3連覇ならず惜敗!東洋大学
史上6校目の「3連覇」を目指した東洋大学。
200キロ以上を走り抜いた果ての、わずか「21秒」。
箱根駅伝87回の歴史の中で、最少僅差での惜敗でした。
今年、もっとも悩みながら箱根を迎えた「新・山の神」柏原。
2年前、彗星のごとく現れたスーパーエースは、
3年目にして大きな壁にぶつかりました。
1年目の箱根5区で、順大・今井が持っていた区間記録を
大幅に更新し、「新・山の神」と賞賛された柏原。
「元祖・山の神」の今井の記録は、
「10年は破られない」とまで言われた記録でした。
2年時は、トラックでも実績を残し、
一躍大学長距離界のエースに。
2回目の箱根でも5区を走り、
「ライバルは去年の自分」と言い放ち、
なんと前年の自身の記録をさらに更新する神っぷり!!
しかし、人気の裏で、一部ネットなどでは、
「前の選手を抜くときにちらっと見るのは威嚇している」とか
「ガッツポーズは礼儀を欠いている」などの中傷も・・・。
(いやーかわいそうですな・・・)
レースでも、少しタイムが落ちればすぐに「不調」といわれる。
昨年前半のケガと、こうした周囲からのプレッシャー。
20歳の大学生にしては大きすぎる壁。
「初めてのスランプ」に、夏場は本当に苦しんだそうです。
夏合宿でも、まわりの選手についていけず・・・
ケガの影響もありますが、重度のプレッシャーによる、
精神的なダメージが大きかったそう。
夏場の1ヶ月、チームを離れて地元福島に帰郷し、
療養するほどの落ち込みぶり。。。。。
10月の駅伝シーズンに入っても、本調子には戻らず、
最初の出雲は欠場。
続く全日本はエース区間を走るも4位どまり。
「柏原不調」という声がどんどん大きくなる。
神は戻ってくるのか・・・・。
そんな柏原くんを支え続けたのが、
同年代を中心としたチームメートたち。
箱根を前に「とにかく楽しんで走れ!」と
ゲキを受けたそうです。
中継所のウオーミングアップでは、
やや堅い表情にも見えたけど、
5区のスタートラインに立ったときの柏原は
心を決めたかのような顔つきだった。
スタート直前に、酒井監督に電話をして、
「いけるかつぶれるかのどちらかなので覚悟しておいてください」
と伝えたというのも、彼らしいエピソード。
結果は、見事に逆転の往路優勝!!!
芦ノ湖でのゴール後のインタビューで、
柏原は開口一番「やったぞ田中ーーーー!!!!」笑
おそらく中継を見ていた全国の視聴者はポカーーン笑
「田中」とは、復路9区を走る3年生選手のこと。
柏原の一番の親友の選手です。
前回の箱根では、復路を走る田中に対して柏原が
「俺が差を広げるから!」とエール。
そして昨年の全日本では、不調の柏原に対して田中が
「うしろには俺がいる」と勇気づけ、
今回も5区の出走直前に「楽しめよ」と柏原に激励メールをしたそう。
「田中ーーー!」はちょっと拍子抜けしましたが笑、
柏原と田中の2人の絆を思うと胸熱でした!!!!
(ただ、叫ばれた本人は「恥ずかしかった」とのことwww)
そしてその後、向けられたカメラの前で、
「チームメートがいてよかった」と柏原が号泣。。。。
泣けるなーーーーーー涙涙涙
全日本での悔し涙を払しょくする、達成感ある涙でした。
だからこそ、2位という結果には強烈な悔しさを感じているでしょう。
精神的なつらさを乗り越えての復活、
そして惜敗の2位。
今シーズン、悩みに悩んだ「山の神」は、
確実に強くなって来季に戻ってくるだろう。
楽しみでもあり、脅威でもありますが、期待ですね。
柏原くん、本当におつかれさまでした。
にしても、レース終了後の酒井監督の挨拶・・・
泣けましたね。。。。
そして、給水のために監督車をおりて選手と並走する
軽やかな酒井監督、
萌えましたね。。。。(しかもスーツ!)
東洋大学は、1月4日、朝6時から練習を開始したそうです。
もう来年の箱根駅伝は始っています。
(といいつつ、タイヘンだなぁ選手。。)
次回はいよいよ「駒澤大学」です。