2020 J1 第22節 広島vs川崎 レビュー 決定力の差 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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おはようございます。敵地広島で、相手のハイプレスに苦しみながらも、ノボリとL・ダミアンによる決定力で先制し、最後の最後で薫が突き放して、勝利を収めてくれました。これで再び記録タイの10連勝です。

 

10/14(水)19:00 J1 第22節 広島 0 - 2 川崎 エディオンスタジアム広島

得点:56’L・ダミアン(川崎)、90+5’三笘(川崎)

 

 

サンフレッチェ広島 3-4-2-1

――――――39L・ペレイラ―――――――
――――10森島――29浅野―――――
―24東――――――――――25茶島―
―――― 6青山―― 8川辺―――――
――19佐々木―23荒木―― 2野上――
――――――― 1林――――――――
64分 25茶島OUT → 18柏IN
73分 29浅野OUT → 5松本IN
73分 10森島OUT → 14エゼキエウIN
90+1分 6青山OUT → 26土肥IN
 

川崎フロンターレ 4-3-3

―19齋藤―――9L・ダミアン―――41家長―
―――― 8脇坂―――25田中―――――
――――――― 6守田――――――――
― 2登里―34山村―4ジェジエウ―13山根―
――――――― 1成龍――――――――

55分 8脇坂OUT → 18三笘IN
55分 19齋藤OUT → 30旗手IN
82分 9L・ダミアンOUT → 11小林IN
85分 11小林OUT → 20宮代ĪN
 

試合展開
試合は、前半から、双方がハイプレスを仕掛け、中盤でボールを奪い合う展開。川崎の時間帯もあれば、広島の時間帯もある。川崎目線で言えば、広島のプレスが厳しく、好調時のようにポンポンとパスがつながるような場面は、限られていました。

 

逆に広島の攻撃時も局面、局面で川崎がボール奪取を成功させ、双方、決定機らしい決定機を簡単に作らせないようにしていました。

 

そんな展開の中でも惜しいとかんじたのが、12分の川崎、中盤のヒデから右前のアキへ。アキは碧にワンタッチで返し、碧もワンタッチで中央の泰斗へ放ります。そのボールを受けた泰斗がポストになって中に落とし、そこに入ってた学がシュート。残念ながら、ゴールの枠を捉えられず、左に外れます。

崩しとしては、数度のワンタッチパスで繋ぎ、あとは、最後を決めていればという決定的なものでした。学にも決めてほしかった。余談だけれど、学にここの決定機が備われば、ほぼパーフェクトな選手にグレードアップすると思います。鬼さんも左サイドのレギュラーファーストチョイスとなるのでしょう。そうここの決定力が学には、欲しい。
 

次の攻撃も、その学が自陣ボックス手前でボールを奪ってから自らドリブルで前進。相手DFも戻る中、アタッキングサードに入るところで右サイドのL・ダミアンに預け学自身は、左ドに展開します。ボールを受けたL・ダミアンは、反転して相手DFをかわしながらもミドルシュートを放ちます。結果として、枠を捉えられず、バーの上を越えていきますが、惜しい場面でした。

 

一方で、広島も24分、自陣の左サイドでボールを奪うと、ワンツーで抜け出した浅野が単騎で左サイドを突破。そして、一人でボックス内まで侵入すると、GKとの1対1の場面まで持っていき、自らシュート。これをソンリョンが弾き、ビックセーブ。事なきを得ます。

 

一方で30分の川崎、碧が中央付近から右サイドの深いところまで走り込んだ視来に入れると、視来が落としてアキが拾うと、一旦ヒデに戻してからボックス手前の碧に入れると、相手のプレスがかかる前に碧はそのままミドルシュートを放ちます。これは、相手GK林に防がれますが、枠を捉えたシュートでした。

 

負けじと36分の広島、左サイドで東、森島とワンツーで繋いで再び東から中のL・ペレイラに入れると、L・ペレイラがワンタッチの浮き球でボックス内に侵入してきた川辺へ入れます。そのボールを川辺が落とし、スペースが空いたところでL・ペレイラがボックス手まで強烈なシュート。これをソンリョンがよく反応し枠外へ弾きます。

 

42分の川崎、広島は、自陣でブロックをしっかり形成しているが、中央の碧から右のアキへ。アキは、前へ走りだした泰斗に入れると、泰斗が落として、ヒデに。ボックスの右隅付近で受けたヒデは、中央のL・ダミアンにボールを入れます。相手DFと競り、一旦はこぼれるも、このボールをL・ダミアンが収め、強引にシュート。このボールはクロスバーを叩きます。

 

結局、前半は、一進一退の攻防が続き、L・ダミアンのバーを叩く惜しい場面もありましたが、双方スコアレスで折り返します。

 

後半がはじまってからも試合の展開は大きく変わらず。53分、広島は、左サイドで茶島が中に入った東へパスを通すとダイレクトに前に走り込んだ川辺に入れ、川辺は、ゴールライン付近まで持ち込み、ゴール前にマイナスのクロスを入れると、L・ペレイラが頭で合わせシュート。完全に崩されますが、シュートに威力がなかったこともあり、これをソンリョンがしっかり押さえます。

 

流れが変わったのが、薫と怜央を投入した直後の56分。左サイドをノボリがドリブルで突破すると、深いところから中央にクロス。L・ダミアンは、相手CBの裏に回って視界から消え、ピンポイントで頭で合わせてシュート。これが、相手GK林の頭のすぐ上を抜けて、ネットに突き刺さります。欲しかった先制点がようやくここで決まります(0-1)。先日3人目が生まれた悠に向け、皆で揺りかごパフォーマンスも行われます。

 

それでも、広島は、60分、右サイドから川辺がクロスを入れるとL・ペレイラに付いていたジェジエウが懸命にボールをクリアしますが、しっかりクリアしきれず、こぼれたところを後ろから走ってきた森島に強烈なミドルシュートを放たれます。このボールは、幸いにもクロスバーを叩き、事なきを得ます。

 

その後も大きく展開は変わらないものの、先制点を取った川崎は、攻め急ぐ必要がなくなった分だけ、ボール回しも気持ち、落ち着いて行えるようになったと感じました。

 

それでも、危ない場面はあるわけで、76分の広島、松本が入れたCKを野上が後ろに下がりながら上手く頭で合わせ、これが枠内に飛びます。しかし、このボールもソンリョンが右手一本で弾きます。

 

その後も攻防は続きますが、アクシデントが起こります。L・ダミアンに代わって入った悠が、入って3分ばかりで、裏抜けを試み走ったところで非接触であったにもかかわらず、急に倒れ込みます。DAZNでは映像がリアルタイムで流れなかったので、その時は何が起こったかわかりませんでした。

 

映像からは、接触がないので、おそらく筋肉系のトラブルと思われるが、詳細はわからず。そのまま担架で運ばれ、大聖に交代となります。大きな怪我でないことを祈ります。

 

その大聖ですが、90分に惜しい場面がありました。怜央が右サイドで粘って、中へ走りだしたアキへボールを入れると、アキは、ゴール前までドリブルで運びます。相手DFを引き付けたところで、平行してアキの後ろを走っていた大聖にパス。このボールを大聖がシュートに行きますが、力んだのか、枠の上を通過します。決定的な場面ではありましたが、決めきれません。

 

このまま、ウノゼロで終わるかと思った終了間際の90+5分、アキから右サイドでエロさ全開で囲まれながらもボールをキープし、相手のファウルを誘って、FKを得ると、そのFKをアキが浮き球で前線に抜けた怜央へ放り込みます。怜央は完全に自分でキープできず、戻そうとパスを出したところで、相手DFに当たってこぼれ、そのこぼれ球に反応した薫が走り込みミドルシュートと放つと、広島の止めを刺す貴重な2点目のゴールが決まります(0-2)。そして試合終了。

雑感

結果として、2点入れて、広島には得点を許さず、クリーンシートとなりましたが、狙いどおりの展開から、この結果となったとは言えない苦しい展開でした。

広島は、前線から激しいプレスを掛け、1層目を剥がすもその間、わずかでも躊躇する間があれば、その前に強固な守備ブロックが形成され、崩すことが難しくなります。

広島は攻撃においてもカウンターあり、崩しありと敵ながら、多彩な攻撃を繰り出し、ソンリョンのビッグセーブの連発がなければ、とてもクリーンシートで終えることができなかったと思います。あまりあってほしい試合ではないのですが、この試合は、ソンリョンの活躍が目立った試合でした。

スタッツでみれば、ほぼ互角でそこだけ見れば、どちらに転んでもおかしくない拮抗した展開だったと思います。それでも川崎が勝てた理由を探れば、シンプルに決定力の差だったのではないでしょうか。

L・ダミアンは、バー直撃のシュートもあり、必ずしも決めきれないものもありましたが、先制点では、ノボリの質の高いクロスとL・ダミアンのDFとのポジショニングの駆け引きによりフリーでヘディングで決めきったところがその決定力だったのかと思います。

さらに補足すれば、この先制点が決まった時間帯、川崎が2枚替えを行った直後の時間帯で、広島にしてみれば、マークに付く相手の確認など、一瞬考える時間帯となり、そのちょっとした油断が生じ、その隙をついたノボリの突破であり、L・ダミアンの駆け引きだったのかなと思います。

川崎が先制できたことでボール回しも落ち着けたように感じましたし、先制点が精神的な安定をもたらしたと思います。

広島は、森島のバー直撃弾が一番象徴的ですが、これをはじめとしたシュートシーンのどれか一つでも決めきっていれば、展開はまったく違っていたと思います。実際、ソンリョンのビッグセーブがその展開を許さなかったと言えます。

決めきった川崎と決めきれなかった広島という構図。試合後のインタビューで城福監督は、0-2の試合ではなかったと言っていましたが、僕もこれは負け惜しみではなく、ホントに0-2の試合ではなかったと思います。紙一重の、薄氷を履むが如しの勝利で、ちょっとした変化が起こっていれば、逆の結果となっても全くおかしくない展開だったと思います。

もっと大きな目線で見れば、2巡目に入り川崎のサッカーも研究され、各チームが各チームなりのやり方で川崎の攻略を試みてきています。1巡目と同じようにはいかなくなってきています。

ここ数試合、1-0でなんとか勝ち切ったりと苦しい展開が続いています。これは、研究されて、通用しなくなっている証左であると思います。

また、夏から秋になり、多少なりとも試合中の疲労の度合いが減ってきていて、後半に選手交代でギアを上げても、相手はそこまで疲れはてておらず、ついてこれているように感じます。この戦術は、疲れやすい夏場の方が、より効果的であったように思います。

そういうわけで、この試合は何とか勝てましたが、続く試合も同じように勝てる保証はどこにもありません。僕は、これまでの経験からしても最後の下駄を履くまでわからないという意識が強く、優勝が決まるまでは、目の前の試合を1試合、1試合、しっかりと戦って勝ち点を積み上げるしかないと思っています。

そんな中で、図らずもやってきたのが、次の名古屋戦。前回対戦で初黒星を喫し、悔しい思いをしました。前回も10連勝を達成し、11連勝目を掛けた試合でした。サッカーの神様がいるとすれば、これは、その神様がお膳立てしてくれたチャンスです。

残念ながら悠が負傷するという試練も加わりましたが、ここも、鬼さんの采配で乗り越え、今度こそは、11連勝、決めきってやりましょう。素直な采配であれば、CFは、大聖の覚醒に期待するところなのでしょうが、個人的には、ヤマをCFとして見て見たいのですが、どうでしょうかね。

いずれにしても試合数と勝ち点との関係から潜在的な2位である名古屋を叩くことは重要です。困難の中でもしっかり乗り切っていきましょう。
 

 

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