと険悪な関係になること自体、本来おかしなことで、双方のサポにはどうしようもないことなのに、一部のサポらが互いに言い合ってそれが争いのもとになっているようで残念でなりません。

 

僕としては、試合中は川崎フロンターレを熱く応援しますが、試合以外の時間は、他サポも同じJリーグを応援する仲間だという意識でです。この話は、これ以上進展があるものではないし、不毛なので、互いをリスペクトする姿勢を取り戻してほしいと切に願います。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、試合そのものです。前半のうちは、双方が中盤で潰し合うような状況でなかなか決定機なチャンスまでたどり着くことが少なかったです。

 

ただ、川崎は、17分のマルシーニョが抜け出し、上手くミートしなかったシュートや、41分の健人が抜け出し、GKの1対1の決定的な場面があっただけにここらで決めていれば、ずいぶんと楽に戦えたことでしょう。

 

さらに言えば、後半の56分に、マルシーニョが自身によるインターセプトからドリブルで抜け出し、相手GKと1対1となった場面で、ループシュートを選択するが、それが枠に行かない決定機もありました。これらの決定機が決まっていればというものがありました。

 

試合が動いたのは、61分にジェジエウが放り込んボールを知念が競って落とし、そのボールをマルシーニョが撃って、これは跳ね返されるのですが、そのボールに反応した健人が今度こそ、撃ち込んで、先制点を上げます。

 

ただ、これも物議を醸します。知念が競った際に左腕上腕部に当たっているため、ハンドだろうと。ただ、VARとも交信していたようですし、荒木主審はゴールを認めます。

 

先制点がとれたことで精神的な緊張が糸が切れたのか、はたまた連戦からの疲労が後半のこの時間帯から出始めたのかわかりませんが、川崎は徐々に押し込まれるようになります。

 

そんな中、74分、名古屋のCKの場面、一度は、跳ね返すのですが、そのクリアボールが稲垣のもとに落ち、そのボールをエリア外からダイレクトにシュート。おそらく川崎の選手の誰かにわずかに当たっていたと思いますが、そのシュートがゴール右隅に決まってしまいます。

 

この時間帯に同点にされ、さらにその後の名古屋の攻勢にもさらされ続けるのですが、その後の失点は免れ、結局1対1のドローで終結します。

 

 

試合前の物議も含めての話になりますが、この試合での川崎の先制点について、僕は、ハンドを取られてしかるべきだったと思います。ただ、結果としては、荒木主審はゴールを認めましたし、その上で、試合を続けるだけですし、フロサポとしては、その状況を飲み込んだ上で、応援を続けるだけです。

 

荒木主審の判断を推測するに、腕に当たったこと自体はVARと交信していればわかったと思います。その上で、意図的であったかどうかでしょうが、オンフィールドレビューもなかったので、主審は疑う余地なしの判断があったということだったのでしょう。真相はわかりません。

 

試合前の物議の話もあいまって、この先制点でも互いのサポが掲示板、SNSなどで言い合いになっており、悲しい事態になっています。

 

フロサポの僕として、ちょっと看過できないのは、川崎に忖度があったという言い方。もともとこの言い方は、以前から別のサポさんらから言われ続けている言い方なんですけどね。

 

サッカーでは、審判の判断により有利、不利の判断は結果としてどちらかのチームに起こり得ることだと思います。

 

従って、今回のハンドが取られなかったメリットは川崎が享受したわけですが、それは審判が川崎を忖度することになっているからではありません。たまたまとしか言いようがないです。

 

僕は、そんな忖度なんてないと思っていますし、そんなことができるのなら、すべてのクラブが忖度されるよう働きかけていることでしょう。しかし、どうやったら忖度されるクラブになるのか見当もつきません。

 

具体的に賄賂でも渡しているのであれば、完全にアウトですが、ただの憶測なら負け惜しみの誹謗中傷でしかないと思います。

 

ここで書いても詮無いことですし、言い続ける方は、言い続けるでしょうからここまでとします。

 

いずれにしてもこの試合、ドローで終わりました。優勝争いを続けるには、結果として厳しい状況に追い込まれましたが、まだ終わったわけではないので、最後まで、応援を続けるのみです。

 

また、試合が終わった以上、名古屋のサポさんらとも不毛な争いは終わりにしたいと切に願っています。

 


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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