2016 J1-1st第12節 vs神戸 レビュー 骨折 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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昨日は、ホーム等々力で、神戸戦がありました。今期は、アウェイが全勝で、ホームで勝てないという逆転現象に加え、川崎の良さを消してくるネルシーニョ監督率いるチームとあって、相性の悪さが不安視されましたが、終わってみれば、見事な快勝でした。


5/14(土)15:00 川崎 3 - 1 神戸 等々力陸上競技場
得点:45+3' 渡邉 千真(神戸)、57' 大久保 嘉人(川崎)、63' 大久保 嘉人、90' エウシーニョ(川崎)


川崎フロンターレ 4-2-3-1
---------------13大久保---------------
---2登里--------14中村------11小林悠--
----------21E・ネット--------10大島--------
---20車屋---21エドゥーー---3奈良---18エウソン--
-----------------1成龍-----------------
45+2分 3奈良 竜樹OUT → 5谷口 彰悟IN
82分 2登里 享平OUT → 22中野 嘉大IN
88分 11小林 悠OUT → 6田坂 祐介IN


ヴィッセル神戸 4-4-2
-----------19渡邉-----20増山--------------
---32前田-------------------------24三原--
-----------17田中-----14藤田-------------
---3相馬--39伊野波---8高橋祥----6高橋峻---
----------------18キム・スンギュ------------------
58分 20増山 朝陽OUT → 15小林 成豪IN
63分 32前田 凌佑OUT → 2田中 雄大IN
69分 14藤田 直之OUT → 31中坂 勇哉IN


この試合、僕は、仕事が入ってしまったので、ホーム等々力での対戦であったにもかかわらず、駆け付けることができず。おまけにOBドリームマッチに至っては、まったく何がどうなったのか、わからずに終わってしまいました。どこかで何か放送を見る機会がないかなぁ。残念です。


さて、対する神戸は、守備の要である岩波を出場停止で欠く上に攻撃の要であるレアンドロとPジュニオールの2人までが、いませんでした。これで神戸は、戦う前から駒を落としで戦わざるをえなかった状況と言えます。


試合は、神戸のスタメン選手の事情もあり、戦術上からも守備から入るということが徹底され、当然のごとく、序盤から川崎がボールを保持することができました。神戸にしてみれば、川崎に持たせ、少ないチャンスの中で、仕留めるというプランだったのでしょう。


川崎は、何度もいい崩しを見せ、右サイドのエウソンから中央にわたってユウが受け、決定的なシュートを放ったシーンなど、枠を捉えられませんでしたが、決まっても当然のシーンを作り出していました。


しかし、決めきれない。こうなるとサッカーの神様は意地悪をするもので、前半終了間際、タツキのファールが後ろから行った形となり、バイタルエリアでFKを献上してしまいます。


なお、タツキは、この交錯で、左足を怪我し、ショウゴとの交代を余儀なくされます。そして、CBが変わったばかりでしかも前半終了間際のアディショナルタイムでのことなので、注意を要するところだったのですが…。


渡邉千真のFKは、壁になっていたケンゴにあたり、コースが変わり、そのままゴールに吸い込まれてしまします。これは、ソンリョンもノーチャンスでした。


なお、タツキは、のちの診断で左脛骨骨折で全治4か月を要する見込みで、トゥーロン国際はおろか、リオ五輪本大会も出場が絶望的との報道が出ています。これは、フロサポだけでなく、U23日本代表としても痛すぎる結果で、もう何とも言えない状況となってしまいました。


タツキ本人が一番悔しいでしょう。今後の経過次第だと思いますが、なんとか出場できるところまで回復してもらいたいです。


前半の終了間際に神戸に得点され、ある意味、プラン通りの結果で神戸は前半を折り返したわけですからネルシーニョ監督からしたらしてやったり、だったのかもしれませんし、見ていたときは、やられたと思いました。このまま、神戸戦が鬼門化してしまう嫌な空気も流れたと思います。


ただ、後半も、相変わらず、ボールを保持し、チャンスを作り続けてていると、その愚直さにサッカーの神様が振りむいてくれたのか、エリア内でのユウの右サイドからの突破を止めたとして、PKを獲得します。


そのPKをヨシトが冷静に左隅に流し込んで、同点に追いつきます。さらにはその数分後、ノボリが中央突破し、浮き球のパスを送り込み、そこにヨシトが、直観なんでしょうが、飛び出したGKキム・スンギュをあざ笑うループシュートを決めて、逆転。


さらには、神戸は、三原が2枚目のイエローカードをもらったことで、退場となり、残り20分ほどを10人で対応することとなります。


そうなると、もう川崎はイケイケのはずなのですが、なかなか決めきれず。途中残念だったなと思ったのは、ヨシトが抜け出しかけたシーンがあったのですが、オフサイドのセルフジャッジでプレーをやめてしまったシーンがありました。


それでも、最後は、終了間際の90分にタサの浮かしたボールに反応したエウソンが超絶のトラップでボールを止めてそのままシュートを決めて3点目を決め、追いすがる神戸に印籠を渡します。


もともと、神戸は、ベストメンバーも組めない中でのアウェイ戦で、川崎は、勝ち点3を取ることが当然視されていてもいい試合だったのですが、前半だけ見ると、いいサッカーをしているのに結果がついてこない状態で不安にさせれられました。


ただ、今期、強くなったなと思えるのは、それでも焦れずに、そしてブレずにやり続いて、ひっくりかえして勝ち切ったということ。


この試合、ヨシトの350試合出場でしたし、最多ゴールも165まで伸ばしましたし、終わってみれば、メモリアルなゲームとなりました。そして、浦和が引き分けたことで暫定ではありますが、再び首位に戻ったというおまけまでついてきました。


もっと、浦和は、1試合少ないので、勝ち点1差の首位に意味はなく、まだまだ離されないようについていくという意識だと思います。


それよりも何よりも痛いのは、タツキの骨折。もともとタツキもリョウタやリキとともにトゥーロン国際があるので、しばらく離れることは覚悟していましたが、骨折で4か月となると、ちょっと計算が立ちません。今期の補強で間違いなく成功した一人で、タツキのおかげでいくら勝ち点を拾ったかわかりません。少なくとも勝ち点5以上の活躍をしていたと思います。


また、オリンピックは4年に一度だし、年齢制限もあるので、間に合ってほしいですが、診断どおりの時間がかかれば、絶望的になります。個人的には、この試合の勝利よりタツキの骨折が重く感じられることとなった試合でした。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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