おはようございます。優勝候補のベルギーをあと一歩のところまで追い詰めましたが、それでも最後に強さを見せたのはベルギーでした。ただ、日本は、前評判からすれば、世界に驚きを与える健闘をしたと思います。悔しい結果でした。
7/2(月)27:00 ベルギー 3 - 2 日本 ロストフ・アレーナ
得点:48'原口(日本)、52'乾(日本)、69'ヴェルトンゲン(ベルギー)、74'フェライニ(ベルギー)、90+4'シャドリ(ベルギー)
前半、序盤に数回のチャンスを作るも、それ以降は、ベルギーに押し込まれる展開となり、なんとか粘って無失点に終えてくれていたので、辛抱していれば、後半何かのワンチャンスで得点できればというところで、ある意味想定通りの前半だったと思います。
しかし、後半早々、柴崎のロングスルーパスが原口にとおり、原口の思い切りの良さもあり、先制に成功。また、立て続けに、バイタルエリアでの落としから、乾のミドルが決まり、望外にも2点を先制することができました。
後半の早い時間帯だったのですが、1得点はあっても2得点は、本当に想定外だったので、まさかはあるかもしれないと思わせてくれる幸せな時間を過ごすことができました。
が、やはり地力に勝るベルギー、1失点目は、浮いたボールが入ってしまう不運はありますが、押し込まれていた以上、やむをえなかったか。
ここで、気持ち的に日本が引いてしまったのか、1点取り返して勢いを取り戻したのか、ベルギーが攻勢に出て、途中交代で入ってきたフェライニの高さと強さに屈して、2失点目。
それでも同点であり、あと数十秒で後半終了、延長戦に入れば、また流れが変わるかもしれないと一縷の望みを託したかったところですが、カウンターから痛恨の3失点目で、ジエンド。
2点先制し、それ以降の数分間は、ベルギーの選手らの焦りも出ていて行けるかもしれないと思ったのですが、やはり2対0は危険なスコアと言われるように気持ち的な隙があったのかと。
そう思うと、不運な形とはなりましたが、1失点目がベルギーに勢いを与えてしまったという点で、敗因ではないかと思います。
3度目のベスト16に入り、後半2点をリードした時には、本当にまだ見ぬ先を見させてくれるかもしれないと夢を見させてくれましたが、そこまでたどり着いたが故に、悔しい悔しい敗戦となりました。
グループリーグ、賛否両論を巻き起こすような形で突破をしましたが、優勝候補のベルギー相手に堂々たる戦いをし、追い詰めたと思います。このラウンド16の戦いができたことで、グループリーグでの突破の仕方も、一つの戦術として、肯定的に取ってもらえる結果を出したのではないでしょうか。
最後に、フロサポなので、ここは譲れないところですが、2-2の時点で、柴崎を下げるのであれば、守備的な山口ではなく僚太が見たかった。ひょっとすると何かをしてくれたのではないかと思います。
僚太は、ロシアの地まで行ったことは紛れもない事実ですし、また、そこで起用されなかった悔しさもまた経験としてもらいたいと思います。
単純に比較はできませんが、ドイツ大会で唯一フィールドプレイヤーで起用されなかったG大阪の遠藤は、その後の代表で、誰よりも欠かせない存在にまで成長しています。
僚太は、次の日本代表にて、必ず活躍してくれる存在になると信じてますので、まずは、川崎に戻ってきて、無双の活躍をしてもらいたいと思います。
W杯開催当初は、ここまでの健闘をするとは思っていませんでした。それが、ここまで4試合、期待以上の健闘を見せて、ひょっとすると次があるかも、というあとわずかのところまで連れて行ってくれた日本代表の監督、選手、スタッフ及び関係者の皆さんには、感謝しかありません。
4年後、日本が更なる高みに行けることを信じ、僕らサポは、Jリーグの試合を観戦し、チームと共に戦うことで、日本のサッカー文化の礎としていければと思っています。4年後、また、声援を送りましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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