ハリルホジッチJapan vsブルガリア レポート 油断 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

ずいぶん、時間がかかってしまいましたが、昨日、ハリルホジッチJapanの一応、キリンカップという国際大会の準決勝という位置づけでブルガリアと対戦しました。これまで一度も勝ったことがない難敵との触れ込みでしたが、蓋を開けてみれば、7-2の大勝でした。


6/3(火)19:40 日本 7 - 2 ブルガリア 豊田スタジアム
得点:4'岡崎(日本)、27'香川(日本)、35'香川(日本)、38'吉田(日本)、53'吉田(日本)、57'宇佐美(日本)、59'M・アレクサンドロフ、(ブルガリア)、82'チョチェフ(ブルガリア)、87'浅野(日本)

日本 4-3-3


---------------9岡崎-----------------
---13清武------10香川-----14小林悠---
--------7柏木-------17長谷部--------

---5長友---6森重--22吉田--19酒井宏--
--------------1川島-----------------
44' 10香川 OUT → 11宇佐美 IN
46' 9岡崎 OUT → 15金崎 IN
59' 14小林 悠OUT → 18浅野 IN
70' 13清武 OUT → 8原口 IN
76' 17長谷部 OUT → 3遠藤 IN
84' 22吉田 OUT → 2昌子 IN


ブルガリア 4-4-2
------------8ランゲロフ----10I・ポポフ--------------
----11マルセリーニョ-------------7M・アレクサンドロフ-----
-----------18チョチェフ-----21ディアコフ--------------
-20J・ミラロフ--3A・アレクサンドロフ--4テルジェフ--2S・ポポフ--
--------------------1ミトレフ--------------------
46' 3A・アレクサンドロフOUT → 16I・イバノフIN
56' 11マルセリーニョ OUT → 17G・ミラロフIN
58' 10Ⅰ・ポポフ OUT →22ベレフIN
62' 2S・ポポフ OUT →14バシレフIN
72' 8ランゲロフ OUT → 23フリストフIN
76' 7M・アレクサンドロフOUT → 19G・イバノフIN


僕は、フロンターレサポですから、当然、目が行くのは、ユウが先発で、どこまで活躍できるかという点にかかっています。また、しばらくの間、西川が担ってきた守護神の役割をエイジが奪い返したという点でも注目でした。


試合展開は、いろいろなところで出ているいので、僕が気になった点だけ書いておきます。


まず、ユウですが、守備に関しては、ハリルホジッチ監督が求める前線からの素早いプレスを実践していましたし、十分及第点だと思います。


一方、攻撃に関しては、香川の2点目、日本の3点目のアシストのシーンでは、ユウの得意な反転からのクロスで見事に得点に絡みましたが、それ以外印象に残るプレーがなかったのも事実です。交代して入った浅野が自らの突破で得たPKを沈めて得点していることに比べると、アピールに成功したとは言い難いように思います。


ただ、テレビ画面に出ていたユウを追っていましたが、前線で、上下動を繰り返しており、ユウの動きを生かすパサーがいれば、ひょっとするとひょっとしていたかもしれません。逆に言えば、ユウは、代表での動き、代表でのパスのもらい方、出され方を学ぶ必要があるのだと思います。


たられば、ですが、ケンゴがいれば、あるいは、選出されていながら試合に出ることがなかったリョウタが試合に出ていれば、何かが起こったかもしれないと空想してしてしまいます。


ユウは、あの中で、どうすれば、どういう動きをすれば、どこにパスが来るかを悟れば、一皮むけるのだと思います。


そして、エイジですが、前半至近距離からのヘディングシュートを片手で反応してはじき出しましたし、何より圧巻は、終盤のPKを止めた場面。鳥肌ものでした。


とはいえ、1失点目では、果敢な飛び出しが、失点に絡んでしまいましたし、2失点目も届く範囲に打たれたので、何とか触って欲しかった。それでも総論としては、エイジは、衰えている印象は一切なかったと思います。


そして、この試合自体なのですが、ブルガリアの選手にまったく気迫を感じませんでした。特に前半。僕には、盛んに宣伝していたポルトガルに勝った国のチームにはとても思えませんでした。


長旅の疲れなのか、慣れない気候なのか、モチベーションのなさの理由はわかりません。いくら日本でもあれだけ前を向いてプレーできれば、それは点だって入ります。また、前半の早い段階で点が入ったことで、早くも集中が切れてしまったのかもしれません。いずれにしても本当に欧州のチームなのかというくらい質がよくなかったように思います。


一方で、それでも2失点しました。しかも一回PKストップがありましたので、限りなく3に近い2失点です。2失点とも前線とDFラインとか間延びしてそのスキを突かれての失点だと思っています。


この試合、前半からかなり日本は飛ばしていたので、その疲労が出たために生じた間延びであって、大量得点に油断したのではないのかもしません。そうなると、少しばかり事態は深刻であるように思います。


この試合は、親善試合同様6人交代が認められていただけに、先発も安心して飛ばせたし、交代で入った選手もフレッシュでした。しかし、W杯予選になれば、3人交代となります。その時に、間延びした守備にならず、失点を抑えて、試合を終えきることができるかが心配になりました。


大量得点による油断だけなら、それほど心配はしないのですが。いずれにしても次のボスニア戦でどういう試合を見せてくれるのか、楽しみにしたいと思います。そして、呼んだからには、リョウタも試合で、試してほしい、川崎の逸材の一人です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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