2016 J1-1st第10節 vs仙台 レビュー 悪癖 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

更新、少し遅くなりましたが、昨日、ホーム等々力でベガルタ仙台との対戦がありました。相手はここ6試合勝ちがなく、調子を落としているチームであり、川崎は、タイトルを狙うのであれば、ホームですし、勝ち点3は取らないといけない試合でしたが、1-1のドローでした。


5/4(水)14:00 川崎 1 - 1 仙台 等々力陸上競技場
得点:70' 富田 晋伍(仙台)、73' 大島 僚太(川崎)


川崎フロンターレ 4-2-3-1
---------------13大久保---------------
--19森谷--------14中村------11小林悠--
----------5谷口-------10大島----------
---2登里---23エドゥー---3奈良---18エウソン--
-----------------1成龍---------------
54分 19森谷 賢太郎OUT → 20車屋 紳太郎IN
65分 5谷口 彰悟OUT → 26三好 康児IN
86分 2登里 享平OUT → 22中野 嘉大IN


ベガルタ仙台 4-2-3-1
---------------20ハモン・ロペス----------------
---10梁----------8野沢--------14金久保--
-----------18三田-----17富田-------------
---23二見---3渡部----27大岩---4蜂須賀---
-----------------1六反-------------------
71分 14金久保 順OUT → 7奥埜 博亮IN
81分 8野沢 拓也OUT → 9ウィルソンIN



朝の列抽選の時には、暴風雨がすごかったのですが、試合開始時点では、風はそのまま強風でしたが、雨から快晴となっていました。水まきをやっていた時点で、風の影響で2階席にまで撒いた水が飛んでいっていたようですから、ピッチにも思うように水も撒けなかったのではないでしょうか。


風の強さで言えば、試合中、ゴール裏のスポンサーの看板も一部、風で動かされて、ズレたりしていました。これは、相当の強さだったと思います。ピッチ上で、試合をする選手たちは、風を計算しながら、プレイしなければならないため、相当大変だったのではないかと思います。


そういった天候であり、いつもと勝手が違うのはわかりますが、試合内容としては、どちらが上位につけているクラブなのかわからない展開でした。


前半こそ、まだ運動量があったため、川崎は、攻勢に出る時間帯もあり、実際、オフサイドとはなりましたが、2度もゴールネットを揺らしました。


しかし、そういった決めなければならない時間帯に決められないと、サッカーの神様は、そっぽ向くようになっているのか、先制点は、仙台の左サイドからのクロスに富田に頭に合わせられ、綺麗に崩されて失点です。


ただ、そのすぐ後の3分後、リョウタが右サイドをドリブルで自ら突破し、ほとんど角度ゼロのコースのないところから、GK六反がニアを閉めているのを理解して天井を射抜きました。ゴール裏のから見ていたので、どう打ったら、ああなるのか、一瞬わかりませんでしたが、これはリョウタのゴラッソでした。


このゴールにより、等々力劇場開幕の期待はも高まりましたし、エウソンのクロスにヨシトが合わせられなかった見せ場もありましたが、その後は、結局両チーム無得点のまま終わり1-1のドローでした。


ただ、シュート数も上回られましたし、明らかに怖さを感じられた攻めができていたのは、仙台だったと思います。後半もリョウタの個人技での得点を除けば、仙台から脅威を受けている時間帯がながかったと思います。


誰も言い訳はしないでしょうけど、日程が過密になってきていて、今期の川崎は前線からのプレスで飛ばしていっているように思います。そのため、後半になってから運動量が落ちたように感じました。


この落ちた運動量は攻撃で、パスを受けるために顔を出すために必要な運動量まで奪ってしまって、パスミスが多くなってしまったのかなと思います。もっとも、アイデア、工夫、意外性で運動量に頼らなくてもパスに顔を出すことはできたと思いますが、それもなかったかと思います。そのあたりが、風間監督が言っていた選手が何もしなかったなのかなと。


それでも、後半途中から入った川崎の至宝ミヨッシには、GK六反に阻まれましたが、シュートもありましたし、何か打開して、点を取ってやろうという気概を感じ、希望が持てました。


仙台にしてみれば、リョウタの個人技を除けば、勝てた試合であったし、残念だったと思います。逆に川崎は、タイトル争いをするつもりであるのなら、ホーム等々力で、圧倒できない試合をしていてはダメでしょう。それは、仙台に限らず、離れた下位クラブには常にです。


J1のリーグ戦でどのクラブとやっても簡単な試合はないのは承知していますが、それでもタイトルを取ったクラブは、後で振り返ると、きっちり勝ち点3を積み上げていることがわかります。川崎は、大事な試合を落とす、下位クラブに勝ちきれないという悪癖が再発しつつあるよう思います。


せっかく、その前の試合、G大阪に勝ったのに、その価値をもっと大事にしてもらいたかった。次、タイトルもとったことがある好調柏です。しかも鬼門となっている日立台です。ここを勝ち切れるなら、また、次を語る資格が出てくると思っています。


この試合の反省と総括をきっちり行って、次の試合では、違う姿を見せてほしいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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