いやぁ〜、確かに言いました。


「平松塾」は長時間の自学自習をする塾なので、塾の勉強ルートで出した課題をやり終えたら、学校の宿題をやってもいいし、どんな勉強をしてもいいと…


「先生、これどういうことですか?

2段階右折する時に、5車線で左折専用レーン、右折専用レーンの両方がある場合は、どこを走ればいいんですか?

というか、そもそもこれってどういう状況なのか分からないんですが…」


「笑、〇〇さん、何の勉強してるのよ!」


「原付免許を取ろうと思って、勉強してるんですが、なかなかイメージ出来なくて。」


「え?親は許可したの?

危ないって反対するでしょ?」


「賛成してくれました。

お母さんは免許を持っていなかったので一緒に原付免許を取りに行くことになって…」


「あら、いいお母さんだね」


「それと、クラッチって、なんですか?」


「あー、これはね…」と図を描いて説明して、さらにクラッチの仕組みもざっと教えました。


まぁ、まだ高校1年生だからいいっか!


と言っても、大学受験まで2年を切ってしまっています。


1月14日に受けた「東進 共通テスト同日模試」で〇〇さんは、

英語リーディング17点、偏差値34.9


ここから勉強して、2年後に立教明治法政に現役合格を目指しています。


その前に「高卒認定試験」で不合格だった日本史を合格させないと…。



やらなければならない勉強はたくさんあります


でも、高1、高2のうちは週4日、帰宅せずに直ぐに塾に来て、21:30まで勉強してくれれば、いいかな。



どんな勉強を、どれくらいのペースで、こなしていけば偏差値20台、30台、40台の生徒が現役で立教明治法政に合格出来るかを私は把握しているので、高1高2のうちは部活動に参加してもいいし、受験勉強以外の勉強に興味を持つのもいいと思います。


ただし、アルバイトだけは絶対に禁止です。


自分で働いて得たお金は尊いし、嬉しい。

若いうちに社会経験をすることは、自身を成長させ、また親の苦労と偉大さを気付かせてくれます。


小銭があると、ちょっとした小物を買えるし、オシャレも出来る。


でもね、一度、小銭を手にして自由を経験してしまうと抜け出せなくなってしまう。

アルバイトを辞めた瞬間に、それまでの自由が無くなり身動きが出来なくなってしまう。


もう、小銭のない高校生活に戻れなくなってしまい、高2の夏前に辞めるつもりで始めたアルバイトが高2の秋までになり「人手がないからお願い!」と店長に頼まれてクリスマス、年末年始も働き、キリよく高2の3月まで続けるか!となり、4月になってしまい高校3年生。


この時点で共通テストまで9ヶ月!


在籍高校偏差値65を超えている生徒なら、

高3の4月で模試偏差値が20台30台でも、

現役で立教明治法政に合格できます。


彼ら彼女らは高校受験でトップを取るための努力の程度を知り、実践し、合格を手にした経験を持つ「二月の勝者」だからです。


どんなに偏差値が低くても、自学自習に耐えられる精神力を持ち合わせているので、勉強を始めればすぐに偏差値60を超え、トップ高校の生徒は現役で立教明治法政に合格してしまうのです。


しかし、同じ模試偏差値20台、30台でも、

在籍高校偏差値が50前後の生徒は、

アウトです。


「MARCH」より2ランク下の大学群「日東駒専」でも現役合格は無理だと思います。


勉強してトップを取るための努力を知らないので忍耐力がなく、すぐに勉強を投げ出してしまうからです。

「やる気はあります!」と言いながら、塾に来るとすぐに眠りにつき、英単語50題暗記に2時間もかけ、一体、何しに塾に来ているのやら…



よく「うちの子と違って、あの子は地頭がいいから…」と言って現実から逃げるバカな親がいますが、そうじゃないでしょ!


小さい時から、子供の勉強にちゃんと時間を割いて付き合ってあげてましたか?


忙しく働き疲れ切った毎日の生活の中で、晩酌もせず子供の横に座って一緒に勉強していましたか?


今からでも遅くありません。

トップを狙うのは無理があるかもしれませんが、親子でやれることをやってみてはどうですか?



偏差値の低い高校に通っている子は、

「要領よく勉強するコツ」を分かっていません。

「要領よく」と言うと、まるで魔法の勉強方法があるように勘違いする親子がいますが、そんなものは存在しません。

しっかり時間をかけ、基礎を疎かにせず勉強を続けていくうちに「要領よく」勉強が出来るようになっていき、コツを掴めるようになるのです。



勉強の習慣を身につけるのには相当な時間がかかります。


一直線には行きません。


頑張るぞ!

へなへな〜

もう一回、やり直して頑張るぞ!

へなへな〜

俺って意志の弱いクズ人間じゃん!

どうせ、頑張ろうとしても、すぐに挫折するんだから、頑張ることに意味なんてないんじゃね?


まあ、どこにでも転がっている、よく見るパターン。


それでも親が高校生の子供を見捨てず、放置せずにちゃんと構ってあげて、お金をかけて何とか勉強出来る環境を作ってあげる。




 学歴は100%、親次第です



  一緒に頑張りましょう。



  Education can change your life.