そうね、うん



くだらない。



うんとても



わたしたちはきっと




冷静と情熱の間ならず




くだらなさと大いなる熱望の中で生きているのだとおもう。






期待して魅せてもがいてあがいて朽ちて焦がれて。





そしてうん大丈夫と意味付けするの。





足枷を壊して払いのけて。




ママの記憶を頼りに。





溢れる想いを好きにこだまさせて。





上手に意味付け出来るといいね。





わたしは貴方の意味付けが大いに幸せで溢れる事を願う。





そうわたしは願い人になりたい。




唄うたいにはなれなくとも。




人は祈りの中で生きるから。願いに生かされているから。




だからわたしは願い祈る。




この朽ちた身一つで。




願いだけは。奪われないし失えない。







体で。全部で。





朝が来ることを。トンネルが終わることを。





次の樹海が待ち構えようとも。





ママの記憶を頼りに。
関東在住の女子大学生の中に


自分の引越しの日に人んちでオールして酒も入って寝不足の状態で臨む人って


何人くらいいるんだろーーー



さて



引越しです



一人暮らし前夜に自宅にいないわたしは親不孝ものなのでしょう



だけど なんだか



絶対的に安心しているのです わたし




どっか沖縄にでも吹っ飛ぶわけでもないですし




一週間くらい帰らないこともこれまでにあったようなわたしは不良娘なわけで






なにより


家族という繋がりに甘えているんだとおもいます





うん 大丈夫




なんてこたないさ。
久しぶりに。


思い出したのあの事。あの頃の事。


秘密の部屋での秘密の話。


わたしはこうやって時々扉を開けては哀しみと執着を繰り返すの。


わたしの児童期で止まった記憶。時間の止まった秘密の開かずの扉。


誰にも見せられないの。パスワードはわたししか知らないから。


でもね


時々こっそりパスワードをひとに耳打ちするの。


でもね


なかなか入って来られないんだって。


ママがゆってた。


だから。


独りでしくしくしくしくしくしく。


そうやってわたしはすがることを繰り返して覚えて練習したの。


上手に笑えるように。


可愛くいられるように。


でもね


やっぱりわたしには難しいでしょう?って


扉のむこうから声がするの。





なにをしているの?ばかなの?みえていないの?

どうしてあの白い鳥たちみたい上手に餌を貰えないかって?わかりきったことでしょう?

あまえないことね。きたいしないことね。

殺すのよ。殺すのよ。きれいさっぱり殺すのよ。





って。


あーあ


そうねそうだったわね、わたしは枯れているんだった。


大きな小鳥のとまれる樹じゃないよ、わたしは。


そう見えるかもね、だけどそれはまがい物。


偽物なんだ。


とまった瞬間に、枯れちゃうの。


ちゃんと宿らせてあげられないの。


宿らせてあげられるようになりたくて


一生懸命緑をたくさん重ね塗りするのだけれど。


やっぱりまがい物はまがい物だって。


フクロウが教えてくれたんだ。





扉のむこう。ひどい夜。枯れた大きなまがい物の樹。


滑稽すぎて 笑えちゃうね、