こんばんは。週末、川崎に帰っていて、予定どおりなら、月曜日まで川崎にいる予定だったのですが、台風10号の接近により月曜日に移動できなくなってしまい、急遽日曜日にバタバタと福岡に戻る羽目になりました。おかげで、いろいろあってエントリ更新遅くなりました。今、正に台風の通過におびえながら、アップしているところです。それにしても、昨季王者の横浜FMに対し、今季の川崎がしっかりと通用することを証明した勝利となりました。そして、薫は、ついに悠までゴール数で抜いてしまいました。
9/5(土)18:00 J1 第14節 横浜FM 1 - 3 川崎 日産スタジアム
得点: 2’マルコス・J(横浜FM)、33’三笘(川崎)、48’家長(川崎)、50’三笘(川崎)
横浜F・マリノス 4-3-3
--17エリキ-------37J・サントス-------43松田---
--------9マルコス・J-------39天野----------
----------------6扇原-----------------
--5ティ-ラトン--44畠中--13T・マルチンス--25小池--
-----------------1朴------------------
57分 39天野OUT → 38前田IN
57分 43松田OUT → 23仲川IN
57分 17エリキOUT → 8喜田IN
68分 37J・サントスOUT → 45オナイウIN
83分 6扇原OUT → 26渡辺IN
川崎フロンターレ 4-3-3
--18三笘-----9L・ダミアン-----41家長--
--------10大島----8脇坂-----------
--------------6守田---------------
--7車屋--5谷口--4ジェジエウ--13山根--
--------------1成龍---------------
46分 8脇坂OUT → 30旗手IN
46分 9L・ダミアンOUT → 11小林IN
55分 4ジェジエウOUT → 2登里ĪN
73分 18三笘OUT → 19齋藤ĪN
89分 10大島OUT → 25田中IN
試合展開
開始からしばらくは、横浜FMのペース。2分、右サイドにボールを通され、この日右サイドに入った松田がマイナスのクロスをダイレクトに入れます。右サイド深いところまで入られて、且つ、中央にも横浜FMの選手が2人も入り込んでいたため、川崎のDFラインは深くまで下げられ、バイタルエリアにスペースを空けてしまっていました。そこにマルコス・Jがフリーの状態で受けてシュート。これがゴール左隅に決まり、電光石火で横浜FMに先制されてしまいます(1-0)。
油断していたわけではないのでしょうが、試合開始から10数分は、横浜FMの速いボール回しに翻弄され、後手に回るシーンが多くあります。早々に失点してしまったのも、横浜FMの得意のパターンでやられてしまいました。
ただ、この時間帯を耐え、20分頃から、川崎も中盤でボールを奪え、互角かそれ以上にボールを動かせるようになってきます。そして、ボールを奪ってからは横浜FMのハイライン裏の両サイド、特に薫のいる左サイドから攻撃の起点を作れるようになります。何度か、薫自身の突破や、L・ダミアンへのパスなど決定機を作りつつありますが、簡単に決めきれません。
しかし、33分、僚太が中盤で粘って、泰斗に預けると、相手DFらを泰斗がひきつけて、左サイドへボールを入れると、空いたスペースにフリーで抜け出した薫にとおります。薫はドリブルで侵入し、追いついてきたT・マルチンスを右にかわし、股抜きでシュート。これが、ゴール右隅に決まり、同点とします(1-1)。
薫について、覚醒したと言ってきましたが、もはや仕掛け人からフィニッシャーまでこなしており、完全に大化けしたと言っていいでしょう。まさか、ここまで点まで取れるようになるとは。末恐ろしい大型ルーキーとなりました。
前半は、同点のまま折り返します。前半の入りの部分では、完全に横浜FMでしたが、徐々に川崎が盛り返し、同点にまで持っていき、どちらに転ぶかわからない展開のまま、後半に突入します。
後半に入り、泰斗とL・ダミアンを下げ、悠と怜央を投入。この交代が効いたのか、後半開始早々から、前線からのプレスが効き、横浜FMのビルドアップをことごとく横浜FM陣内で奪い切ることに成功します。
すると48分、左サイドに抜け出した僚太にボールが渡り、そのまま深いところまで僚太が持ち込んで、中央にクロス。相手GKが届かない絶妙なボールを出し、中央に走り込んできたアキが合わせて、決めきります。これで逆転に成功(1-2)。
止まらない川崎は、50分、薫が左サイドを突破すると、右サイドの怜央に再度チェンジ。怜央は、対峙した相手DFティーラトンの股を抜いたクロスを入れると、そのクロスを薫が合わせて、追加点(1-3)。3点目が入り、後半開始早々の5分間のうちに2点を入れ、横浜FMを突き放します。
勢いとしては、このまま川崎がさらに得点を重ねそうな雰囲気があったのですが、天候が急変し、大粒の雨が降りはじめます。画面越しで見ていても雨粒がわかるくらいの大降りであったので、ピッチ上の選手は、視界も悪く、非常にやり難かったと思います。
そんな中でも70分には、大きく左サイドに振ったボールを薫が収め、自らドリブルで切り込み、2、3度切り返し、自らシュートを放ちます。あわやハットトリックか、というシーンでしたが、惜しくもゴール右に外れます。
その薫も73分に学と代わります。学は、学で古巣対戦。気合は入っていたんでしょう。76分には、左サイドでワンツーで抜けだし、中央の悠に入れると、悠は、ネットを揺らします。しかし、ワンツーで学が受けた時点でオフサイドであったようで、得点とならず。崩しとしての組み立ては完璧だっただけに惜しい場面でした。
横浜FMも、途中交代で入った仲川、前田、オナイウらにシュートまで持って行かれるシーンも作られますが、ソンリョンがしっかりキャッチするなど、難なくしのぎきります。川崎は、更なる追加点こそ奪えませんでしたが、後半は、自分たちのペースで試合を進め、そのまま試合終了。
雑感
昨年のホーム最終戦の等々力での対戦では、横浜FMのスピードに全然ついていけない印象であったけれど、今季は、4-3-3へのシステム変更など、戦い方を変え、しっかり前からのプレスでかけることで、横浜FMのビルドアップをかなりの部分で無効化することに成功していました。
特に後半開始早々に、悠と怜央を入れたことで、ハイプレスのギアを一段階上げ、横浜FMのビルドアップほぼさせず、相手陣内での試合をすることができたことが、この試合での全体的な勝因かと思います。
また、個々の攻撃面で言えば、薫の突破が、それはそれは見事だったため、焦点が当てられますが、横浜FMはもともとハイラインでサイドバックが中央に入ってくる戦術なので、薫の前のスペースは、他クラブに比べても空いていることが多い状況でした。
そんな横浜FMの隙を見事に突いて、得点を決めきることができました。これは、薫の力ももちろんですが、そこに出すことで横浜FMを攻略する、というチームとしての意図を感じました。
タラレバになってしまいますが、後半開始早々から立て続けに得点でき、勢いがついていたところで、大雨となってしまい、試合が停滞したので、大雨で試合の流れが停滞しなければ、もう1、2点入れることができたのではないかと思いました。まさに水入りと言った印象。
また、薫が大化けして、活躍しているために隠れてしまいがちですが、学に代わってからも引き続き、ハイプレスを仕掛け、左サイドでボールを受け、学は、学で再三、チャンスを作っていました。
特に、73分のシーンはオフサイドとなり、得点になりませんでしたが、非常に惜しかったです。しかも学は、ずっと笑顔でプレーしていて、本当に楽しそうです。清水戦で薫が右サイドで出た際はいま一つでしたが、学も好調であるならば、学の右サイドでの起用も面白いかもしません。
今、右で使われているアキや怜央は、インサイドハーフもできますから、右、学、左薫という同時起用もできます。竜也も怪我から復帰することも考えると、竜也左、学も右もあってもいいのかなと。
話は戻りますが、幸いにも昨年王者の横浜FM相手に勝ち点3を取ることができました。ですが、巷で言われているようにチート級に川崎が強いかというと、僕は、必ずしもそうではないと思っています。少しづつ積み上げてきて、手応えを感じているのはそのとおりですが、急に強くなったという感覚はないですね。
これまでの試合でも、90分間常時主導権を握っていたわけではないですし、相手の時間帯もあります。ただ、局面、局面で勝てている。それを実力と言えば、そうなのですが、相手に競り負けることもまだまだあります。今後も常に局面で勝てるわけではありません。
試合の重要な局面で勝てて、結果として試合も勝てているけれど、これからは、相手チームの研究も進むでしょう。折り返して後半戦になると全部が全部、勝てるかというとわかりません。少なくとも今と同じ勢いでいけると思うほど、Jリーグは簡単なリーグではないと思っています。ここまでの結果が出来過ぎなのだと思っています。
それに、この時点で暫定トップではありますが、2位C大阪とは勝ち点差8。それでもC大阪は1試合少ないですから、そこで勝ち点3積み上げられるとすると、実質5。最短、2試合でひっくり返る勝ち点差です。ぱっと見たほど、ぶっちぎりで首位を独走しているわけではありません。
フロサポとして、今、1位なのはもちろん嬉しいですし、贅沢は悩みなのは承知していますが、全然安心できる勝ち点差がついているとは思えません。結局、一つ一つ、目の前の試合で全力を尽くし、得点を重ね、勝って勝ち点3を積み上げていくしかないと思います。
次のリーグ戦は、水曜3度目の神戸戦です。ルヴァン杯も戦い、お互い疲労もあるとは思いますが、2週前のアウェイリーグ戦では負けに等しいドローだったので、今度はホーム等々力です。ルヴァン杯はともかく、リーグ戦でもしっかり勝ち越してもらいたいと思います。
ルヴァン杯では幸いにも大勝できましたが、相手は今度こそ、しっかり研究してくると思います。昨季の天皇杯王者ですし、もともと力のあるチームです。これまでのことは一旦忘れ、驕ることなく、しっかり目の前の相手に集中していきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ランキングに参加しています。また読みたいと思っていただければ、押していただきたいと思います。
